冬に咲く恋
手に誓おう──
「ふふ、今日はお豆腐おまけしてもらっちゃいました──」
今夜は冷奴にしてもらいましょう、と浮かれながら今野冬が帰り道を歩いていると、前からガラの悪い男二人が歩いてきた。
冬は端に寄って、そっと通りすぎようとした。だが、ガラの悪い男たちは、身なりの整った冬を見逃さなかった。
「こんにちはぁ、お嬢さん。買い物帰り?」
「……ぇ、まぁ、はい……」
「荷物重そうだから持ってあげるよ、なんなら家まで送るし、なあ?」
「ああ──」
と男二人は顔を見合わせてにやつく。
「け、結構です、そんな重くないし……」
そっと冬が避けて行こうとすると、一人の男が腕を掴んだ。
「っ?!」
「まあまあ、そんな警戒しないで──」
「そりゃ警戒するだろう、下心丸出しな顔をした男に腕を掴まれたら」
とがたいは良いが、すらっとした男がやって来て言う。
そして、制服を身に纏っている彼は、冬に訊いた。
「この男たちは知り合いで?」
「ち、違います……!」
「そうか──」
それから彼は軽く頷くと動いた。
まずは冬の腕を掴んでいる手を離させ、そのまま腕を後ろに回して押さえる。
「って! 何すんだお前!」
「いや、その方があなた方を知らないと言っているので、防衛を──」
と彼は言いながら、腕を上にあげていく。
男は「痛い痛い痛い」と顔を歪めながら言った。
「わ、わかった! そのお嬢さんにはもう近づかないっ、だから腕を離してくれ……! 折れる……っ!」
「大丈夫、関節が外れるだけだ」
真顔で言う彼を見て、片方の男は「ひぃぃぃぃ」と悲鳴をあげて逃げ出し、捕まっている男の顔は青ざめていく。
「や……っ、やめてくれっ」
あまりにも男の顔色が悪くなっていくので、彼は仕方なさそうに溜め息を吐いた。
「ふむ……。懲りたなら結構だ。早く立ち去れ」
ぱっと彼が手を離すと、男は脱兎のごとく逃げていった。
「……次はないと思うが、これからも気を付けた方がいい」
「あ、はい、ありがとうございます。あの、貴方様のお名前は……? 私は冬と言います。今野冬です」
「お礼がしたいんです」と冬が言うと、彼は少し困ったように笑ってから答えた。
「お礼なんてとんでもない──。ただ、困っているのを見過ごせなかっただけだ。私は来島光治。次は気を付けるといい──」
と光治は答えて歩いていく。
「……光治様」
光治が過ぎ去った後、冬はぽそりと名前を呟き、胸がきゅっとなるのを感じるのだった。
*
「何? 冬、帰ってきてからずっとぼーっとしちゃって──」
と冬の母はテーブルに夕飯を運びながら、うっとりとする冬に訊く。
冬はふふっと嬉しそうに笑うと、母にさっきあったことを話した。
「……まあまあ、そんな人が? 良いじゃない。私は好きよ、そういう人」
「でしょう? お礼したかったんだけど、住所とか訊くの忘れちゃって……」
しゅんと肩を落とす冬に、母は「あらま」と苦笑いして続ける。
「大丈夫よ、きっとまた会えるわ──」
「何? 何の話」
とそこに冬の兄である夏輝がやって来て、話に加わった。
「冬がね、今日助けてもらったんですって」
「光治様っていうの」
「光治……名字は?」
夏輝はどこかで聞いたことのある名前だと思案する。
「来島──来島光治様よ」
「来島光治……ああ!」
と夏輝は「思い出した!」と手を叩いた。
「後輩だよ、お前と同い年だ。来島は校内で有名な奴でな──家はそんなに名高いわけではないが、腕は立つし頭もキレる。一回手合わせしたが、いい動きをしていた。まぁ、俺には勝てなかったようだが」
「兄様と同じ所に通っているのですか?!」
思わず、ぐいっと冬は夏輝に顔を寄せていた。
夏輝は「近い……」と冬の顔を遠ざけてから答える。
