表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/79

登場キャラクター紹介

【登場キャラクター紹介】


初芝はつしば 藤次郎とうじろう

五十代半ばの市職員にして物書き。理屈っぽく誠実で、怖がりながらも一歩を退かない調査役。怪異を「観察し、言葉にする」ことを得意とし、奇妙な出来事を記録に残す。穏やかな眼差しと柔らかな笑みが印象的。


遊女幽霊(『あたし』)

幕末に短い生を終えた若き遊女の霊。快活で茶目っ気に富み、感傷を笑いで包む軽やかさを持つ。夜の境界を案内する存在で、時に仲間を導き、時に翻弄する。青白いひかりと共に現れる姿は、美しくも儚い。


たま

白猫。赤い首輪と小さな金の鈴が目印。気まぐれに見えて賢く、人の心や怪異の気配に誰よりも敏感。敷居や窓辺で立ち止まり、なにかを見抜いているかのような仕草を見せる。藤次郎や『あたし』にとっては、ときに先達のような存在。


本多ほんだ 正玄しょうげん

日蓮宗寺院の住職で、怪異の扱いに長けた専門家。合気道の達人でもあり、いざというときは素手で場を収める胆力を持つ。ほどよい金沢弁で語る言葉は重みがあり、若い世代の支柱となる。


絹代きぬよ

正玄の母にして、現役で最強とも噂される“師匠”。八十八歳とは思えぬ矍鑠さで、古今東西の伝奇に通じる知恵袋。弓道、長刀、合気道に精通し、金沢弁で豪快に若者を叱咤激励する肝っ玉おばあちゃん。


絢子あやこ

藤次郎の従妹で、正玄の弟子見習い。三十代前半。寺に居候しつつ実務や記録を担当する。勝気で面倒見がよく、場を明るくする軽口も多いが、現場では即座に動ける頼もしさを持つ。


仇敵幽霊きゅうてきゆうれい

藤次郎たちの行く手に立ちはだかる“影”のような存在。怒りや怨嗟をまとい、姿は一定せず。夜の空気を重く変える気配だけで人を圧倒する。何を求めて現れるのかは謎に包まれている。


九尾きゅうび

古より伝わる狐の妖。九つの尾を揺らめかせる姿は艶やかであり、同時に畏怖を呼ぶ。人を惑わす笑みの奥に、計り知れぬ知恵と執念を隠している。味方か敵かも定かではないまま、物語に影を落とす。


守りまもりて

境界を護る存在。人か怪異かも分からぬ立ち位置で、ただ“門”や“しきい”を見張っている。無言で立つ姿は、安心と不気味さを同時に漂わせる。仲間にとっては道を開く存在であり、時に試練ともなる。


三文豪のさんぶんごうのかげ

かつて金沢を歩いた文豪たちの“記憶”が呼び水となり現れる幻影。姿かたちは曖昧で、声や小物、影だけが残響のように現れる。彼らの残した言葉や視線が、藤次郎や『あたし』に新たな気づきを与える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