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何だこの暑さは! 殺す気かっ貴様。

 終戦の日ですね。


 自衛隊に居た頃この日は何をしていただろう? 覚えている日が一日だけある。


 それは第一術科学校に居たときだ。


 何故覚えていたのかと言うと、その日は休日で学校にあまり人が居なかった。なのでお昼の昼食も簡単メニューである。


 私はそれを食べに食堂へと向かう途中いきなり「黙祷止め」の号令がかかった、なぜか私は黙祷の号令を聞き逃していた。


 自衛隊では昼に黙祷をするみたいだ。


 艦ではどうしていたのか覚えていない、多分黙祷はしていたのだろう。


 艦では激戦の地(主にミッドウエー)に行くと慰霊祭が行われる。


 儀仗隊がパパン! と空砲を撃ち、艦長が花輪を投げ入れる。


 私はこの時お酒を一升瓶で海へと落とした。


 何故私かというと父親の兄が南方で死んでいると聞いていたからだ。


 家にある古い写真に戦友と肩を組み、椰子の下で笑っている写真を見たことがある。


 あの時は何も考えずに海風に煽られたお酒が私に掛かるのがー、制服がお酒臭くなってしまったのが気になっていた。


 それはそうとー、プロットが全然進まない。主人公の目的とかテーマなんかは私が最も苦手とする分野だ。


 なんせ私自身が目的もテーマも分からないのだから。いや、だから私自身のテーマが分からないのに、小説のテーマが分かるのだろう。


 私自身行き当たりばったりで生きてきたので、私が書く小説もその様になってしまう。


 どうしたものだろう?

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