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幼馴染が帰省するタイミングでオレもめっちゃイメチェンして帰省したら…  作者: 猫の集会


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なぜ

 せっかくダイエット…したのにな。

 

 せめて、痩せたね!すごいじゃない‼︎くらいの言葉をかけていただきたかった。

 

 ふりかけ程度でもいいのに…

 

 パラパラって、適当でも…なんか声をかけて欲しかったよ…。

 

 人見知り発動したんかな⁇

 

 …

 

 いや、那月は人見知りとか全くしない生き物でした。

 

 では、なぜ…

 

 こたえは、簡単です。

 

 オレが嫌いなんじゃね⁉︎

 

 …

 

 自分でこたえて、ショックをうけるセルフおバカです。

 ウケる〜。

 

 もうさ、これは笑うしかなくね⁉︎

 

 あはは…はは…は。

 

 

 カラカラ空笑いのあと…

 その日は、めっちゃ落ち込んだよね。

 

 あんなに頑張ったのに…

 

 ほぼ無視で草…

 

 

 あぁ、そうだ。

 明日は、家の草むしりでもしよっと。

 

 親孝行じゃ‼︎

 

 ただの帰省じゃない‼︎

 

 そうさ、オレは親孝行をするために帰省したのさ。

 

 うんうん、草草そうそう

 

 てことで、次の日に草むしり決定‼︎

 

 めっちゃ、むしってやる‼︎

 

 かわいそすぎて草って今だれか言った⁉︎

 

 …

 

 ううん。空耳空耳‼︎

 

 さてと、明日に備えて久々の母の手料理を堪能して、お風呂へと入ります。

 

 ざっぷーんと湯船にはいると、なんか風呂は広くてゆったりできた。

 

 あぁ…那月よ…

 

 那月…

 

 うっかり那月を思い出してしまったので、慌てて脳内から那月を消し去った。

 

 夕飯、美味しかったなぁ。

 

 やっぱりおふくろの味ってのは、いいもんだなぁ。

 

 からあげさん。

 ニンニクと片栗粉のあの絶妙な絡みが最高だ。

 

 あと、ちょっと甘めの混ぜご飯もまたよかったなぁ。

 

 家族団欒ってのも、久しぶりだった。

 父にも久しぶりに会ってさ、なんかほっこりだ。

 

 そして、ほっこりを思い出して那月を封印だ。

 

 

 でも、このままじゃ…また太るね。

 

 やっぱり料理が美味しいと、コロンコロンまっしぐらだ。

 

 気をつけよっと。

 

 

 

 

 気を引き締めて、朝から草むしりの準備だ。

 

 その前に、からだの準備体操からだ。

 

 白湯白湯ー。

 

 やっぱり白湯からはじまる朝は、落ち着きますねぇ。

 

「え、冬季…お茶は、ここにあるわよ?」

 白湯を飲んでいたら、母がお茶の葉を差し出してきた。

 

「いや、白湯がいいんだよ」

「え…冬季、やっぱりお金ないの?だからそんなに痩せて…」

「違うよー。健康と美容に白湯がいいんだよ。知らない?」

「知ってるけど…冬季は、美容系男子じゃなかったわよね?どうしちゃったっていうのよ?」

「かわったんだよ。オレも成長したのかなあー」

 

 …

 

 母は、驚きすぎて固まっていた。

 

「じゃ、オレ草取りしてくるわ」

 

 …

 

 また固まる母。

 

 そりゃ、そうだよなぁ。

 

 今まで、朝からジュース飲んで怒られてたし、家のポストみてくることすら嫌がっていたオレが、草取りするとか言ってんだもんなぁ。そりゃ、固まるよなぁ。

 

 

 

 夏の草取りは、なかなかの運動すぎる。

 

 面白いくらいの汗が、ぼたぼただ。

 

 面白いくらいというか、面白い。

 

 出るわ出るわ。

 

 草取りしながらダイエットだ。

 

 昨日のカロリーは、帳消しになって一安心だ。

 


 

 で、草取り終了して白湯を飲んでいたんです。

 

 すると母がまた…

 

「えっ⁉︎お湯⁇ジュース冷やしてあるのに?ジュース放置で白湯なのっ⁉︎」

 と驚いていた。

 

「もぅ、白湯はからだにいいんだって。」

「それは、朝でしょ?」

「まぁ、朝も飲むけど意外と体温と同じ温度の飲み物飲むと調子いいんだよね。血液になる水分をからだに同じような温度で流してやると、からだも喜ぶんだよ。きっと」

 

 …

 

「あー…」

 

 やっぱり固まる母。

 

 固まる母を放置して、シャワーへと向かいました。

 

 

 最高にさっぱりだ。

 

 いったん上着は、着なくていっか。

 

 まだ暑いしー。冷房に一度冷やされてから上着を着ようと廊下に出ると、那月がいたっ‼︎

 

 とっさだったので、オレはおもわず

「オレさ、痩せたんだ」

 って、言葉を発していた。

 

 そしたら那月が

「えっ…あ、そうですか…ご病気なんですか?わたしは、医者じゃありませんのでなんともわかりません。それより上着は、来た方がいいですよ?ただの筋肉自慢なら、やめたほうがいいです。どうかしてます」

 って、怒られてた。

 

 どうかしてます…か。

 

「あ、すみません…」

 

 那月があんまり他人行儀なので、オレもつい敬語になってしまった。

 

 上着を慌てて着ているあいだに、那月は帰ってしまった。

 

 なんでだよーー‼︎

 

 那月ーー‼︎

 

 敬語とかさ、めっちゃ距離を感じるんですけどー⁉︎

 

 

 続く。

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