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ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
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第8章

第8章

登場人物

ルイス、マーシャ、ジック


 大陸内部地域を周回してきたケイドラーダ。最後に海岸線を飛んでいる。


ルイス「建物の建設は、地球の方々が準備を行なっています。かなりの数が必要ですが、エレベーター付近に建設するのが理想ですねマーシャさん。」


マーシャ「はい。以前もそうでした。地下資源採掘と運搬に従事していた人達が、エレベーター付近で生活していましたので、それが理想です。今は海岸線を移動していますが、目立った建物は無いと記憶しています。幾つか有る港が心配です。」


ルイス「港……大陸は陸続きでしたが、船舶が動いていたのですか?」


マーシャ「いえ、人の移動の為ではなく、海の生き物を捕獲する為に港がありました。もちろん、それを仕事にする人も存在します。あの時は避難が間に合わず、海岸線の生活者は人数が減っていると思われます。」


ルイス「各地のエレベーターまでの移動中に攻撃を受けたのですね……。海岸線で生活していた方は気の毒でしたね……。」


マーシャ「人口が増えれば、また以前の海岸線に戻るでしょう。」


ルイス「マーシャさん……。」fade-out。


 Fade-in。遺跡地点のエネルギータンクユニットの設置を終えたバンズとガット。

 通信待機中のファイブエスに大声で伝える。


バンズ「グラーン、1基目の作業終了―。次はどこに向かうー?」


グラン「そこまで大声じゃなくても聞こえるよバンズ。作業は近い地点から順に行ってくれ。マーシャさんから移動の自動車を借りてある。ドライバー付きだから君達が運転しなくて良い。マップを知り尽くした方だそうだ。最後の地点まで運んでくれる。」


 ガタイのある4輪駆動の装甲車の様な自動車だ。


バンズ「ノアーナの古い歴史書で見た事ある……。技術の差はここまでなんだ。」


ガット「僕も図書館で見ました。動力関係の古い書籍です。」


バンズ「フローターを積み込んでおけば良かったねぇガット。」


ガット「確かに……。でも今更ノアーナから運んできても、大した時間差は無いですよバンズさん。」


 足取りは重く、バンズとガットは自動車に乗り込み、次の地点に移動を始めた。

ディゾルプ


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