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公式試合

道場の広場は朝から熱気に包まれていた。

各地から集まった剣士や見物人で埋め尽くされ、ざわめきが波のように広がる。

今日は白嵐はくらん流と、その派生流派・えん流の公式試合。両流派にとって、威信いしんをかけた一戦であった。


白嵐はくらん流の師範ヘイク・ノウルは、並んだ弟子たちを見渡し、低く言った。

「よいか。流派の名誉など気にするな。剣を学ぶ者として、この場で――自分の心の剣を見つけてこい。」


その眼差しは厳しくも温かい。弟子たちはそれぞれ大きくうなずいた。


対するえん流の師範、カロス・フェルナーは真逆だった。

「恥をかくなよ。白嵐はくらん流をねじ伏せ、我らえん流こそ正統であると示せ!」

その声は鋭く、弟子たちを追い立てるようだった。


観客の耳目じもくはすべて、これから始まる戦いに注がれていた。

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