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機械仕掛けの魔法使い~僕と邪神様~  作者: チク
僕と邪神様

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思考停止


「これ、笑い袋的な神魔導機械かな?」



――は!?

 思わず、リムは思考停止してしまう。

 笑い袋とは、巾着袋のようなものに機械が入っており、振動を与えると独特の笑い声を出すおもちゃである。


 また、ふつふつと怒りがわいてくる。


――そんなワケあるか!

 まさか、そんな子どもだましの単純なおもちゃだと思われるとは……


「やっぱ、笑ってる」

 どうやら、この子どもにはリムの声が聞こえてないようだが、感情の起伏は感じることはできてるようだ。


――笑ってない。怒ってるんだ。

「面白そうだから、持って帰ろう」


 それからリムはその子ども――シムゥンと一緒に暮らすようになる。



     *


 シムゥンはジーラという老人と二人で暮らしていた。


 ジーラという人物に覚えがあるような気がしたが、さほど興味のないリムだった。


 ジュピター以外にはまったくといっていいほど、興味がなかった。

 シムゥンも邪神の間から勝手に持ってきたことを怒られると思ったのか、リムのことはジーラに黙っていた。



 ある日、一人で留守番してたシムゥンはカップ麺を食べようとしていた。


 カップ麺にお湯を注いだ後、何を思ったのかシムゥンはリムを蓋の上に乗せた。

「お、ぴったり」


 カップ麺の上で、聖剣のリムは絶妙なバランスで位置していた。


――あのなー……

 リムは呆れていた。

 しかし、機械のジュピターとは違い、生身のシムゥンには栄養補給は重要だ。成長期の子どもだから尚更。


「3分経ったら教えて」


――なんなんだ、おい?


 だが、律儀に3分教えてるやるリムだった。



 3分後、カップ麺の上から転がり落ちる聖剣に感動するシムゥンだった。



     *


 ある日、そんな家に、女性のアンドロイドハンターがやってきたりもした。

 何か気配を探ってるようで、リムはひたすらおとなしくもしてた。

 一説によれば、リムシステムがアンドロイドの暴走の原因ともされている。そんなリムがアンドロイドハンターなんかに見つかったら面倒なことになりそうだ。



女性アンドロイドハンターのエピソードについては、機械仕掛けの魔法使い~気まぐれの女神~参照

まだ読んでない方はぜひ。

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