えっ⁉︎
那月さんは、文章では普通に返してくれる。
むしろ、昔とかわらずの対応だったりする。
あうと塩対応だけど…
会うとアウト‼︎なのだ。
…しかし、アウトを恐れていてはいいプレイは、できない‼︎
そんなんで、試合に挑めるのか⁉︎恐れるな‼︎アウトを恐れる者は、アウトにすらなれない‼︎
試合にすら出られないんだ‼︎
わかるか‼︎ってさ…
…
そもそも、オレはスポーツが苦手界隈かいわれ野郎でした。
でも…
いまなら、かいわれ以上の力を発することができる。
なぜなら、カッパ野郎に昇格していますから。
…
カッパとか、かいわれとか、もうさ…みどりみどりやんけ。
緑緑…
いいえ…オレの場合は、りょくりょくとかいて力力です‼︎
緑どこいった?
あ、いた。
緑の力マシマシで、緑緑力力怪獣だ‼︎
みどり増し増し倍増中キャンペーン開催中。
だれが喜ぶのかは、知らん。
しかし…オレが緑増し増しで倍増したら、きっとだれかは喜ぶよ…。
きっと…
だれか知らんけど。
あ…なんかみえる。
オレの心臓が緑っぽい気がしてきた。
…気がしただけだ。
だから、どうした?って⁇
どうもしない。
あぁ…
クリスタルな、からだが欲しいです。
からだのすべてがクリスタルだったら、オレはクリスタル冬季って名前だったかな?
…
そんなの、どうでもいい。
もうさ、ひらがなにしたら、くりすたるなのか、陶器なのか意味わからん名前やん。
掛け持ち厳禁。
二股禁止。
二刀流なら…ええやん?
言い方って、大事なんですね。
…
そんな、まわりくどくしてましたが…
連絡します。
那月さんに、連絡してみようと試みます。
では…
いってらっしゃい。
ドキドキしながら、送信ボタンを押して文章たちを見送った。
送ったところで、こちらにも文面は残されているので、それを見送ると言うべきなのか…どうなのか…。
ドキドキ 土器土器
心が固まりそうです…。
固まっていいのは、花粉だけにしてもらいたい。
…
いや、花粉が固まってオレの目玉に入り込んできたら、大迷惑だ。
いや、目が…パニックだ。
右目も左目も、扉をしめてしまうだろう。
いや、扉なんかない。
まぶたか…
そんなこと、どうでもよくない⁉︎
って思っていたら、どうでもよくなくない?返事が那月さんから送られてきた。
‼︎
な、なんと、那月さんがオレと二人きりであってくれるという、香ばしい…いや、喜ばしいお返事が返ってきた。
ありがとう。ありがとうございます。
全てのものに感謝いたします。
いや、花粉にだけは感謝したくない‼︎
花粉に嫌悪感をいだきつつ、那月さんに返事を送った。
そして…今度の土曜日にオレは、那月さんの大学の近くまで伺う約束をしたのです。
で、約束の土曜日ですよ。
やっぱり…アイツがついてきました。
傷心ってやつです…。
めっちゃ懐かれましたよ。
エサ…
オレって、エサやりましたかね?
なぜ、こんなにも懐かれてしまったのか疑問です。
…
それだけ、那月さんへのおもいがオレには強すぎたってやつですね…
あぁ…そうか。
オレが那月さんに心を掃除してもらって、那月さんへのおもいを強くすればするほど、傷心もパワーアップするんだなぁ。
おそろしや…
恐ろしいじゃなくて、オソロがよかった。
お揃いの恐ろ。
…
どんなんだよ⁉︎
それは、キモいから…遠慮しておこう。
お揃いの恐ろは、遠慮したところで待ち合わせ場所のカフェに着いた。
まだ那月さんは、来ていないようだ。
どうなんだろ…
文章でのやりとりをしている時は、普通だったけど、やっぱり実際にめんと向かうと…あれなのかなぁ…?
顔が見えなきゃ、まだ耐えられるけど…実際に顔みちゃうと、イライラが募る‼︎的な…?
昔は、そんなことなかったのになぁ…。
…
自分から那月さんを呼び出しておいて、とてもドキドキ緊張して待っていた。
結構…待っていた。
しかし、来ない。
約束の時間になっても…いらっしゃらない。
…どうしたのでしょう?
ちょっと連絡してみましょうかね。
携帯に電話をすると、オレの目の前に座っていた女性が電話しながら席を立った。
そして、チラッとオレをみて
「えっ⁉︎なぜあなたがここに⁉︎」
と、驚いていた。
那月…さん。
目の前にいたんだ。
後ろ姿だったから、わからなかった。
「…いや、オレと待ち合わせしてるからいるんですよね?」
「…えっ⁉︎なっ……⁉︎んっ⁉︎」
オレが電話越しにそうこたえると、那月さんは携帯の画面とオレを交互にみて、プチパニックになった。
「どうしたの…?那月…さん?」
…
「え…どういうこと……?」
こっちが、どういうこと?だ。
とりあえず一旦落ち着いて座っていただいた。
で、那月さんは言った。
「なぜ…先生が?」
ってさ?
⁉︎
先生とは⁇
続く。




