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ひめみこ  作者: 転々
第七章 中学校編入
59/202

第七章までの主な登場人物

小畑 昌幸 おばた まさゆき 


 本作の主人公だが、公式には死亡したことになっている。

 設計業務に就いていた。ある日急性腸炎で入院し、人生をやり直すことになる。

 外見は非常に女性的だった。(それが理由では無いが)就職に失敗し、米国で『留学』という名のモラトリアムを過ごす。幸か不幸か、その間に娘をつくったことにされてしまった。実際のところ、米国ではモテることも無く、その外見で侮られることの方が多かった。

 帰国後ジム通いで身体を作ったが、顔までが精悍になることもなく、脱いだら合成写真のような姿と評されたことも。



小畑 昌 おばた あきら


 本作の主人公。

 比売神子の血によって現在の姿となる。公称十三歳、戸籍上の年齢は十六歳。これは昌幸が留学中に作ったという設定のため。

 髪は白、目は明るい群青、色白で童顔は前世から。

 身長は中学生としてはほどほどだが、手足の長さは日本人離れしている。

 体格が変わっても体脂肪率があまり変化しなかったためか、かなり筋肉質で、見た目より体重はある。



家族


小畑 渚 おばた なぎさ


 昌幸の妻。とある会社で経理事務をしている。

 外見は長身で整った容貌ではあるが、地味。

 性格はかなり楽天的。過去に声優を目指していて劇団経験もあるが、昌幸には黙っていた。

 背の割に体重が軽いのは体脂肪率が高いから。実は慢性的に運動不足で、四十キロ台を死守するのが難しくなりつつある。

 昌幸には過ぎた奥さん。



小畑 周 おばた あまね


 昌幸の第一子

 登場時で三歳 第七章終了時で四歳

 性格はかなりワガママで向こう見ずなところあり。



小畑 円 おばた つぶら


 昌幸の第二子で長女

 登場時で一歳

 少し人見知りな甘えん坊。第二子の女児としては言葉が遅い。


神子


竹内 沙耶香 たけうちさやか


 比売神子の一人

 登場時で戸籍上は二十五歳ということになっている看護師。現役の比売神子では最年少ながら、次席の立場にある。

 栗色の髪に青い目、加えて長身で肉感的な姿は日本人には見えないが、血縁には五代遡っても日本人しか居ない。

 前世では英文科、現在は看護大学校を経てとある病院に看護師として籍をおいている。

 合気柔術の達人で、神子たちの指導もしている。足音をたてることのない歩きで、度々昌を驚かせている。



山崎 光紀 やまざき みつき


 神子の一人

 登場時 高三  第七章終了時 大学一年

 十二歳で血の発現を迎えたため、神子となっても年齢が変化せず、唯一、戸籍の変更をしていない神子。

 高校時代は成績優秀にして合気柔術の達人。才色兼備の美少女だが、実はマンガを始めとしたサブカルに詳しく、それを隠すこともしていない。そこも含めて彼女に憧れるものが多いのは、美少女特権としか言いようがない。

 十八歳になり、比売神子となるか一般人として生きることになるかを決める時期となっている。

 昌を男の娘扱いしている。



森 聡子 もり さとこ


 神子の一人

 登場時 高二  第七章終了時 高三

 そこそこの進学校で、上位の成績。

 山崎光紀とともに、昌を男の娘扱いしている。趣味嗜好が光紀と合うため、二人は仲がよい。

 光紀とは逆に、サブカル系の趣味は隠しており、高校ではクール

な美少女で通している。



神崎 千鶴 かんざき ちづる


 神子の一人

 登場時 高一  第七章終了時 高二

 外見はカワイイ系のアイドルっぽいが、実は物静かで思慮深い性格。



牧野 直子 まきの なおこ


 神子の一人

 登場時 中三  第七章終了時 高一

 しっとりとしたキレイ系の美少女。背中の半ばに達するストレートの黒髪、切れ長の目、白い肌はまるで人形の様。

 大学入学直前に『血の発現』で中一に逆戻りし、もう一度受験勉強をしなくてはならないことに釈然としないものを感じている。

 神子の集まりでは孤高を保つことが多く、特に光紀・聡子の悪乗りとは距離をおいている。このメンバーの中では、昌を除けば最も格が高い。



芝浦 優奈 しばうら ゆうな


 神子の一人

 登場時 中二  第七章終了時 中三

 丸顔に左右高さの異なる短いツインテールは、童顔の彼女を小学生のように見せるが、立ち上がるとスラリとした七頭身半。

 実は光紀に次いで長身で、更に伸びる余地あり。



クラスメイト


川崎 由美香 かわさき ゆみか


 昌のクラスメイト

 バスケットボール部で二年生ながらスタメンの一人。誰とでも仲良くなれる気さくな性格。ボーイッシュな美少女で男子より女子生徒からの人気が高く、バレンタインデーにはかなりのチョコを貰ったらしい。

 バスケ優先の生活をしているせいか、成績は良くて中の上どまり。

 本人は与り知らぬことだが、同学年はもちろん、何故か二年生からもお姉様と慕われている。



古川 詩帆 ふるかわ しほ


 昌のクラスメイト

 放送部所属で、アナウンス部門で県大会の出場経験あり。学業成績も学年で五位以内を守り続ける優等生。

 小柄ではあるが、切れ長の目が特徴の色白美少女。そして体格に似合わぬ巨大なお胸を持っている。そのためか、スポーツ全般を苦手としている。本人としては、もう少し背が高いか、胸が小さければというコンプレックスがあるが、大抵の女子にとっては贅沢な悩みである。

 特定の仲良しグループには入っていないが、その凜としたたたずまいと成績から、周りに一目置かれている。



村田 紬 むらた つむぎ


 昌のクラスメイト

 家庭科部所属。自前の裁縫道具を持ち、制服の縫製を手直しするレベル。

 大きな目がチャームポイントの美少女。自分の外見を理解しており『萌え系美少女』を演出している。制服の手直しも、一人称が『紬』であることや『なのです』口調もその一環。

 サブカルに詳しく、その外見と裁縫のウデを活かして……。

 特定の仲良しグループには属していないが、人間関係の力学にも長けていて、女子の間では等距離な位置を確保している。

 学業成績自体は、上位十五番あたりをウロウロしているが、単に勉強をしていないだけ。頭の回転が速く、いわゆる地頭の良さは、古川詩帆を凌ぐ。



その他


高瀬 慶悟 たかせけいご


 既婚で二児の父。

 とある病院に籍をおく医師で、総合診療医としてはかなり優秀。最近十年近くに『血の発現』をした神子たちの主治医をしている。

 学生時代は国境なき医師団を目指していたが、ひょんなことから現在の立場にある。

 神子の主治医として、特に今回の臨床データを得られることには張り切っている。

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