表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械仕掛けの魔法使い~僕と邪神様~  作者: チク
僕と邪神様

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/53

中断


――ゲートはどこにある?


 ゲートは?

 あ、そうだ。かつての僕が壊した。

 壊れたゲートは、どこに?


――待てよ。


 どうして、かつての自分はゲートを壊さなきゃいけなかったんだ?

 それに、壊れてるはずのゲートが異世界と繋がってるって、どういうこと?


 疑問が次々浮かんできた。


 そんな時、ジーラの自分を呼ぶ声が聞こえたのだ。



     *


 邪心復活の儀式は滞りなく進行している。


 ジーラも魔法使いたちと一緒に詠唱を唱えていた。


 邪心復活。それが願いだったはずなのに、そうなればシムゥンの意識は消え去る……


 シムゥンがいなくなる……?

 その事実に、ジーラはいてもたってもいられなくなった。

 気づけば、寝てるシムゥンの元に駆け寄っていた。


「やっぱり、ダメだ!」



 突然のジーラの行動に、魔法使いたちは詠唱を辞める。


「なんのつもりだ!」

 イオが叫ぶ。



「この子は私の孫だ。邪神になんかさせない!」

「邪神への恩も忘れて、そんな子どもに情がわいたか」


「関係ない!この子は大事な私の孫だ」

 ジーラが眠っているシムゥンを抱き上げようとした。


 イオが魔法で攻撃してくる。

 威嚇のつもりだった。

 大事な邪神の依り代に傷をつけるわけにはいかないから。


 だが、ジーラはシムゥンを守るのに必死だった。

 イオの攻撃を跳ね返す。


 それをイオは宣戦布告ととる。

「ジオ、押さえろ」


 イオが言うと、ジオがジーラに突進してくる。

 ジオはシミュレーションドールと呼ばれる機械の青年だ。

 その体は魔法耐性が非常に高い。


 ジーラは、咄嗟に魔法で攻撃した。


 ジオは魔法攻撃を跳ね返し、ジーラに殴りかかる。

 ジーラはジオの拳を払い、反対の手でジオを突き飛ばす。


 ジーラは後ろのシムゥンを見る。

「シムゥン! 起きてくれ! 邪神になんかならないでくれ!」


 その声に答えるかのように、シムゥンは目を開けた。


     *


「シムゥン、シムゥン……」

 ジーラが抱きしめてくる。


「ジーラ? 泣いてるの?」

 ジーラの頭をぽんぽんと叩いてやる。

 シムゥンに名前を呼ばれ、安心するジーラだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