表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/25

突然の悲劇

私は沙織ちゃんに電話をかけてみた。

電話にもでない。

(絶対何かあったよね。どうしよう)

旦那に沙織ちゃんの家に送ってもらおうか悩んだ。

でも、家に居るとは限らないし……


旦那も流石(さすが)に気付いて「あれ?出掛けるんじゃなかったの?」と聞いてきた。

「いや、それが……」と、事情を話した。

私が「沙織ちゃんの家に行こうか悩んでたとこなんだけど」と言うと、旦那は「連絡が来るのをもう少し待ってみよう?」と提案した。

私は旦那の提案を飲み込んで待つ事にした。


『何時でも良いから連絡下さい』とメールを入れて夕食を食べ始めた。

心配で心配で、食べ物の味がしない。


夕食を終えて、後片付けに入っても、メールは既読(きどく)されていなかった。


お風呂に入っていた時だ。

旦那が「電話鳴ってるよっ!!」と風呂場の私に向かって叫んだ。

えっ!!

あわててシャンプーを洗い流す。適当に流して、タオルを巻いてリビングへ急いで向かう。

ちゃんと拭いてないので、床中べちゃべちゃになっていたが、そんなの構っていられない。


電話の着信音はもう鳴っていなかった。

スマホを手に着信履歴を確認する。


沙織ちゃんからだ!


少し安心した。

折り返し電話をかけると……

「もしもし?」男性の声だった。

私はしどろもどろになりながら「あれ?沙織さんの携帯で間違いないでしょうか?」と聞いた。

相手は「はい、そうです。私は沙織の夫です」と答えた。

心臓が強く脈打つ。

「沙織さんに何かあったんですかっ!!」かなり大きな声を出してしまった。

ソファーでスマホゲームをしていた旦那がおどろいてこちらを見た。


沙織ちゃんの旦那さんは「私が息子と帰宅すると、沙織が風呂場で手首を切って倒れていて……今病院にいます」と力なく言った。


(嘘でしょ……)


私は頭が真っ白になって、自分がどういう行動を取ればいいのかパニックになった。

「どこの病院ですか?今から行きます!」と、とっさに言うと、旦那さんは「いや、来てもらったところで面会はできないですし……また連絡しますので。すみません」と言って切られてしまった。


大変な事になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