俺のこと知ってくダサーーーイ
嗚呼神さま。俺、思っちゃいました。《明日天才になりたい》と。
「いいいやああああaaaa!!!!!こんなのいやあああああああ!!こわいこわい!KOWAIイイイイ!」
「バーカ。こんなん小学生のチビでもでキッゾ?」
「イヤイヤ!!!俺はこんな首がどうなっちゃうかわからないような事なんて出来ないよぉ⁉︎」
「ちゃんとやれば大丈夫だって。俺様が《特別》に保証してやる」
「!!!!??と、特別?!」
「おう!《特別》」
「わかった、やるよ。」
俺の名前は神崎 陽。14歳だ。平々凡々な日々を過ごしてきた。そしてこれからも。「天才ってイイよねー」そう発せられる女子の声。嗚呼思うさ「天才はイイ」と。しかし!そうなりたいとは思わない!!!
<天才>のイメージ
1、なんでもできる
2、人を馬鹿にする
3、何かするたびムカつく…などなど
…絶対になりたくないね!
俺はこれまで天才と接点を持たず生きてきたんだ。もしも接点を持ってしまったら死ぬね!確実に。
まあ俺なんかにそんなことはあるまい。…天才にはなりたくない。けどね!《特別》にはなりたい!
だから、友人の誠太の《特別》という言葉に負けている。そう負けたんだ、だけど!だけどやっぱり
「マット運動はいやだぁぁぁぁあー!!!!」