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WORLD HAND  作者: 9
3/13

第3話:彼女の秘密

オカルト部


 雄輝は強化人間とともに第2校舎にあるオカルト部の教室に移動する。

 そこには、部員でもない銀河が待っていた。


「遅かった……ずぶ濡れじゃないか」

「水も滴る良い男だろ」

 そう言って、雄輝が胸元少し開けた。


「ウホ」

 その返答に雄輝がドン引きする。


「……お前がやらせたいんだろ」

「何言ってる。お前が勝手にやったんだろ」


 家のことがあって、表立って雄輝に協力できず、一見仲が良いようには見せていない2人だが、2人の時はこんな感じで馬鹿をやりあうほど仲が良かった。


「後、この女ロシアの強化人間だったぞ。何で教えてくれなかったんだ死にかけたっての」

「…………」

 教えなかったのではなく、銀河は知らなかったのだ。


「アイコンタクトで伝えたから」

 しかし、銀河は嘘を吐いた。


「はあ、馬鹿じゃないの」

「……そもそも、強化人間が出張ってくるなんて、お前なにやらかしたんだ」

「これだ」

 そう言って、雄輝はあの指を見せた。


「誰の指だ」

「俺も今はそれが知りたいよ。でも、指じゃなくて嵌めているリングが問題なんだ」

 雄輝は指を空中に投げる。そうすると指が空中に浮かんでいた。


「エキゾチック物質か?」

「ご明察」

「まさか、アメリカからパックったのか?」

「違う。エジプトで見つけた」

「お前は……何でそんな大事なことを言わない」

「アイコンタクトで伝えたから……」

 雄輝は嘘を吐いた。


「あのな、雄輝……」


「うっ……」

 口論になりそうだったが、ロシアの強化人間が反応したので、2人は冷静になって争うのを止めた。


「信じられないパワーだから、さらに縛っておいてくれないか」

「お前はどうするんだ?」

「俺は、コイツの携帯から情報を吸い出す。適材適所だ」


「そうだな……待て、それじゃ俺が人を縛るのが得意みたいじゃないか」

「面倒くさいやつだな。良いから、手を動かせ」

「それは、やってる」

 2人は口論をしながらも仕事を始める。


「雄輝、エキゾチック物質はどこで見つけたんだ?」

「エジプトで見つけたミイラが指に嵌めてた。あの指はミイラのものだ。どうやってもリングが指から抜けないんで、指を折って持ってきたんだ、大正解だったみたいだ」

「ミイラの指だと……」

「そうだ。何故かわからないが復元された。それ以上は何も分かっていない。それよりも、そこの女が、アメリカのエキゾチック物質の研究施設が爆発したと言ってたが、何か知ってるか?」


「アメリカで爆発事故があったという話は聞いてるが、エキゾチック物質の研究施設だっていう情報は掴んでないな。強化人間てのはどうだった?」

「腕で蹴りをガードしたんだが、後ろに飛んで衝撃も緩和したのにこの様だ。脳のリミッターを外してるんだと思う」

 雄輝は片手で携帯に接続したPCのキーボードを起用に操り、銀河に腕の惨状を見せた。

「痛々しいな」


 それを、目で見て確認しながら銀河は手を動かすのを止めない。


「ロシア以外からも、日本に入ってきていると思うか?」

「分からんが、幸い学校に入り込んでいる怪しい人物はこの女だけだ」

「そうか」

「安心しろ、お前個人を守ってやれんが、学校に大人数で押し入ってくるなら、お前個人の問題を超える。三門家が動くさ」


「幹部のばあばどもは、礼司大好きだからな」

「お前も少しは可愛がられていれば、人生違ったんじゃないか」

「冗談じゃない。あんな糞ババアどもに媚び何て売れるか」


 三門財閥は、実のところ幹部は全て女性で構成されていた。これは、三門家が女系一族物語っている。雄輝や礼司のような男子は本当に貴重なのである。

 

 そして、幹部の女性たちの中には、甲子園のスターである三門礼司のファンが多かった。それは、野球球団を買おうと言ってしまうほどの熱狂具合であった。

 当主が窘めたため、球団は買われることはなかったが、一族内での礼司の優遇ぶりは群を抜いていた。そのため、明星高校への侵入は本来なら容易ではないのである。

 強化人間が単独でしか学内に侵入できなかったのも、そのあたりが大きい。

 それは、間接的に雄輝の命を何度か救う結果に繋がっていた。


「拘束完了したぞ。そっちは?」

「…………」


「まだかよ」

「うるさいな。俺は普通の高校生なんだよ」

「都合の良い時だけ普通の高校生ぶるんじゃない。お前が普通の高校生だったら、普通の定義がゲシュタルト崩壊するわ」


「……俺は俊太郎じゃないから、直ぐにはいかないんだよ。最悪、自白剤でも飲ませて吐かせようぜ」

「駄目だ。あれは最悪廃人化する」

「凄く稀なケースだろ」

「いいから、黙ってやれ」

 

