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幼馴染が帰省するタイミングでオレもめっちゃイメチェンして帰省したら…  作者: 猫の集会


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17/18

なるほど

 先生とは…

 

「あの…那月さん?先生ってのは…」

 

 まさか、ヤバすぎを極めたオレを先生と呼んでいらっしゃらるのかな⁉︎

 

「え…だって、先生ですよね?春翔くんの」

 

 …

 

 ん?

 

 反面教師とでも言いたいのかな?

 

「先生っていうか…兄?」

「へぇ、そんな存在なんですか…」

 

 ⁉︎

 

 えと…え?

 

 兄貴として不合格だよね?的な感じ…?

 

「あの…那月さん?」

 

 …

 

 那月さんは、オレをほとんど見ないけど、一瞬少しオレをにらみつつ言葉の爆弾を投げてきた。

 

「那月さんとか気安く呼ぶの、ホントにやめてください」

 と。

 

 

 ボッカーン

 

 直撃です。

 

 言葉の爆弾直撃いたしました…

 

 大打撃…

 

 …

 

「え、だって…今まで那月って呼んでても平気だったじゃん。てかさ、なんで文章でのやりとりはいつも普通なのに、直接会うと…こうなるの?」

 

 那月さんは、はい?あなたは…なにをおっしゃっているんですか?みたいな表情をしてきた。

 

 てか、

「なに言っているんですか?」

 って言われた。

 

 …

 

 いや、逆にどうした那月⁉︎って聞きたいよ…?

 

 オレはさ、いつからオレと那月ってこんなことになってしまったの⁉︎って聞きたいよ?

 

「那月はさ、あ…那月……さま?は、オレのこと昔からもしかして嫌いだった?」

 

 …

 

「…さんからさまにかわっただけ…まぁ、そんなこと、もうどうでもいいです‼︎そもそもわたし、あなたの昔なんて知りませんので」

 

 ⁉︎

 

 過去を消した…

 

 てか、過去の思い出を抹消した⁉︎

 

 それほどオレが…大嫌いだと…

 

 …

 

 やっぱり直接会うのは、不正解だったね…

 

 文章のみで、やりとりする…べきでした。

 

 あの文章からして、普通にしてもらえると思ってしまったオレがおバカさんでした。

 

 

「…それより、本題に移ろうか」

「そうですね。どうしてあなたがここにいるのか、そこから教えてください。」

 

 …

 

 えっ…

 

 そこから…なん?

 

「それは…約束したからね。」

「だれとです?冬季とですか?」

 

 ⁈

 

 オレがオレと約束して那月さんの元へ?ってこと⁇

 

 まぁ、そうとも言う…の?

 

 オレが合意したから、ここにいる…?

 

 えと、ややこしくない?

 

「まぁ…そうなる?」

「なぜですか?」

 

 …

 

「なぜって言われても…なぁ…」

「あんまりわたしに付きまとわないでください。わたし、あなたに興味ありませんから。あと、好きな人いるので」

 

 …

 

 グサグサと心に、なにかが突き刺さった。

 

 草草グサグサ

 

 あー、草っていがいと突き刺さると痛いんだねえー?

 

 

「それってさ、やっぱり春翔のこと?」

「え?春翔くんは、かわいいけど……違います。そもそもが、あなたに関係ありませんよね?」

 

 …

 

 たしかにです…。

 

 てか、春翔のこと拗らせてたわけじゃないんだね…。

 

 …

 

 

「それじゃあ、わたし用事ありますので失礼します」

 

 那月さん…さま?は、あっさり帰ってしまったね?

 

 

 かと、思えばまた那月さんから電話がきた。

 

「冬季ひどいよ‼︎ひどすぎ」

 と、怒っていた。

 

 さっきのじゃ、言い足りなかったのでしょうね。

 

「うん、ごめん」

「なんで?」

「え?」

「なんであんなことしたの?」

「それは…」

「わたしのこと嫌いならそういえばいいじゃない。ひどいよ」

 

 …

 

 ん?

 

 嫌い?

 

「いや、オレは…嫌いっていうか、いまさらだからはっきり言うけど、好きだよ。今でもずっと」

「えっ…」

 

 …

 

「オレ、ずっと好きだよ。那月が名前で呼ぶなって言っても、オレのこと嫌いでも、オレはずっと那月が好きだよ。」

 

 実は、オレたちはオープンカフェにいたから、まだ那月が近くにいるのは、みえていた。

 

「那月…なんで泣くの?」

 

 携帯を持ったまま、那月は涙を流して呆然としていた。

 

 

 だからオレは、那月のところに駆け寄ったんだ。

 

「那月」

 

 オレの言葉に振り向いた那月は、目を見開いた。

 

「…一瞬、今あなたが冬季かと思ったわ」

 って、さみしそうに笑った。

 

「…いや、オレ冬季だし」

 

 …

 

 那月は、オレの顔をじっとみて

「え?え…違う」

 と、電話を持ち直して電話に話しかけた。

 

「冬季…」

 って。

 

 だから、オレは電話を耳にあてて返事したんだ。

 

「なに?」

 ってさ。

 

 那月は、

「信じられない…人がかわったようになるって聞いたことあるけど、人ってこんなにもかわるの?…声は…似てるけど、外見…顔も体型も髪型だって違うじゃない。なにが起きているの?これは、なに?」

 と、呆然としていた。

 

 そんなに驚くことでもないよね…?

 

「いや、ただ痩せただけだよ?」

「え、じゃあ先生じゃないの⁉︎ストーカー家庭教師じゃなかったの⁉︎」

「どういうこと?」

「春翔くんの家庭教師だとばっかり…」

 

 ⁉︎

 

「え、ごめん‼︎それで泣いてたんだ⁉︎怖くて⁉︎……マジごめん。」

 

 那月は、あははって笑って

「めっちゃ、かわったんだね!かわりすぎてはんとびっくりすぎた」

 って、いつも通りの那月に戻った。

 

 

 そもそも、久しぶりにあったときから勘違い継続していて、初対面から馴れ馴れしくて怖かったのだとか…

 

 いきなり筋肉自慢してきたときは、はんとにめっちゃひいたらしい。

 

 さらには、たくさんのきゅうりを家にまで持ってきて、そもそもあなたは隣人ですらないですよね?ただの隣人のお子さんの家庭教師がなぜそこまで?と、なっていたらしい。

 

 

 …

 

 そりゃそうですよね…

 

 ごめんなさいと、すみませんの詰め合わせタイムです。

 

 大変なトラウマを植えつけていたオレ…

 

 無意識とはいえ、相当怖かったでしょうに。

 

 ほんとうに、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 

 申し訳なさいっぱいで…でも、それは誤解だとわかり、今度の大型休みにでもまた、ゆっくり会おうねと、解散した。

 

 

 あれ?

 

 なんか、大事なこと…忘れてない⁉︎

 

 

 

 続く。

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