世界を旅する僕の足跡
「記憶の中の絶景に足跡を残そう」
魔法が使えずに家を追い出されたマキアは、東霧の平原で死にかけていたところを偶然通りかかったマティーカ旅団によって助けられる。近くに居住地域が存在しないと聞かされたマキアは、旅団の保有する魔導装甲車で最寄りの町まで連れて行ってもらう代わりに、彼らが受けた依頼を手伝うこととなった。しかしその依頼とは『東霧の平原に存在する私にとって最も価値のあるものを持ってきて欲しい』といった漠然で荒唐無稽な依頼であった……
魔法が使えずに家を追い出されたマキアは、東霧の平原で死にかけていたところを偶然通りかかったマティーカ旅団によって助けられる。近くに居住地域が存在しないと聞かされたマキアは、旅団の保有する魔導装甲車で最寄りの町まで連れて行ってもらう代わりに、彼らが受けた依頼を手伝うこととなった。しかしその依頼とは『東霧の平原に存在する私にとって最も価値のあるものを持ってきて欲しい』といった漠然で荒唐無稽な依頼であった……