 銀河が、よっぽどのことがない限り、自白剤を寄越す気がないと悟り雄輝は数時間かけて必死で頑張った。


 そうこうしていると、外は夜になっていた。


「終わったぞ」

 荒い息とともに、雄輝は終わりを告げる。ロシアの最高レベルのプロテクトを破るのは、雄輝でも骨が折れた。もっとも、本人はそんなことを知らなかったので、達成感は全く感じることが出来ず、焦燥感とこんな難しいプロテクトを作った相手への言いようのない怒りだけが残っていた。


「寝てんじゃねえよ」

 

 雄輝が銀河の方を見ると寝息を立てて隣で寝ていた。かなり大きいいびきだったが、極限の集中を行っていたため、雄輝には聞こえなかったのだ。

 

 雄輝は、三門家の従者として銀河が礼司のことを影から守ってくれているのを知っていたが、自白剤を忘れた手前、寝ないで欲しかった。

 たまの非番の日に、こうして自分に協力してくれていることも雄輝は知っていたが、それでも親友の自分が頑張っているのだから寝ないで欲しかった。


 雄輝がどうっやて起こしてやろうかと悩んでいた時、、銀河の携帯が鳴り響く。そうすると銀河は飛び起きた。職業病ともいえない様子に雄輝は何も言えなくなった。


「悪い、ちょっと電話出てくる」

 その言葉を残して、銀河はオカルト部の部室から出ていく。

 

 雄輝は、銀河とともに確認しようと思っていたが、寝られた怒りもあって1人で確認を開始することにした。


 雄輝の興味を引く資料は数多くあったが、その中でも一番興味を引いた資料を開いた。

 それは動画データだった。

 ロシアの人工衛星がとらえた、アメリカの実験施設の爆破映像である。


 上空から一見何でもない施設を映していたが、一点、地面から火柱が天高く上がる。


「…………」

『おかしい』と雄輝は感じた。


 何故、火柱があがるのか雄輝には分からなかったのだ。

 普通、地下で爆発が起きたら爆発は横にも広がっていく上にだけ上がっていくことはない。浅いならまだわかるが……浅い地下施設なんて意味が分からなかった。そもそも火柱が起こる爆発とは何に引火したらそうなるのかと考えたが、答えは出なかった。


 雄輝の目には火柱がまるで天への道に見えた。


「うん……」

 

 雄輝が何かに気づいて、動画を巻き戻す。


「何だこれ」

 

 そこには、小さな何かが火柱の中から出て飛んでいくのが見えた。小さいと言っても炎に対してで、人間ほどの大きさはあるように見えた。何かはわからない。しかし、それはどうみても重力にさからっていた。飛んでいるようにしか見えなかった。


「世の中には、想像を超える力が存在しています。あなたごときじゃ、踏み込んじゃいけない領域です」

 唐突に声が響いた。


「……何か知っているのか?」

 雄輝は、拘束されたロシアの強化人間の方に目を向ける。


「さあ、どうでしょう。それよりも、女の子を縛り付けるなんて、随分良い趣味をお持ちですね。しかも、人の携帯を覗くなんて最高ですよ……豚野郎」

 

 下げずむような瞳を彼女は雄輝に向けた。何もできないことは分かっていた。それゆえに苦し紛れのような強気な態度を見せたのだ。この後の運命は理解できていた。碌な結果にならない。ロシアに帰っても高校生に手玉に取られたのだ。用済みだろう。日本に媚びへつらっても、三門の御曹司を狙ったのだ許されない。何より、目の前のこの男や大嫌いな日本及び日本人に媚びへつらうことなんてプライドが許さなかった。


「なあ」

「何ですか?」


 警戒した態度で、彼女は雄輝に応対する。雄輝はそんな彼女の肩を掴んだ。その瞬間に彼女は目を瞑り覚悟を決めた。


「私は負け……」

「知っていることがあったら、俺に教えてくれないか、俺こういうの好きなんだよね」

「はっ」

「だから、この映像だって、未知の生物かもしれない」


 目の前の男が、目を輝かせていることに彼女は混乱した。


 「えっ、はっ……」


 「炎の中を飛ぶUMAか、一度で良いから実物を見てみたい。君もそう思うよな。てか、何て名前」


「……リリアです」

「リリアも、気になるよな」


 何故、この状況でそんな自分とは関係ないことを楽しそうに語っているのか、リリアには理解できなかった。しかし、それこそ三門雄輝という人間だった。不機嫌だった様子は未知への期待で塗りつぶされ、その様子は先ほどとは全く変わっていた。

