掃除
これは…
あれですね。
真相を確かめるしか、ありません‼︎ね‼︎
那月さんのためにも‼︎
春翔は、彼女の話は恥ずかしいとか言っておりましたけど、色々突っ込まれるのがイヤな可能性が大ですね。
あの人がいるから帰りたくないの?ってことは、たまに遊びにくるっていう感じでもないよね?
てか、冬でさよならとかさ…
あ、まさか…
あの彼女とは別れるから…春まで待ってとか春翔が那月さんに言ってたとか?
でも、まだ別れていない…的な?
なんなら、猫とか飼いだして…
楽しそうだよ?
オレに写真まで送ってくれてさ?
それは…ヤバいね。
そりゃ、怒るよね?
てか、同棲する意味とは?
そして、オレに両親もそのことを隠す意味とは⁇
そもそも…春もいたってことは、冬も当然いたのよね?
前に…帰ったとき、だれかがいる気配とか全く…
…
…
てかさ…
えっ⁉︎
あれっ⁈
オレってば…
久々に帰った夏…そういえば、なかなか家に入れなかったよね⁈
母さんがインターフォンでてさ…
もしかして…あの時、だれかがいて慌てて隠れたとか?
もしくは、どこかに避難した…?
だから、なかなか入れなかったのか…?
きっと、その時はどこかに避難したんだろうな。
家にだれかいる気配を、全く感じなかったし…。
冬どころか…夏からすでにいたんじゃん。
いつからいるんだよ⁉︎
そして、目的はなんなんだよ⁈
…
待ってなよ‼︎
那月さん‼︎
オレが家に居座っている謎の人物を暴いてあげるからね‼︎
でも、その前に那月さんに春翔のことは…きちんと聞いておきたい。
…
二人であうことは…可能なのだろうか…
それとも…
春翔もいた方がいいのかな?
…
いや、まずは那月さんから春翔について聞くべきだよな。
どんな約束を二人がしているのか、していたのか、聞いてから春翔にも聞こう。
…
オレは、仲介役みたいになりつつありますが…
実は、内心は辛かったりする。
だって…
大好きな幼馴染がさ、オレの弟と拗らせてて…
それを聞いて、恋の橋渡ししてあげようとしてるんだもんな。
おひとよしのおひとりさま…。
一人だっていいやん…
おひとよしのとしよりさん…
一生独身…でもいいやん。
一生毒心よりも全然いい‼︎
毒の心なんて、イヤだし。
オレは、スッキリして生涯を過ごすんだ。
そして、オレのまわりにいる人にも幸せでいて欲しい。
そう思うのは、きれいごと?
いや、自分のまわりだけでもきれいでクリアがいいんだ。
だから、身の回りの掃除もするし心の掃除だって…
辛いけど、きちんと掃除してやるんだ‼︎
心の掃除は、なかなか大変だ。
普通の掃除なら、目に見えてきれいになる。
ほうきちりとりぞうきんばけつ。
なんか、早口言葉みたいな掃除用具があれば、たいがいきれいになる。
しかし…
心の掃除となると、なかなか難しい…
目に見えない排水溝くらい、みえない。
じゃあ、どうする?
排水溝は、臭いが発生したりしてキタナイデスワヨって、お知らせしてくれたりもする。
しかし、人は…
心がどうかしていても…においが発生することは、あまりない。
いや、ある。
すべてが無気力になり、お風呂すら入りたくなくなって、髪もボサボサで、服だってとりあえず着ていればいいみたいになってきて、顔の表情だって、沈む。
…
それって…ほぼイメチェンする前のオレやん…
オレって…いまさらだけど、心が掃除されつつあったやん!
那月さんのおかげで、心の掃除されてたやん。
…
そっか。
恋も心の掃除ができたりするんだなあ…
まぁ、今は…また汚れつつ…
ない‼︎
失恋くらいじゃ、オレは汚れない‼︎
もう、かわったんです‼︎
皮からかわったんです‼︎
皮ってなんだよって?
皮膚ですよ‼︎
皮膚がピンピンなんですよ!
ハリのあるお肌に、艶々の髪のアイテムを装備したオレは、意外と元気なんです‼︎
オレは、那月さんに大掃除してもらったんだ。
過去の那月さんに、色々と気にかけてもらって、のちに大掃除してもらったんだ。
たぶん…那月さんはそんなことしらないし、
掃除しようとして、オレに接していたわけでもないだろう。
しかし、今こうしてオレは掃除されているのだから、恩返しをしなきゃなんだ。
見た目だけでは、わからないお掃除恩返しをいたします。
傷心は、まだ痛むけど…掃除はされているから、よき‼︎
それでは、那月さんに連絡してみましょう‼︎
続く。




