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ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
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第23章

第23章

登場人物

ルイス、ガルシア、シェルナ、ラムル、バンズ、ポートル、シーラー、ステラ


 バーベキューパーティーに集まった女子達。

 話のお題をそれぞれ出しながらの会話は、ランチ中も続き、まだ話が尽きない。

 初顔合わせとなったシーラーとステラもすっかり馴染んでいるようだ。ID交換も済ませている様だ。


ポートル「はい、次私―。シーラーとステラはAnnは持たないの?」


シーラー「支部長時代は補佐がいて、サポートには手が足りてたから従えなかったの。でもこれからは、バンズやポートルの話を聞いて、考えても良いかなって感じたわ。」


ステラ「私もよ。これからの職務は補佐だけじゃ手が足りなそうだから。カスタマイズはバンズに頼もうかしら。」


ガルシア「そうね。それは賛成出来る。バンズに頼んで損は無いわね。」


シェルナ「カスタマイズはガットも大丈夫よ。マットの話じゃ、設計はまだまだバンズに追いついてないようだけど。」


ステラ「ガルシアさんのミクラットの話は泣けちゃいます。大親友を持った心境でしょうね。」


ルイス「ジックやソディナは親友以上かも知れないわ。」


ポートル「私も同感。連れている事で、自分の分身の様に感じる事もあるわ。」


バンズ「シーラーもステラも、ラムルが勧める理由が分かったでしょ。今ラムルの補佐に就いてるカウルは、元長官が若い頃に従えていたAnn。アタイのじいちゃんが作った傑作。ラムルの法改正のおかげで、カウル型が認められてじいちゃんも喜んでると思うよ。」


シーラー「ルード艦長やシャガン艦長にAnnを勧めたのがラムルとは思わなかったわ。」


ステラ「それから一つ疑問。その2人は、どうしてずっと補佐をしていたんでしょう?」


ルイス「多分ブロントね。カウルをシャットダウンさせてから、長官職に就いて、2人はずっと補佐を努めている。愛着というか信頼が有ったんだと思うわ。それを職員にも伝えて、皆2人が長く補佐でいる事に違和感持たなくなったみたいよ。」


バンズ「では次アタイからね。ルイスさんとガルシアさんは、ラムルの補佐になっても、アタイなら良かったと思ってましたが、ラムルから話は無かったの?」


ルイス「話は私が先ず聞いたわ。でも、それはバンズやポートルと返事は同じ。ガルシアもそうね。」


ポートル「やっぱりそうだったんですね。バンズと話したの。補佐役にならずに調査官の職務に就いたのは何故だろうって。」


バンズ「アタイは忙しくて肩章付けてる場合じゃないよ。」


ポートル「そうそう。役職や階級に縛られなくたって、ラムルのサポートは身体張ってもいいと思ってるもん。」


シーラー「素晴らしい友情!感動ね。」


ステラ「私達、バーベキューが取り持つ友情って事で、今後とも付き合わせてもらいます。」


ガルシア「良いことね。賛成。いつでも請け合うわ。但し、全員が集まる事。別に職務の話をしても良い、個人的な事でも良い。調和が保てれば、私は大歓迎!」


シェルナ「という事は、私も含まれて構わない?」


ガルシア「もちろんですシェルナさん。」


ステラ「私。ソディナが気に入っちゃいました。なんか可愛い。ガルシアさん、ソディナのID聞いても良いですか?」


ガルシア「ずいぶんお気に入りねステラ。IDを教えてくれるかはソディナのフィルター次第かな。」


ステラ「ねぇソディナ?初めて会った私だけど、IDを教えてくれる?」


 ソディナはステラの左腕のモニターに近付いた。

 ソディナのIDが送られた様だった。


ステラ「ソディナ、ありがとう。今度連絡させてね。」


ソディナ「いつでも構いません、ステラ様。」


ガルシア「良かったわねステラ。」


ステラ「はいっ。」


 横のソディナを嬉しそうに撫でるステラの手のUPでfade-out。


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