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ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
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第1章

第1章

登場人物

グラン=ジョリー、連邦軍機密機関ラボラトリーレンブラントタロン=ダグラス所長、惑星ナトルー代表者マーシャ、会議議長、連邦立宇宙研究所(FSL)キース=シュテインバーグ(レンブラントラボフロア長兼任)、ルード艦長(元本部長)、ガット=アリントス司令補(名前だけの登場)


 以前地球軍が回収した、メッセージ衛星の解析結果の報告会議が行われていた。


グラン「メッセージ衛星を言語解析した結果、遥か昔にノアーナ星が探知した恒星系No.R28、惑星No.B2734と判明した。そして時が経ち、文明が発展進化の末にメッセージ衛星を飛ばした……という結論に至った。」


タロン「レンブラントに於いて解析の結果、ノアーナ星による惑星分類データNo.はB2734。恒星系分類データNo.R28。メッセージの声の主は、その星の代表者と言える。マーシャと名乗る女性の様だ。地球でも昔盛んだった音楽も添えられていた。会話は2種類の言語によって成り立っている。大きな大陸が有り、地球と同じ海を持つ星の様だ。そしてメッセージの内容はこう伝えている……。」


 タロンは立ち上がり、音声モニターをセットした。

流れてくる声は、まさしく女性の様だ。


マーシャoff「私達の星は、外からの侵略者に狙われています。私達は地上生活を諦め、生き残った全ての人と、一部の動植物は地下深くへ身を移し、怯えながら暮らしています。このメッセージを聴いた知的生命体が有るなら助けて下さい。私達の星ナトルーを救って下さい……。」


タロン「今回の会議報告を終わります。」


グラン「では、今後の対応について述べさせて頂く。地球連邦軍はSR-5を50機、ノアーナ星より停泊中の第一支援駆逐艦ゲルニアにて惑星ナトルーに向かうがよろしいか?」


議長「異議は無い様なので、作戦に移す前の調査に取り掛かる。次にFSL所長。」


FSL所長キース=シュテインバーグ「はい。先ずは地球と惑星ナトルー間の距離、途中に有る障害の調査に取り掛かります。」


ルード艦長「どの位の調査期間になりそうかな?」


キース「地球歴で3日ください。抜かり無く詳細を掴みます。」

ルード「なるほど。ではその間に宇宙船ハンジャを実態調査として飛ばそう。マーシャのメッセージはノアーナに送っておいてくれ。」


議長「どなたか他に提案は?……。……無い様なら総督、許可を問います。」


グラン「うむ。FSLでの調査並びにルード艦長指揮の下、アリントス司令補の実態調査を許可する。惑星ナトルーまでの通信状況をハンジャに調査して頂く。ルード艦長はその報告をお願いする。」


議長「では、これより惑星ナトルー関連の行動を取ってください。本会議はこれで終了します。」


 画面ゆっくりディゾルプ


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