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こんなに空は広いのに、あなたはなぜ私の前に・・・・・・。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


 いつものスタジオに衝立の上に乗るまきぐも君と猫耳メイドの和美が立っている。


「みんなー、元気してたー? 解説の和美お姉さんだよー。そしてー」


「僕は護衛艦の妖精まきぐも君さ・・・・・・」


「あれ? どうしたのまきぐも君、なんか元気がないわよ」


「う、うん、実はーいや、何でも無いよお姉さん。早速解説に入ろうか」


「そんな気になるじゃない、話してよまきぐも君」


「いやホント、僕は大丈夫だから。ね? ささっ、お仕事お仕事」


「そう? ・・・・・・ならいいんだけど」


「いいんだよ、今週は楽しみにしてたUFOの話しでしょ?」


「ええ、じゃあ今週のビックリドッキリメカ、じゃなかった今週のテーマUFOについて解説するわね」


「いよっ! 待ってました!」


「・・・・・・なんかやりにくいわね。まあいいわ、今回作者はUFOを見ることができないので自分は嫌われているんじゃ無いか、と嘆いているわね」


「UFOに嫌われる体質なのかもね」


「あー、変な電波出してそうだものね作者って」


「あ、いや、うーんそう言われるとそうかも」


「でしょ、でね、そのUFOがどんな形や色をしてて、どのようにまきぐもの周りを飛び回ったのか、そしてどこまで近付いたのかが全然分かんないの」


「作者がその手の情報せ何一つ収集してなかったのだから仕方無いよ」


「いくら悔しかったからって、少しは情報を集めて欲しかったわよ」


「ネットには何も無かったの? 確か鹿児島上空も飛び回ってたみたいだよ」


「ええ、調べたんだけど三十年以上前のことでしょ、全然出てこないのよ」


「情報消されちゃったのかもね、政府は自衛隊とUFOは関わってないって言ってるし」


「ハハッ、まさかー・・・・・・。そうね、あり得るかも! もしかしたらそのUFOまきぐもに何かメッセージなんか伝えていたりして、そしてもの凄く近くまで接近遭遇してるかも知れないわ!」


「え? そ、そこまではー」


「いいえ、きっとそうよ、これは本格的に調べなきゃいけないわね。まきぐも君、今日はここまでにしましょ、今から組織の情報部を総動員して調べ上げてみせるわ!」


「え! お姉さんまだ時間がー、待ってよー落ち着いてよお姉さん」


「それじゃあみんなー、バイビーー・・・・・・あ、あ痛っー! カメラのケーブル踏んで足捏ねちゃった。でも私負けない! 来週まで待っててねー・・・・・・」


「あ、和美お姉さーん大丈夫?・・・・・・あーあ、あんなに張り切って。ま、お姉さんらしいけど。あ、僕も挨拶しなきゃ、みんな来週もお楽しみに、バイビーー」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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