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機械仕掛けの魔法使い~僕と邪神様~  作者: チク
僕と邪神様

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18/53

邪神の間


 安堵したジーラも、シムゥンに微笑む。


――これで、一件落着……

 と思ったシムゥンだったが。


 やばいことを思い出した。



――リム!

 ジュピターはリムシステムを搭載していた。


 リムシステムとは、アンドロイドが危機に陥った時に強制的に発動され、自身を守るのを最優先にするプログラムだ。語源はリミットだとかだそうだが定かではない。

 ジュピター自身は、気絶した時や眠った時など行動不能に陥った時にに現れる補助的な人格だと思っていた。

 そのリムのおかげで幾度となく危機を救われてきた。その機能を持ち合わせていたからこそ、邪神と恐れられるまでになったのだろう。


 ただ、有識者によってはリムシステムをアンドロイドの暴走原因と考えている者もいる。

 そんなリムがジュピター以外の者に備え付けらていたとしたら、リムはどんな行動をするのだろう?


――リムはどこに?

 ジュピターが壊れた時、リムも一緒に壊れてしまったのだろうか?


 いや、最後に外れたような記憶がある。

 リムは無事だろうか?

 そして、今、どこに?


 シムゥンはジオの体をボディチェックするようにぽんぽんしながら探ってみた。

 かつての自分の体をこんな風に触るのは妙な感じだ。



「シムゥン、どうした?」

 ジーラが尋ねる。


「リムは? かつてのジュピターはリムシステムを搭載してたはず」

 シムゥンが探る限り、ジオの中にリムはいなさそうだ。


 シムゥンはイオの方を見る。


 イオは首を振る。

「そのようなシステムは……」


 壊れて消えてしまったのだろうか?



 ふと、シムゥンは邪神の間へ駆け寄る。

 あまりに唐突だったので、その行動を止める者は誰もいなかった。


 シムゥンは扉を開けるのだった――




     * * *


 そこは暗かった。

 寒くて、静かだ。


――ここ、来たことがある。

 シムゥンはそう思った。



 それはジュピターの記憶だったろうか?



 ふと、真っ暗な空間に明るくなる。

 イオが灯りを点けたようだ。


「ここには邪神の魂を封印してました」


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