ポイントが減っちゃった。あぁ、これは二百行くかなとか思ってたのに。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「ヤッホーみんなぁ、先週は途中で中断してごめんなさい。今度アル中の作者に会ったらピーをピーしてピーしとくから」
「だからそれ言っちゃあダメだって、修正入れられてるよ、これじゃまた途中で着られちゃうよ。先週はそれて視聴率が下がったんだからさぁ」
「ええっ! 私順調に伸びてるって聞いてたわよ」
「実は先週一気に8ポイントも下がったんだって、絶対自衛隊のこと解説してないからだよ」
「そ、そうね、先週も解説できなかったもの。じゃあ今日は早速解説しましょうか」
「うん、それがいいよ。そうだ、僕が書いた手紙をまだ読んでなかったよね」
「そうね、読もうとしたら切られちゃったんだよね。じゃあそれからー・・・・・・」
「どうしたのお姉さん? 早く、早く読んでよ」
「せ、せっかく隣に居るんだからわざわざ手紙なんて読まなくてもいいじゃない? 直接聞いてよ」
「・・・・・・無くしたね、いや、捨てちゃったんだね?」
「捨てたなんてそんなことー、しないわ。アパートに帰ったときまでは持ってたのよ、たぶん」
「ハァ、もういいよ。直接質問するよ、囮魚雷をもう少し詳しく解説してくれないかなぁ」
「お、囮魚雷を? う、うーん、そこまで詳しくないのよねぇ。まあいいわ知ってる事だけ解説するわね」
「うん、それでお願いするよ」
「なんか投げやりね、えー囮魚雷の全長は二メートルぐらいで直径は短魚雷より細いの。だから専用の投射台が必要だったのね。それともう一つ有線で繋がった操作盤の付いた箱があってこれは縦横三十センチぐらいので、タコメーターが幾つも並んでいるの」
「そのタコメーターでコースを設定するのかな?」
「うん、たぶんそうね。その操作盤をカチカチと操作するとスクリューがブーーンと回り出すの、直ぐに有線を外して投射器を斜めにして囮魚雷を海へと投下するの」
「そしたら一緒に訓練に参加した艦から短魚雷が発射されるんだね?」
「そうよ、訓練用の短魚雷には火薬の代わりに記録装置が入ってるの」
「あ、もしかして走ったコースを記録しているの?」
「正解、うまく囮魚雷を見つけたらどんなふうに追跡したのかが克明に分かる訳よ」
「じゃあ訓練が終わったら囮魚雷も一緒に回収しなくちゃだね」
「そうなのよ、回収がまた大変でね。まあこれは又別の話なんだけど」
「フーン、今日は久々にちゃんと解説できたねお姉さん」
「そうね、でもまた来週の解説ネタが無いのよ。どうしようかまきぐも君」
「魚雷の回収ネタでもいいんじゃない」
「回収ネタは作者が既にやってるのよぉ」
「あー、あのあほ作者はどこまでもやってくれるね」
「あっ、ダメよまきぐも君が今そなことをー」
プッン。