「……そうだな」
「やった! また光治様に会える……!」
冬は嬉しそうに笑ってから、またぐいっと夏輝に顔を近づけて言った。
「兄様、お願いがあるの──」
キラキラとした瞳の奥に、何か企んでいるのを感じ取った夏輝は、少し眉間に皺を寄せて、冬の願いを聞くのだった……。
*
「光治様はどこに居るのでしょう……」
次の日、冬は校内をきょろきょろしながら、光治を探していた。
校内といっても、冬が通っている学校ではなく、夏輝が通っている学校だ。
もちろんそのままの格好では追い出されるので、夏輝から借りた制服を見に纏っている──。
「うーん……うわっ──」
よそ見をして歩いていたせいで、前から来ていた生徒とぶつかってしまった。
「どこ見て歩いてんだ? あ?」
「す、すいません……、ちょっと人を探していたもので……」
「そうか──というかお前、見かけない顔だな──」
とその生徒は冬を訝しげに見つめる。
そしてじっと頭から爪先まで見てから、生徒は口を開いた。
「お前……もしかして、お」
「お話中失礼致します。能都さん、先ほどあちらで岩見さんが探しておりました。至急来てほしいとのことです」
「ん? 来島──そうか、わかった。今行く」
能都はまだ冬を怪しんでいたが、そのまま早足で歩いていった。
「光治様……!」
「何をしている……!?」
冬が名前を呼ぶのと同時に、光治も言葉を発する。
「光治様にお礼がしたくて……!」
「そんなことを訊いてるんじゃない──とりあえず、移動しよう」
と光治は周りに注意を払いながら、冬を先導した……。
*
「改めて、何をしているのですか……」
人目の付かない場所に着いてから、光治は改めて冬に訊ねる。
冬は少し考えてから答えた。
「……潜入、でしょうか」
「なぜ……」
「光治様に、お礼がしたくて──」
「迷惑だ」
ずばっと、光治は言って続ける。
「貴方は女性だ。もし男しかいない校内で女だとバレたら、どうなっていたか想像したか?」
「そ、れは……」
「私が通りかかったから良かったものの、もし来なかったらどうするつもりだったんだ?」
「ご……ごめんなさい……」
返す言葉が見つけられず、冬は俯いて謝る。
「はぁ……」と光治が小さく溜め息を吐いたのがわかって、冬は俯いたまま言葉を溢した。
「迷惑かけて、ごめんなさい……。でも、どうしてもお礼がしたくて……。あの時は住所も聞けなかったし──でも、家に帰って話を
したら、兄様と同じ学校に通っているってわかって、いてもたってもいられなくって……! だから、その……」
控えめに顔を上げ、光治の顔色を窺うように、冬は言った。
「貴方に、どうしても会いたくて……自分でもわかってるんです、ちょっと大胆だったかもしれないって……。でも、こうでもしない
と、もう会えないと思ったから──」
一生懸命言った冬に、光治は少し驚く。
けれども、ちゃんと注意はするべきだと、光治は一つ咳払いしてから言った。
「……いかなる理由があろうと、やっていいことと悪いことがある。今後、潜入など、こういうことはしないように」
「はい……」
「それから──」
あまりにも冬がしょんぼりと肩を落とすので、光治は少し苦い顔で続けた。
「……次会う時は、普通の格好をすること──わかったか」
冬はそっと顔を上げ、それからぱあっと笑顔になって聞き返す。
「また、会っていただけるのですか?!」
「……あぁ。ただし、帰りだ。それでもいいなら、授業が終わったら校門の前にいろ。帰りに通るから、ついでに送る──昨日の輩(
やから)も手を出してこないとは限らないからな」
と光治は言って、小さく溜め息を吐いた。
冬は嬉しそうに、大きく頷くと笑った。
