表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
67/106

第10章

第10章

登場人物

ステラ、ルディア、ガルシア


 外宇宙調査部メインルーム。

 ナトルーのマップをモニターし、静観を続けている調査官達。

 そこにはガルシアやポートルの姿も見える。


 シャガン艦長のAnnラバウルに紹介を済ませ、メインルーム後側のドアから入って来るステラとルディア。どことなく申し訳なさそうに、そぉっと入室した。


 ステラに気が付いたガレント部長、

ガレント「さて、この辺で一休みにしよう。各自休憩。」


ガレント「ガルシア調査官。」

 後ろのドアから入ったステラに身振りで教えた。


ガルシア「あら、ステラ。どうしたの?調査部に来るなんて。」


ポートル「ステラさん。お久しぶりー……えっ、えーっ!」


ステラの後ろで恥ずかしそうにしているルディアが顔を覗かせた。


ポートル「わー。ステラさんAnnを従えたのねー。」


ステラ「は、はい。それで紹介しに来ました。」


ガルシア「まぁ。ソディナそっくりね。ジャンがソディナをスキャンして設計したのはわかるけど、瓜二つだわ。無限軌道の足回りが少し違う位で後はソディナみたい。」


 ポートルは抱きついてスリスリしている。


ステラ「名前はルディアと言います。今後ともよろしくお願いします。


ガルシア「ルディア。ソディナと名前まで似てるみたいね。」


ポートル「かなり入れ込んでますねお嬢さん。」


ステラ「ポートル、冷やかさないで。私は真剣なんだから。」


ポートル「……私ね、フライと最初に出掛けたのは両親のお墓参り。フライには場所をメモリーしてもらいたくて。いえね、他にも色々出掛けたけどね。ステラもルディアと出掛けるといいわ。」


ステラ「ポートル……。そか。ルディアには色々教えてあげて、メモリーしてもらわなきゃって事ねポートル。分かったわ、そうする。」


ガルシア「格納庫に行きましょう。ソディナとフライを紹介しなきゃ。」


ポートル「さすがガルシアさん。賛成です!」


 3人とルディアは廊下をたどり、格納庫に向かった。

 Farrow-panの数カットの画。

 そして調査部格納庫……。


ガルシア「ソディナ、外へ出て来て。」


ポートル「フライ、外にいるわ。出て来て。」


ミクラットとマーデクトから出て来るソディナとフライ。


ステラ「ソディナ、フライ。私のAnnルディアよ。今後とも宜しくお願いします。」


ソディナ、フライ、ルディアはさっそく同期している。


ガルシア「なんか急発展ね。」


ポートル「バーベキュー以来、ステラは何か決意したのかしら?」


ステラ「ええ。Annを見付けにビブレスまで行ったの。でもソディナが忘れられなくて……。」


ポートル「それでソディナそっくりのAnnに……少し足回りが違うけど、薄ピンクはカスタムペイントね。可愛いー。」


ガルシア「確かに足回りはソディナと違うわね。これでカッターの艦橋でサポートを?」


ステラ「いえ、不便なら変形させます。……ルディア、皆んなに見せてあげて。」


 ルディアは両脚を収納して浮遊形態に。


ガルシア「まぁ、驚いたわ。ルディアは浮遊するのね。」


ステラ「そうなんです。バンズの提案があって、それをアリントス所長が取り入れてくれました。」


ポートル「まるでピコみたいね。」


ステラ「今後ピコにも会いたいです。」


 ガルシアはソディナに寄り添って、片手にルディアを浮遊させている。


ポートル「ガルシアさん、それでは手乗りAnnじゃないですかー。」


ガルシア「浮遊する分、重さは感じない。またこの薄ピンクが可愛いわね。艦長の補佐がどれだけ務まるかしら、楽しみね。」


ステラ「その前に、ポートルに教えてもらった様に、どこかへ休暇をとって出掛けます。」

ディゾルプ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