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ステルスの惑星(ほし)ー絆編  作者: ほしのみらい
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第14章

第14章

登場人物

ルード、シャガン、シーラー=レンド元RJゴレイナ=ガル管理支部長、ロム=パールス元RJビブレス=ガル管理支部長(台詞無し)、ステラ=ジーグ元RJブリンドン=ガル管理支部長、ラムル、進行役MC、進行アシスタント(台詞無し)


 RJV管理本部。支援駆逐艦ドック内のエレベーター前に広くスペースを取り、支援駆逐艦就任式が執り行われていた。


進行役MC「ラムル長官、ご挨拶と激励ありがとうございました。続きまして、支援駆逐艦の各艦長に肩章の授与。ラムル長官、お願いします。」


 壇上に5人の就任艦長が並んでいる前を、ラムルと進行アシスタントが歩いて正面に来る。アシスタントは肩章の箱が乗ったワゴンを押して来た。壇上に上がるタラップの横に、アラームとラバウルが待機している。


MC「それでは準備が整いましたので、肩章授与にまいります。先ずは第1支援駆逐艦、アラル=ルード艦長。」


 ルードは1歩前に出る。そしてラムルは箱を手に取り、開いてルードに授与する。

受け取ったルードは箱を閉じ、列に下がる。


MC「続いて第2支援駆逐艦、グラバー=シャガン艦長。」


 同様に肩章を授与されると、列に下がった。


MC「えー第3支援駆逐艦、シーラー=レンド艦長。」


 授与は同じ様に進行していった。


MC「続いて第4支援駆逐艦、ロム=パールス艦長。」


 パールス艦長が列に下がる画。


MC「第5支援駆逐艦、ステラ=ジーグ艦長。」


 授与を受け、列に下がると、

MC「支援駆逐艦艦長就任おめでとうございます。今回の就任艦長には女性艦長が2名配属されました。ラムル長官、改めて激励の言葉をお願いします。」


ラムル「皆さん、就任おめでとう。今ここにいる皆さんの協力により、5隻の支援駆逐艦は無事完成し、艦長就任式を迎える事ができました。作戦時、各駆逐艦は艦長に指揮を一任します。また、第1支援駆逐艦を旗艦とし、作戦によって別行動の場合、第2支援駆逐艦も旗艦として行動願います。当然ながら、単独での作戦下ではそれぞれが旗艦となり行動して頂きます。各艦のスタッフとのコミュニケーションを意識し、職務に就いてください。以上です。」


 割れんばかりの拍手の中、就任式は滞りなく終了した。

 壇上を降りたラムルに近付く女性艦長の2人。シーラー=レンド、ステラ=ジーグ両艦長だ。


レンド艦長「長官、任命ありがとうございます。心して職務に就きます。長官とは同性であります。シーラーと呼んで頂けると幸いです。」


ジーグ艦長「任命ありがとうございます。私もシーラー同様にお願いします。」

ラムル「はい分かりました。同姓として、愛着を持って呼ばせていただきます。シーラーはゴレイナ=ガル元支部長、ステラはブリンドン=ガル元支部長ね。父の遺したデータを拝見しています。年齢は、私と同じ年齢ね。……私の友人仲間とはバーベキューで交流を深めます。女性ばかりのパーティーなの。今度招待するので是非。」


 ステラとシーラーは声を揃えて応じた。ラムルもポートル同様、ガルシア邸のバーベキューにはまってしまった感がある。


ラムル「かなりの大パーティーになる事請け合いよ。ではまた。」


 ラムルは同じ女性同士でウマが合いそうだと直感したのか、バーベキューメンバーに誘ったのだった。


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