表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
209/666

ひ、人の古傷を……。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「どもーー、みんな元気だった? 解説の和美お姉さんだよー。そしてー」


「僕は護衛艦の妖精まきぐも君さ。それでお姉さん作者の新シリーズは今、どうなってるの?」


「えっ、いきなり聞いて来るのね。相変わらず投稿しているみたいだけど、投稿した日に数人見てるだけでね」


「そうなんだ、いい加減こっち一本にしてもらいたいね。僕たちの放送が遅れ気味なんだよ」


「まああの作者は最後まで書けないから、もうそろそろ諦めるんじゃない? それより今週は自衛隊の事じゃないのよ」


「あー、作者が幼馴染と偶然会う話だね」


「不思議よね、偶然とはいえ故郷とは違う町で偶然に信号で止まった車が隣り合うなんて」


「きっとその女性に『縁』があったんじゃないかな」


「へえ、まきぐも君も縁だなんて凄い事言うのね? でもその縁も作者にとっては宝の持ち腐れよ」


「そうだね、奇跡的に出会ったのに信号が変わると同時にそのままサヨナラなんてあんまりだよ」


「まったくのへタレよね、タクシー止めて降りれば向こうも車を止めたでしょうに」


「でもあの作者だから……、仕方ないよね?」


「……そうね、あの作者だからーね」


「それじゃあ次は飲酒運転、だね」


「待って、その話題に入る前にハッキリさせないとダメなのがあるわ。それは操艦と操舵は全然違う、てえことよ」


「操艦は艦を操作することで、操舵は舵を操作することだよね?」


「そうよ、分かってるじゃないまきぐも君。操艦は主に当直士官が行うの、航海長とか砲術長ね。階級は二尉よ」


「だとすると操舵は作者みたいな兵だね、曹と士」


「うん、そこのところを確りと理解したなら解説を始めましょうか」


「でももう一つ『飲酒』があるよお姉さん」


「ああ飲酒ね、これは航海が一週間以上続く時とか遠洋航海で許可されるのよ。今はどうなのか分からないけど、まきぐものではビールは勿論日本酒ウイスキー何でもござれだったそうよ」


「しまゆきでは違ったの?」


「ワインとかはよかったみたいだけど、基本的にビールのみになってたわね。艦で違うと思うわ」


「なるほどね、この話では主に『まきぐも』での事を書いてるみたいだね」


「まあ飲酒はこんな所ね。それじゃあ解説に入りましょうか」


「うん、でもチョット待ってお姉さん、実はもう時間が無いんだ」


「しまった! 前置きをやり過ぎたみたいね」


「だね、だから続きは次回と言う事でー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