「はい……! 待ってますね──!」
「ぁ……あぁ……」
光治はそんな冬に少しどきりとしながら、そっと視線を逸らした──。
*
「光治様ー」
次の日、本当に冬は校門の前にいた。
大きく手を振って、嬉しそうに笑っている。
「……帰らなかったのか」
「だって、光治様が言ったんですよ、校門の前にいろって。それに、光治様に会いたかったので」
少し照れたように笑う冬に、光治はどう反応すればいいのかわからず、頬を掻く。
「……そうか……」
「はい──」
それから歩き出し、隣で嬉しそうに笑う冬に、光治は疑問を投げ掛ける。
「何がそんなに嬉しくて笑うんだ?」
「光治様の隣で、こうして歩けているのが嬉しくて笑っているのです」
「そ、うか……。申し訳ない──」
と光治は少し難しそうな顔をして謝った。
冬は「なぜ謝るのですか」と不思議そうな顔をする。
「こういう時、どう反応していいのか、よくわからないのだ──慣れていなくてな……」
と光治は頭を掻く。
そんな光治が可愛くて、冬はふふっと笑った。
「そうなのですね──それじゃあ、まず呼び方から始めましょう」
「呼び方?」
「そうです。私が光治様とお呼びするように、光治様は私のことを冬とお呼びください」
「いいのか? 呼び捨てにして」
と光治が訊くと、冬は笑顔で頷く。
「もちろんです。だから提案したんですよ」
「……そうか。わかった。じゃあこれからは冬と呼ぶよ」
「はい──」
と嬉しそうに笑った冬に、光治も微笑み返すのだった──。
*
それからほぼ毎日、用事がある日以外、冬と光治は帰りを共にした。
冬は、今日何があった、何をした、そんな些細なことを光治に話した。
最初は「そうか」など、光治からは短い返事だけだったので、冬の一方的なものだったが、今は光治も短いながらも話をするようになり、一方的ではなくなってきていた。
「今日猫さんが、近所の塀の上でお昼寝をしてたんですけど、可愛かったんですよ」
「そうなのか。そういえば、俺……失礼、私も見たな」
と光治は一つ咳払いして言い直す。
冬は首を傾げて言った。
「何で今言い直したんですか……?」
「……外では礼儀正しくと、幼い頃から言われている──学舎じゃないとはいえ、気が緩んでしまった。失礼」
小さく頭を下げる光治に、冬は嬉しそうに笑って光治に言った。
「謝ることないです。それって、気を許してくれてるってことでしょう? 嬉しいです、光治様のまた新しい一面が見られて──。これからは遠慮なく、自分のことを俺と言っていいんですよ」
ぐっと親指を立てて見せる冬に、光治はプッと小さく噴き出す。
「……そうか、わかった。ありがとう」
「いえいえ──」
と笑う冬に、光治は微笑んで言った。
「冬と居ると、新しい発見がある」
「新しい発見、ですか……?」
「あぁ。些細なことなのに、冬から聞いた後にそれを見ると、なぜか優しい気持ちになるんだ。それに、冬が話した物とかを見ると、冬が思い浮かぶ。不思議だな──」
と光治は言って、冬を見る。
冬は「それって……」と胸が高鳴った。
「あ、の、光治様……それって──」
「よお、お二人さん、今帰りか?」
とそこに夏輝がやって来て間に入る。
「兄様?!」
「よ。ちょうどお前らが見えたからな。声かけてみた──来島、毎日悪いな。妹送ってもらって」
声かけなくていいのに!と冬は恨めしく夏輝を見るが、夏輝は気付いていないのか、光治に話を振る。
光治は「いえいえ」と軽く手を振り応じた。
「新しい発見があるので楽しいです──では、私はこれで」
「おう。またな」
夏輝に軽く会釈し、冬にも軽く頭を下げ、光治は先を歩いていった。
「……なんで声をかけたのですか!」
