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ノヴァムカイワールド  作者: フィのー
間章 インタールード
46/50

月の見える夜に───しずく草の夜


塔のふもとに、白い花が咲いた。

名もなきその花に、ふたりは“しずく花”と名を与えた。


夜の空気に溶けるように、

ふたりの声は静かに重なり、

夢の中でさえ、同じ景色を見た。


塔はまだ眠っていない。

それでも、

彼らは恐れず、

“今”を選んだ。


記録守として、

この夜を忘れないように記す。


**――これは、ふたりが“今”を信じた夜の記録。

  しずく花の夜、確かに存在した。**


---


それだけを記して、夢界はノートを閉じた。

塔の影が、朝の光に溶けていく。


彼は微笑んで、

静かにその場をあとにした。

(終わり)

間章としてきましたが、次から3章が始まります

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