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僕の仕事は吠えるだけじゃありません!!

作者: 椿原菜湖
掲載日:2026/02/26

【第1ワン】


「ワン!ワン!」

(ご飯!ご飯!)

「はいはい!ご飯食べる人ー!」

「ワン!」

僕の名前は”サニー”4人家族の末っ子だ。

僕の家には、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お姉ちゃんがいる。

お父さんは毎日お仕事で忙しい。だけど毎日電話に映ってるお父さんを見てるから、僕は寂しくないんだ。

お母さんは1番年上で、お料理も上手!毎日お散歩に行ってくれるんだ。

お姉ちゃんは2人いる。上のお姉ちゃんはもうすぐ新しいお仕事を始める。最後にお友達と旅行に行くからたくさん”バイト”をしているんだ。

下のお姉ちゃんは毎日”学校”に行ってる。楽しそうで羨ましいな。

僕の1日は朝7時から始まる。

お母さんは下のお姉ちゃんを学校まで送りに行った後、8時くらいにお家に帰ってくる。

「ワン!ワンワン!」

(おかえり!おかえり!待ってたよ!)

「はいはいサニーちゃん!ご飯!?」

ご飯の時間だ!僕は部屋の中を走り回った!お腹が空いて苦しいの!早くご飯ちょーだい!

「サニーちゃん大丈夫!」

壁にぶつかっちゃった。でもご飯の時間だからちっとも痛くないや。

「今日はブロッコリーだよー」

「ワン!ワン!」

(ブロッコリー!)

僕はブロッコリーが大好き。お母さんは毎日ご飯を変えてくれる。茶色いドックフードとブロッコリー、さ

さみ、とうふ、たくさんお散歩した日はヨーグルトをくれるんだ。

「待てよ」

ご飯がたくさん入ったお皿を僕の前に置いてくれた。

「よし!」

わーー!僕が1番好きな時間だ!美味しい!美味しい!

「ゆっくり食べて」

いつも早く食べちゃってお母さんに怒られちゃうんだけどね。

「はいおしまい」

お母さんは空っぽになったお皿を持って行った。大好きなご飯の時間が終わっちゃった。

「はい。またあとでお散歩行こーね!」

お母さんはお皿いっぱいにお水を入れてくれた。

「ワン!」

(ありがと!)

喉が渇いてたから嬉しかった。

お水をたくさん飲むのは大変だ。舌ですくうのがむずかしい。

お母さんは一度にたくさんのお水を飲める。自分でお水を入れることもできる。僕はなんで1人じゃ何もできないのかな…..

わぁ!お母さんがご飯食べ始めた!

「ワン!」

(僕に食べる!)

「ノー!サニーは食べたでしょ?」

机の上にあるご飯はいつもくれない。悲しいよ。机は高くて、よく見えないよ。

お母さんは、いつもどんなものを食べてるんだろう。



【第2ワン】


「サニーちゃん?お散歩!?」

「ワン!ワン!」

(おさんぽ!おさんぽ!)

お母さんがご飯食べ終わったみたい!僕の大好きなおさんぽの時間だ!!

「ワン!ワン!ワンワン!」

やったー!!!お友達に会えるよ!嬉しくて家の中をずっと走り回っちゃったよ!またお母さんに怒られちゃうけど。

お母さんは走り回る僕の首根っこを掴んで玄関まで連れて行った。僕はお母さんが触ってくれて嬉しくて笑った。そしたらお母さんも笑ってくれた。僕とあ母さん、おんなじ顔だ!

「はい行くよ」

「ワン!」

「サニーちゃんは返事ができるのー?いい子だね!」

お母さんがたくさん撫でてくれた。僕はお母さんにひっついた。お母さんに撫でられる僕大好き!!

お母さんはリードを持って外に出た。

今日はあったかい日みたい。

「あったかいね〜」

あ母さんはずっと僕に話しかけてくれる。嬉しくてずっと尻尾振っちゃうんだ。

「あ!モモちゃんこんにちわ!」

「サニーたーん!」

近所に住んでるお母さんのお友達のわんちゃん、”モモちゃん”モモちゃんは僕より少し小さい男の子のゴールデンレトリバー。

「ワン!」

(モモちゃん!)

「こら!サニー泣かないの!」

外で泣くとお母さんは僕を叱るんだ。お家ではたくさん泣いても怒らないのに。

「サニーちゃん毛ふわふわになった?」

「そうなの!いい匂いになったのよ!」

あ母さんとお母さんの友達はお喋りが大好き。僕たちの方をチラチラ見ながらゆっくりと歩く。僕はもう少し早く歩いて欲しいって思ってるのに。

急に走り出しても.....

「こら!ノー!」

こうやって怒られちゃうんだよね.....

隣にいるモモちゃんはまっすぐ前を見て歩いてる。なんで地面の匂いも嗅がないのかな?僕はいますぐトイレしたいのに。

くんくん.....ここがいいかな?でもここはいつも隣町から来るプードルがする場所。その匂いがするんだ。じゃあこっちは?

「あー引っ張んないで!」

お母さんは困っちゃうけど。今日はここに決めた!

くんくん。

「あ、サニーちゃんおトイレだ。グッー!」

電柱でおトイレができた。そしたらあ母さんがたっくさん褒めてくれた。

「ワン!ワン!」

(ありがとう!ありがとう!)

僕はあ母さんに褒めてもらうことがイッチバンの幸せなんだよ!他のあ母さんによしよしされるよりも、お菓子をくれる人よりも、僕のお母さんの手が一番なんだよ!!

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