「なんでって、お前らが居たから」
「~っ、兄様の無神経!」
と冬はずんずん先を歩いてく。
「無神経とはなんだ、無神経とは……って、こら、おい!」
と夏輝はなぜか苛立っている冬の後を追うのだった──。
*
「ただいま」
「おかえり光治、悪いけどちょっと手伝ってくれる?」
「わかった──」
母に言われ、光治はお盆に乗っている定食を、お客に運ぶ。
光治の家は小さな定食屋を営んでいる。
厨房で父が料理を作り、母もその手伝いをしながら料理を運ぶ。
小さい頃から店の手伝いをしている光治は、お店の雰囲気とお客さんの笑顔を見るのが好きだった──。
「お待たせしました」
「おう、ありがとよ。お前さんは偉いねえ、いつも家の手伝いしてよ。もっと他にやりてえこととかねえのか?」
常連客のおじさんにそう問われ、光治は少し考えてから答える。
「そうですね……。特には──でも、こうやって店の手伝いをすることで、両親が少しでも楽になるなら、俺はいいです」
「く~っ、ほんとお前さんはできた子だ。よし、餃子追加だ!」
「ありがとうございます」
光治は笑って、餃子追加お願いしますと厨房に声をかけた──。
閉店後、母は光治に訊いた。
「最近、良いことあったでしょ」
「え?」
「表情が柔らかくなった気がする」
と母は笑って、カウンター席に座る光治の隣に腰を下ろす。
「ほら──、最近いつも冬さんの話するじゃない? その人のおかげかなって、母さん思ってるんだけど」
「え、あぁ……かもしれない」
と光治は冬を思い出して微笑んだ。
「まあ。光治ったら、そんな顔初めて見た。いつも真面目な顔ばっかりで、母さんちょっと心配だったのよ、笑えないんじゃないかって」
「母さん……」
「冗談よ冗談──」
と母は笑って手を振る。
それから優しげに光治を見て、微笑んだ。
「でもよかった。光治にそういう人が出来て……。大切にするのよ?」
「あぁ──」
光治も微笑んで頷いた。
*
「……今日は元気がないみたいだが、何かあったのか?」
普段なら会った直後から冬のお喋りが始まるのだが、今日は口数が少なかった。
冬はしょんぼりした様子で、光治に言った。
「何かっていうか、明日から二週間、同じ教室の人たちと勉強会があるんです……」
「ほう。勉強が嫌なのか?」
「いえ、勉強は嫌じゃないんです。でも、そうなると光治様と一緒に帰れなくなるのが残念で……」
と冬は肩を落とす。
「たった二週間だろ? あっという間に終わる」
「されど二週間です……!」
と冬はあっけらかんと言った光治に、力を込めて言った。
「……なら、二週間会えない分、今日いっぱい話しておけばいい」
「それじゃ駄目なのか?」と光治が冬に問い掛ける。
冬は明日のことに気をとられ、今の時間を忘れていた。
「あ、そうですね! 嘆いてる場合じゃないです! 光治様、今日はちょっとゆっくり歩きましょう、話し足りないです」
といつものように喋りだした冬に、光治は可笑しそうに笑って提案する。
「なら今日は、少し遠回りするか」
「はい! お願いします」
にこりと笑った冬に、光治も笑い返して、二人は普段とは少し違った道を歩きだすのだった──。
*
冬と帰らなくなって一週間。
光治は胸の中で、冬の存在が大きくなっていることに気づいた。
「……静かすぎる──」
通りすぎる子どもたちのはしゃぎ声、井戸端会議をする主婦たちの甲高い笑い声、それらが静かに聞こえるほど、冬との話は光治にとって大きかった。
周りの声なんか気にならないくらい、冬と過ごした帰りの一時は、光治にとって良い意味で騒がしく、心地の良いものだった。
「あと一週間か……」
「どうした?」
いつの間に来たのか、夏輝が光治の顔を覗き込んで訊く。
