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ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
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第5章

第5章

登場人物

ドラン、グラン、ジョー=ルーベンス155号機操縦士(E班リーダー)、38号機操縦士、司令室オペ、アラーム、ガット、バンズ、ピコ、ルイス、ブライドン


 第4番戦闘駆逐艦コルドー艦橋。艦長席のドラン。


ドラン「連邦軍司令室。地球再接近から小惑星帯を抜けた。このまま惑星ナトルーへ向かう。」


グランoff「こちら連邦軍司令室のグラン。コルドー他の艦船を捉えている。……地球から200機のSR-5を向かわせる。格納可能数を知らせて欲しい。」


ドラン「ゲルニア同様、左舷20機右舷20機の格納が限界。160機まで格納可能。」


グランoff「了解した。160機のみ向わせます。……E班のルーベンス部隊は地球に帰還。」


ジョーoff「こちらE班リーダールーベンス。このまま地球へ帰還します。」


グランoff「SR-5のA班からD班の部隊は、ドラン艦長の指示で分散化せよ。……オペレーター、まだメッセージの返事が来ないか?」


司令室オペ「何も返答無しです。」


ドラン「こちらコルドー。第3支援駆逐艦アラードにはA班、第4支援駆逐艦デンターにB班が、3番戦闘駆逐艦ノルディーにはC 班、そして我が4番艦コルドーにD班をそれぞれ格納する。……SR-5各機は周知の事。」


 一方捜索中のゲルニア艦橋内。マップをモニターしている画。


ルード「ノアーナから地球ルートの応援が来るな。そうなれば少しは捜索ペースが早くなるだろう。……オペレーター、Annが戻り次第場所を移動する。」


38号機操縦士「こちらコインズ班38号機。砂の地面の下に入口らしき影を発見。ナトルー言語でメッセージ送信も反応無し。ルード艦長、対応の指示をお願いします。」


ルード「了解。一旦発見地点をマップにマーキング送信して次の場所へ移動、操作を継続。」


38号機操縦士「了解。」


 艦橋内メインモニターのマップに赤い点が表示される画。


ルード「アラーム応答せよ。」


アラーム「はいルード様。」


ルード「地表面の様子はどうだった?」


アラーム「この地点は硬い岩ばかりでした。入口らしき反応無し。」


ルード「了解アラーム。……機関長。SR-5の発見場所は砂地の様だ。移動後はなるべく柔らかい地盤を選択して着陸。」


 一方、ブッシュが広がる地形に着陸しているハンジャ。

 ガルアムが外に出て捜索中。

 モニターのマップを拡大して、ブッシュ周辺の確認をしているガット。


ガット独り言off「人の手が加わった形跡を探すのがベストだと思う……。入口はどの位の大きさなんだろう……。」


 そして、ケイドラーダは森に差しかかる場所に着陸している。

 ナトルー言語のメッセージを色々な周波数で送信しているが、反応は得られていなかった。


ルイスとバンズは放射線量に問題無いのを確認して、ピコを連れて森に入っていた。


バンズ「ピコ。センサーを最大出力で。アタイ達は、ルイスさんが目視した辺りに向かって、入口らしき痕跡を確認する。」


ピコ「了解バン。最大出力で地下を捜索します。」


ルイス「操縦席から、森の木々の中に背の低い木々が茂るのを見たけど、果たしてどうかしら。」


バンズ「ルイスさんの予測では、入口に木々が生えてしまって隠れている。入口だとしたら他より低い木々の可能性って事ですが……。」


ルイス「故意に木を切り倒して入口を作ったと考えたいわ。そこにまた木が育った。……」


 左腕のモニターパネルのマップを確認するルイス。


ルイス「もう少し先よ、バンズ。ピコ、悪いけど先にチェックしたポイントに向かってて。」


ピコ「了解、ルイス様。先に向かいます。」


 浮遊しながら森の奥に向かうピコ。


バンズ「アタイも浮遊したい心境……。」


ルイス「仕方ないわ。邪魔者は消えたし、地道に探しましょ。」


 画面が変わり、小惑星帯を通過するコルドー。


ドラン「こちらコルドー編隊の4隻。小惑星帯の迂回路を航行中。まもなく抜ける。」


 一方、第1番戦闘駆逐艦フワンスと第2番戦闘駆逐艦オートリア

は惑星ナトルーに近付いて来た。画面奥に航行する画。


ブライドンoff「こちらフワンスとオートリア。ナトルーに近くなってきた。まもなく捉える距離だ。」

ディゾルプ


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