 楽しむときは全力で楽しむし、やる時はやる。簡単に言えば切り替えが非常に速いのである。余りに速過ぎて、人が変わったように見えることもあるほどだった。


「私はあなたの敵ですよ」

「じゃあ、味方になってくれ」

 雄輝はしれっとした態度で言い放つ。


「私にあんなことして、良く言えますね」

「何言ってんだ。勝手に飛んだんだろ。むしろ、プールから引きあがてやった俺に感謝すべきなんじゃないか」

「誰が日本人なんかに感謝するんです」


 2031年という時代において、各国は他国を出し抜くために必死で技術の発展に努めていた。そうしなければ、直ぐに貧しい国になってしまうからだ。そして、一度落ちて戻ってきた国はなかった。

 そんな時代において、三門財閥を始めとした巨大産業をもつ日本は、間違いなく勝ち組と言える国であり、他国からはねたまれていた。

 悲しいことに、この時代において日本だからという理由で嫌われるのは珍しいことではないし、同じく勝ち組と言える国でも、いらない妬みを受けていた。


「小さいやつだな。日本人、ロシア人、そんな括りにこだわって……俺たちは地球人だ。星単位で見たら皆同じ人種だ。同じ人種同士きっと仲良くできる」

「先進国では、今移民を追い出す政策を進めている。こんな時代でよくそんな時代錯誤なことを言えますね。吐き気がする」

「三門の人間は時代に流さらない。常に時代の先を行く。俺は、いつか白人・黒人・黄色人種関係なく手を取り合って、地球人として生きる時代が来るって信じてるんだ。そして、いつか星の外の人たちとも手を取り合っていきたい」


 リリアは雄輝の甘い考えに吐き気がした。

 それを察していないのか、自分に酔っているのか、リリアには分からないが、雄輝は止まらない。


「だから、俺とお前も手を取り合えるはずだ。だから、俺に協力してくれ」


 そんな雄輝の曇りない眼に、リリアは笑顔を見せた。


「あなたと手を取り合うくらいなら、死んだほうがましです」


「……そうか、残念だよ」

 リリアは、この後直ぐに自分が虎の尾を踏んでしまったことをしることになる。


「雄輝大変だ」

 その時、出ていった銀河が慌てて戻ってきた。


「どうした?」


「俊太郎が……俊太郎が誰かにさらわれた」


「……落ち着け、どういうことだ?」

「礼司のお付きからの報告だ。お前の帰りが遅いから、礼司が今日も俊太郎の家に行ったみたいなんだが、鍵が開いていて無人だったんだ。それで、中には争った痕跡があったて」

「血の跡は?」

「なかったそうだ」

「それなら、お前の言う通りさらわれた可能性が高いな」


 リリアは自分に視線が集まっているのを感じた。先ほどとはうって変わって、雄輝から強い怒りを感じた。自分と戦っているときでも、平然としていたのに……明らかに雰囲気が変わっていた。


「私じゃないですよ」

 思わず、リリアがそう呟く。


「……どうかな、雄輝どう思う」

 銀河は顎に手を当てて考えながら雄輝に問う。


「何かが起きている。でも、何が起きているのか判断するには情報が足りない。そう思わないか銀河?」


 雄輝が怪しく笑っていたので、銀河とリリアは同時に嫌な予感がした。


「自白剤を使って、この女に聞いてみよう。嘘をつかれる心配がなくて良いだろ」


「……だが、あれは」

「俊太郎の命が危ないかもしれないんだ。多少のリスクはつきものだ。それにリスクを負うのは俺達じゃない」


「ふざけるな。あれは……人を廃人化させると聞いたぞ」

リリアが激高してみせた、この甘い人間ならやめてくれるのではないかと言う期待からだった。


「大丈夫だ。それは過剰摂取した時だ。1回だけなら問題ないだろう」

 それを雄輝は一蹴した。


「そんな保証はどこにもない。……知りたい情報があるなら、話すからあの薬を使うのはやめてくれ」


 リリアは焦っていた。自白剤を使われた人間の末路を心配しているのではない。雄輝が正しいことは分かっていた。彼女の本心は別の所にあった。命が欲しいのではない。例え死んでしまったとしても、話したくない秘密を彼女は抱えていたのだ。