光治は少し驚きながら、夏輝に言った。
「いえ、最近、冬さんと帰らなくなってから、何と言いますか……こう……」
と光治は伝えようとするが、上手く言葉に出来ない。
夏輝はそんな光治を見て、ふっと笑った。
「寂しいか?」
「寂しい──? ……あぁ、そうかもしれません」
光治はその言葉で妙に納得した。
せいせいしたとは違う、何となく物足りない……、そんな感じだ。
「今野さん、きっと私は、冬さんのことが──」
「やめろやめろ、今それを言うな」
と夏輝は光治の顔の前に手の平を突き出して、言葉を止めさせる。
それから夏輝は一つ息を吐いて言った。
「その言葉を向けるのは、俺じゃないだろ? それに、俺がお前からその言葉を聞いたとアイツに言ってみろ、きっとアイツは何で何でと掴み掛かってくる。それだけはごめんだ」
と夏輝は眉間に皺を寄せる。
光治は難なくそれが想像出来てしまい、口元を隠して少し笑った。
「……やりそうですね」
「だろ? だから、その言葉はアイツに直接言ってくれ──。あと、俺から言えるのは、まぁ……これからも仲良くしてやってくれってことぐらいだな」
と夏輝は苦笑いする。
「で、兄としてあと一つ言わせてもらえるなら……。冬を宜しくな」
微笑んで言った夏輝に、光治はしっかりと頷いた──。
*
「ちょっと冬? もう帰るのー?」
「うん! ごめんなさい! また明日──!」
友人にそう答えながら、冬は下駄箱に向かって走っていた。
やっと二週間が終わり、今日からまた光治と一緒に帰ることができるのだ。
「今野さん! 廊下は走らない!」
「はい……! ごめんなさい──」
途中教師に注意され、冬は走るのをやめて早歩きにする。
それから教師に見えない所まで来てから、また少し走り始める。
それから靴を履き替えて門の前に向かうと、すでに光治が来ていた。
「光治様──今日は早いですね」
「ちょっとな」
と光治は笑って、冬を見る。
冬は笑って、さっきあったことを話し始めた。
「聞いてください、光治様。さっき、私光治様に早く会いたくて、廊下を走ってしまいました」
「それは駄目だろう」
「はい。今みたいに注意されちゃいました──」
「ダメですね」と冬は苦笑いしてから、でも……と続けた。
「光治様に会えると思ったら、いてもたってもいられなくて……」
照れて笑う冬を見て、光治は「あぁ……」としっかり自分の中で、確かな感情が芽生えているのを感じた。
「光治様……?」
少しの間ぼんやりとしていた光治に、冬は顔を覗いて言う。
「どうかしましたか? 帰りましょう」
にこりと笑った冬に、光治は優しく伝えた。
「冬」
「はい……?」
「俺は、貴方が好きみたいだ──」
冬はきょとんとしてから、ふふっと笑う。
「光治様でも、冗談を言うのですね。それでも嬉しいですけど」
「冗談ではない。本当だ。ゆくゆくは一緒になりたいと思っている」
真剣な顔で告げる光治に、冬は徐々に頬を染めた。
「口に誓うのは、一緒になる時と決めている。だから、今はここに誓おう──」
と光治はすっと冬の手を取り、甲にキスを落とす。
「……俺と一緒になりませんか」
「っ……はい!」
頬を染めた冬は、嬉しそうに笑って頷いた。
「でも……、もうちょっと場所を考えてほしかったです……」
「え? ……あ、すまない──」
気づくと、周りには生徒の群れが出来ていて、冬と光治を遠巻きに見ていた。
二人は気恥ずかしくなりながらも、顔を見合わせて笑うのだった──
冬「これからは手を繋いで帰りましょう(笑顔)」
光治「あぁ──(微笑む)」
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