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運命の輪  作者: 青紫せい
皇国グラディータ
7/8

「天羽みのりの知っていた話」

ミリアの前世みのりが皇国の名前を知らされた時に、なぜか聞いたことがある気がしてふるい記憶を探っていたときに幼い頃によく耳にしていた事が思い出された。繰り返し聞かされた昔ばなしの中の名前だったなにか本の様なものを持って語り続けられた。

500年続く皇国は夫婦神の祝福を受けて幸せで楽しく暮らしていた。ある日首都から遠く離れた国境の村で不穏な動きがあった。建国の夫婦神が諌めたはずの悪魔が復活の兆しを見せた。その為国の様々ところで天候の不良が起き作物の不作や領民に原因不明の病気が広がり始めていた。

さらに病は人を人ならざるものに変え暴徒化していく。

領主はこの事態を皇帝に伝えるべく動いたが領主夫妻はあえなく殺される。

近隣の地方から皇都に知らされ始めて皇帝の知るところとなる。そこに派遣された浄化のディーバ歌姫の美しき歌声によりその地は浄化され悪魔たちは地上に現れることはなく平和になる。

しっかり覚えてたことにびっくりする。

私みんなが当たり前に知っている昔話とか全然知らなくて

驚かれてたし、小学校のときは同じレベルになりたくて他のお話を図書室で本読みまくってたっけ。そういえばお父さんもお母さんもそういう子どもが知る昔ばなしってあまり知らないみたいだった。


 じゃあ私あのお話の世界に来たの? お母さんあの話しはなんだったのよ。 まさか死んでからここに来るとは…

なんかいっつも繰り返し話されてたからしっかり頭に残っていたわ。じゃあのとおりになるのかしら?覚えてるのは他にどんなことがあったかしら?

つらつらと出てくる前世で聞かされた内容はおとぎ話でも少し難解な内容で本当にあったなら怖い話しだった。

本当に…あったのなら…


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