 その秘密は、幸可不幸か雄輝の運命を変えるものだった。


「お前誕生日は?」

「はっ」

 雄輝の意図の読めない質問に、リリアが間抜けな声を出す。


「何でも答えてくれるんだろ。誕生日は?」

「10月26日ですが」

 

 僅かな希望にすがり、リリアが答えた。

 

それを聞いて、雄輝は携帯を開いた。占いアプリで運勢をチェックしリリアにとって信じられないことを口走る。

「なるほど……さそり座だな。今日は、総合運・健康運とも良好だ。うん、大丈夫な日だよ」


「ふざけるな」

 そう答えるリリアを見て、銀河は同情するしかできなかった。雄輝が止まらないことを、長い付き合いの銀河は分かっていた。だから、止めたくても止めることはない。雄輝は目的のためなら手段を選ばない。危なくもあり、必要な才能であることを銀河は良く分かっていた。


「私が悪かった。何でもするから許してくれないか」

 ついに高圧的なリリアが折れた。脅しで言っているのではなく、本気で言っていることを経験でリリアには分かった。


 リリアは舌を噛んで喋れなくなることも考えたが、自白剤が恐ろしいのは、何でも喋らせるだけではなく、筆談にも対応していることである。ありとあらゆる手段で秘密を暴露させられる薬。それが現代科学が生んだ「自白剤」という悪魔の薬である。


「君は俺の手を取らなかったじゃないか、決断にはリスクを伴う。答えはNOだ」

「そんなもの使わなくても、ロシアの秘密は何でも喋ります。だから……」


「成る程な。お前が必死に隠したいのはロシアの秘密じゃないんだな。俄然聞きたくなったよ」

「あなたは、悪魔です」

「銀河、薬を寄越せ」


 何を言われても動じない雄輝に、銀河が自白剤が入った注射を渡した。

 そして、雄輝は拘束され無抵抗を強いられているリリアに自白剤を投与した。


「ごめんなさい……」


 自白剤に抗える人間はいない。そして、意識がはっきりと残っているのも辛かった。リリアは、自分が墓まで持っていくと決めた秘密を雄輝に言われるままに話した。

 それは、覚悟を踏みにじまれるような残酷なことだった。まさに、目の前の男は悪魔だった。


 そして、話を聞き終わった雄輝は触れてはいけない秘密に触れることになった。


 銀河は否定したが、自白剤に抗える人間はいない。それはリリアにとっての真実そのものだった。だから、そう思い込んでいる可能性もある。だが、雄輝はそれを信じた。


 超人薬の摂取によって、たった1体明らかに変異した個体が存在した。その個体は人智を超える力を持っていた。俗にいうならスーパーマンのような……否、女性であるのだからマンはおかしい。

 その個体こそ、リリアの最愛の妹であり、彼女の隠したかった秘密だった。彼女は、異能の力に目覚めた妹をロシア政府から守るため日本に連れてきて隠したのだ。

 日本の樹海。そこにその組織は存在した。裏の人間でも知るものは少ない。教祖と呼ばれ、不思議な力を操る女性が運営する宗教団体『進化の園』。リリアの妹はそこに迎え入れられていた。


 また、もう一つ分かったことがあった。

 雄輝が指を折ったミイラは、エジプトから忽然と姿を消したのだ。にわかに信じられないが、動いたと言う目撃情報まであったと言う。


 残念ながら、俊太郎とアメリカの爆発事故の情報を今以上得ることは出来なかった。


 未だ点と点は繋がることはなく線が伸びていった。


「雄輝、どうするんだ?」


 銀河が雄輝の決断を待った。


「決めたよ。樹海に行って進化の園の教祖に会おう」

「俊太郎はどうするんだ」

「ミイラなのかエキゾチック物質なのか、あるいは両方なのか分からないが、必ずどちらかが関わっている。俺がこいつを手に入れてから、さらわれたんだ間違いないだろう」


 エキゾチック物質のリングの嵌められた生指を雄輝は取り出した。そして、強く握って雄輝は口を開く。

「蛇の道は蛇だ。進化の園との関連性は今のところ何もないが、非日常と非日常はどこかでつながっているものだ。勘でしかないが今は藁にもすがりたい。それに……」


 雄輝は笑った。


「進化の園か、俊太郎には悪いがワクワクしてる」


 雄輝はこのとき既に嵐に飲まれいた。雄輝の危険すぎる戦いはこれから始まろうとしていた。


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