人物紹介&技一覧(三章時点)
次回から四章になります
・レイル
20歳 装備 天竜剣、永劫争剣(機能停止中)
本作の主人公、セラの献身とフラウの協力によって不安定だった竜の力をようやく制御下に置ける様になりゾルガやゼルシドとの戦いによって剣士としても成長を見せた。
ゼルシドに託された願いを背負いバニス教団と決着をつける為に再び決意と覚悟を定める。
・セラ
18歳 装備 長杖
本作のヒロイン、レイルに想いを伝えて恋人になった。
レイルと交わる事で火属性が発現し、フラウに再び修行をつけてもらう事でこの世界で二人目の顕現魔術の使い手となる。
竜の力が安定した事で魔力譲渡は必要性が低くなったが未だに続けている。
ゼルシド・アーレウス
66歳(肉体年齢は25歳) 装備 永劫争剣
かつて魔王を倒した五英傑の一人でありレイルの師匠、魔王カリギュラを倒した際にその狂気を宿してしまい先代ウェルク王と取り巻きの貴族を殺害した。
その後自力で狂気を抑え込み放浪しているうちにレイルの故郷の村に辿り着いて用心棒を兼ねて子供達に剣術を教えていた。
剣術は基礎しか教えてなかったがレイルの才を見抜いて弟子にすると自らが編み出した“魔剣術”を前提とした剣術を教えていたがレイルが村を出る直前でバニス教団によって捕らえられ洗脳を受けていた。
五年に及ぶ洗脳によって当初は敵対したが最後はレイルに奥義と願いを託して眠りについた。
フラウ・フォーラス
推定100歳以上
五英傑の一人でありセラを育てた女性、全属性保持者であり莫大な魔力量と制御能力によって自らの肉体を活性化させており十代の少女と見紛う容姿をしている。
魔術士の頂点とも言える存在であり大魔術の更に上の顕現魔術を編み出す技量と深い見識を有しているがセラに対して重度の親馬鹿ぶりを発揮したり早とちりする一面もある。
人魔大戦以降は世界を放浪しながら魔術の研究や各地の伝承、魔物の生態調査などを行って次の脅威に対する備えをしていた。
シャルロッテ・ヴィーダル
25歳 装備 刺突剣、暗器
ウェルク王国の黄金級冒険者、極秘裏に王国の依頼を受けてレイルの監視の為にパーティに加わっていたが最終的にはレイル側についた。
使い魔や魔導具などと言った特殊な魔術や魔導具を操る熟練の暗殺者であり先達としてレイルやセラをフォローする気立ての良さを持つ。
フリック・フォン・ウェルク
57歳 装備 片手剣
現ウェルク王国国王、人魔大戦時に冒険者としてゼルシド達と出会い五英傑を集めて支えた一人でもある。
冒険者として活動する事で父である先代の悪政を知り常日頃から諫めていた、ゼルシド達への扱いに直談判した事で幽閉されたがそれが結果としてゼルシドの虐殺から逃れられた。
その後は国王を継いで国政の建て直し、良き王として呼ばれるほどの善政を敷いたが心の中では無力さ故に父とゼルシドを止められなかった自分を責め続けていた。
ライブス・ハインリッヒ
70歳 装備 錫杖
五英傑の一人であり正教の教皇、高位の光魔術の使い手であり最高位の回復術士でもある。
若い時から柔らかい物腰をしており度々反発するゼルシドとフラウの仲裁を行っていたがヒートアップする直前までは二人の喧嘩を眺めるなどそれなりに良い性格でもある。
復活したバニス教団は自らが残してしまった禍根と捉えており、今度こそ絶ってみせると決意している。
グリモア・アークス
37歳 装備 指輪
ウェルク王国宰相、レイルに対して疑いの目を向けていたがその後レイルに無礼を謝罪するなど筋を通す人物でもある。
ゾルガ・ヴォルフ
48歳 装備 長剣
ウェルク王国将軍、“風狼”の異名通り王国流剣術と風魔術を合わせた戦い方を行う王国屈指の実力者、幼少の頃にバニス教団に故郷を滅ぼされた過去から道理なき者を嫌い、バニス教団と戦うレイルを王国兵軍に誘えないか思案している。
エリファス・シトラ
27歳 装備 騎士剣
ウェルク王国副将、若年ながらも副将に抜擢される実力の持ち主であり水土風の三属性保持者、たまに変装して兵卒に混じっては愚痴を聞いたり内部調査をしたりなどしている。
技、魔術
魔剣術=ゼルシドが編み出した我流の剣術でありレイルの竜剣術の基盤となったもの、剣術というよりは剣を使った戦闘術というのが正しく剣を投げたり素手の状態で戦うなどあらゆる状況に応じている。
顕現魔術=フラウが研鑽の果てに生み出した魔術、ふたつの大魔術を元に伝承の魔獣や存在を構築するものでそれこそ地形や環境を激変させるほどの規模と威力を誇るが少しでも制御を誤れば術者もろとも吹き飛ばしてしまう危険なものでもある。




