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ノヴァムカイワールド  作者: フィのー
一章 旅立ち
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1話

2025年4月7日。A県の高校に胸をときめかせて入学した昭元唯斗。しかし、彼を待っていたのは、同じ中学校の友達との別れと大量の課題だった。

大量の課題に埋もれながらも何とかやり過ごし、夏休みが経過。この時点でも友達と呼べるようなものはできていない。それもそのはず。彼はコミュ症と呼ばれる病気を発症していたのだ。彼の心の支えはたまに会う中学校時代の友達と、家にある小説だった。

そして時が流れ、夏休み前日になった。

 頃は2025年7月23日。高校1年生の昭元唯斗は、もう時期来る夏休みに胸を躍らすとともに大量の課題に頭を抱えていた。「かだい、おおいなぁ」どらエモンの絵を手紙に描きながら終わるのを待っていた帰りのHOMEROOMだが、途方もなく長く永く感じた。

その時。

ーーガシャーン

謎の音とともに辺りは閃光に包まれた。うっ

意識はそのまま深いところに墜ちていった。。。



 目が覚めると、謎の森の中にいた。教室は…?ここは?

などと頭をよぎっていると、ふと近くの茂みから音がした。

息を潜めて、やり過ごそうとした矢先、謎の影とともに「よ」という声が聞こえた(気がした)。これにはつい、

「夢界〜!」

といってしまった。夢界とは、同じ高校に通う中学校からの仲のともだちだ。

夢界は「はは、何をしているのカナ?」と。

くぅぅ、と言っていると、夢界が

「じゃあそこの街に行こうか。」と言い出した。

ま、街?その前にここどこ?なんで?

ーー様々な疑問が頭をよぎったが、彼は早々と歩き出していた、、、


 ーー夢界、あしはやいよぉ

心の底からそう思ったところで、ようやく街に着いた。十和田よりもしんまりとした、街というかは地方の中の地方の農村のようだ。

え、ええ、ええええ?ま、街?

とは口に出さなかった。いや、出せなかった。街(村)人の目線が痛かったのである。

「ね、ねぇ夢界。なんでこんなに注目されてるのかなぁ。」

「はは。今の姿見たら分かるだろう」

…?夢界ってこんなかんじだっけ?と思いつつ。よく考えてみれば制服を着ていたのだった、と思い出す。(無論街、村人はレキシの授業で出てきた村人の格好だった。)

「とりあえず服を買おうか。」

いいね、と思い、親指を上げた。

 …その後、服を買って着替え、村…街にあった宿屋に泊まることになった。そして今に至る。夢界は…あれから、どこかにひょいっといってしまった。

どうしたのかなぁ、夢界。迷子?むかえいこうかなぁ。

どらエモンを描きつつ、待って早2時間。

「よっ。」

ひょいっと帰ってきた。

「…?どうしたの、?」

こう聞いたのも無理はないだろう。ガッチリとした硬そうな胸当て(2人分)、強そうな短剣(2本)、たくさんの飲み物(?)。

「あぁ、これ?」

ーーいや、それ以外にねーだろ!

完全に夢界の流れにのまれている。

「これ、唯斗のぶんだからな〜」

と、胸当てと短剣を差し出してきた。

え、えぇ。と動揺するのも無理はないだろう。なんせ2,3時間前まではただの高校生だったのだ。

「じゃ、おやすみ〜」

せ、説明してー

と言いたかったがもう寝ていた、、、


 何時間経ったのだろう。周囲のうるささに目が覚めた。

なんだー、と思いつつ、窓の外の空を見た。光が見事に入ってきて部屋を照らしていた。ふうぁぁ、とあくびをしつつ、なんだ、何も無いや、と思い寝ようとしたとき…ふと、頭に疑問がよぎった。

今は…夜、だよな?

今度は、窓の前まで行って外を見た。

……前言撤回。村中に火の手が上がっていたのだ。た、たいへんだー!

慌てて夢界を起こそうとしたが…

「む、むかい…?」

隣のベッドには誰もいなかった。

う、うそぉ、にげたのかぁ?

そう思ったが、武器防具も一式ないことからきっと外だろう、と勝手に思った。見つけたら「なんでおいていくんだよぉ、」とでも言ってやろう。

外に出て、右、左を見た。宿は街の中心部にあるが、やけに右のほうが騒がしい。火が出てるからか?

そっち側に歩いた。夢界からもらった武器防具をつけて。いま冷静に考えれば何で武器防具売ってるんだよ。どこから手に入れたんだー!と疑問を感じる。後で問い詰めてやろう。

そう考えるうちに、人だかりを見つけた。全員武装している。ひぇ、

ただ、全員中心部をみているようで、人だかりをかきわけて中心をめざした。

そこにいたのは…夢界!

ただ、様子が変だ。

短剣を構えて、デュエル(一対一)をしている。

え、ええ、だれか説明してー

相手はだいぶでかい。2.5メートルほどありそうだ。

さらに、どこからどう見ても人じゃない。モブリンだかモリブリンだかのようだ。

と、ここで状況が急変する。

まず、夢界の短剣が光り。

次に、巨体の相手が倒れ。

更に、囲んでいた半数程が逃げ出し。

そしめ、残り半分が歓声を上げた。

????

「おぉ、唯斗。ようやく起きたか」

視線を上げると、夢界が目の前まで来ていた。

「さっきのは?大丈夫?何があったの?ここはどこ?武器はどこで買ったの?」と質問攻めをした。

「まあ…おいおいはなすからな」

ひとまず盛り上がっている広場から離れ、宿に戻った。


 夢界と唯斗は宿からでた。

……あの後、宿で詳しい話を聞いた。

要約するとこうだ。

「ああ、冬休み課題だるいなぁ。→課題なくそう!→コマンド入力(?)→飛ばされる→街発見→この世界について知る→唯斗はっけん→今」

おお?まるで理解できん。とりあえず、さっき買ってきた飲み物はポーションだったようだ。どこまでもファンタジーだ。

「というわけで魔王倒しに行くぞー!」

「???」

どういうわけだよー

と。これはさすがの夢界でも分かったらしく、

「昨日住人に聞いたら、魔王の仕業かもねぇ。魔王倒したら戻れるかもよ」とのこと。

まあいっか。

村から続く一本道(意外と整備されている)を歩きだした。。。

 


ある程度歩いたとき。

パン!パン!パン!

な、なんの音?夢界はすぐに走り出していた。

え、えええ?

銃だったらどうするの?やばいよ?

と思いながら走っていると、森が一部だけ開けた。

夢界は端にいる人?に話しかけている。だいぶでかい(とはいっても昨日のデュエルの人よりは小さい)。

「よ、唯斗!三八式歩兵銃いいよねぇ!」

「!!!」

この声は…金子太郎!

想定外の事態だったが、なぜか銃を持っている太郎に遭遇した。。。

(続く)

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