決着をちゃんとつけないとダメみたいです。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「ヤッホー、みんな元気だったぁ。解説の和美お姉さんだよ。そしてー」
「僕は護衛艦の妖精まきぐも君さ。お姉さん先週はちゃんと寝られたの?」
「あーうん、木曜と土曜に出て来たけど・・・・・・危害を加えられることは無いみたいー、だからー・・・・・・」
「そっかぁ、なにかあったらちゃんと言ってねお姉さん」
「ありがとねまきぐも君、ほんと鬱陶しくてーハ、ハハ。ま、それはそれとして今週も解説を始めるね」
「うん、今回は幽霊船の話しだよね?」
「幽霊船? 幽霊船ねぇ・・・・・・、もうUFOでいいんじゃない? 当直士官もUFOにしとこうって言ってるし」
「作者は前回の白い影とひっくるめて、海戦で沈んだ空母にしたいんだと思うんだけど・・・・・・」
「そ、そんな幽霊船居るわけ無いじゃない! 幽霊船と言ったらボロボロの帆船に決まってるし。もし仮に居たとしてもそのまま日本に帰ってくればいいんじゃなくて?」
「まぁそうなんだろうけど、もしかしたら地縛霊的なー」
「ハッ、空母の地縛霊? それこそ有り得ないわよ、鉄の塊よ? それが地縛霊? 笑っちゃうハハーよ」
「土の塊ガイヤの幽霊を見ているお姉さんがそれを言うかなぁ? あ!」
「・・・・・・うっ、うっ」
「うわ! ごめんお姉さん、泣かないでよ僕が悪かったよ」
「ウグッ、まきぐも君の・・・・・・意地悪、うっ、うっえ~~ん、ばかぁ」
「あーまた蹲ってー、立ってよお姉さん。んー仕方無い今日はここまでだよ、フリップ出して!」
カタン、と終わりのフリップが落ちてくる。