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スケロクシリーズ 第四話 突然変異体_Xの咆哮

作者:SecondFiddle
 最近羽振りが良くなったスケロク商事に社内旅行の企画が持ち上がり、神奈川県丹沢の山深き南山(なんざん)村温泉の鄙びた温泉宿に一泊二日の計画を立てた。
 しかしそこには謎の巨大生物が、棲息しているという言い伝えがあった。
 その噂を掴んだ原板大学(はらいた)人類学准教授、八女田(やめた)は名誉欲に目が眩み、捕獲に乗り出すよう画策し、その学者先生達を追っかけ回し、ドキュメンタリーに仕立て衝撃な内容を放送しようと企画する国民放送局KHKのクルー達も乗り込んできた。
 助教授とサークルに村全体がどころか、スケロク商事の面々もこの騒動に巻き込まれていくこととなった。
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