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おまけ #1


 このおまけは、#1を全て読み終わった後に読んでいただくことを強くオススメいたします!

 また、1-7改と見比べながら読んでいただくと、より楽しんでいただけるかな? と思います!






 おまけ #1,ほんの少しだけ内容を変えるだけで、物語はこうも全く違うモ――。




 ……。

 …………。

 ………………。

 ……いったい、見つめ合ってどれくらいの時間が経ったのだろうか?

 女子生徒は未だ無表情のまま、そこから微動だにしていない。

 ボクはボクでさっきからずっと冷や汗が止まらず、しかも手に持ったスマホも、〝パンツ〟も、ギュッと握り締めたまま、動かすこともできなかった。

 ……このまま、本当に日が暮れるんじゃないだろうか?

 そう思った――その時だった。

 ぴゅう、と風が吹いたのだ。

 それは女子生徒のスカートを〝持ち上げ〟――って! ちょっ!!?

 「危ない!!!」

 届かないと分かっていながらも、ボクは思わず〝パンツ〟を持っていた方の手を伸ばしていた。――当たり前だ。先ほどまで女子生徒はボクに対して〝後ろ〟を向いていたからまだいいようなものの、今度は〝正面〟を向いてしまっている。その〝危険性〟たるや、もはや誰に言わずとも理解できよう。〝非常に危険〟なものだった。

 しかし……

 ま、マズイ!! もう間に合わない!!

 やはり、届くわけがなかったのだ。

 ボクの目の前で、まるでスローモーションビデオを観ているかのように浮き上がって行く、〝ソレ〟……もはや、どうすることもできなかった。

 せめて見ないようにしなければ! そう思ったボクはとにかく目を背け――だ、だめだ!! 間に合わないッッ!!

 ふわり――その瞬間。ボクは、〝見てしまった〟。不可抗力とはいえ、〝見てしまった〟のだ。


 ――女子生徒の股間にはあるはずのない、ボクと同じ〝ソレ〟を……!!!!!


 ……。

 ……。

 ……。

 「……さて、じゃあ、ボクはそういうこと――どうぇ!!?」

 ボクは背中から〝非〟女子生徒に抱きつかれ、そして軽く、首を絞められてしまった。

 その上で、さらに一言。

 「……ウフフ❤ アタシの〝秘密〟を知っちゃったのネ❤ 〝責任〟、とってもらうわよ★」

 「……へーい」


 「――あァァァんまりだァァアァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」



 ぱアアァァんッッっ!!!!!!!!!!!!!!!!






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