わんぱくを極めしエケチェン猫
わんぱくを極めしエケチェン猫
我が家の4ヶ月のコネコちゃんは、1粒だけカリカリを残すー…
7歳のネコちゃんの方が、コネコちゃんよりも食べるのが早い。
ネコちゃんは、
「解せぬ。」
という顔で、コネコちゃんにそっと近寄り、何とかしてごはんを奪えないか頑張る。
ちゃんと見張っておかないと、コネコちゃんを押しのけて、ごはんを横取りしてしまう。
コネコちゃんは、そんなパイセン猫ちゃんに、必ず1粒だけカリカリを残す。
「食べたいんでちゅか~? いいでちゅよ、ただし1粒でちゅけれども~。」
みたいな感じで、器用に1粒だけ残して、お皿から離れる。
ネコちゃんは、
「好機!」
とばかりにその1粒を食べる。
その間に、コネコちゃんが、ネコちゃんのお皿をペロペロなめている…。
お互い、食べてるものが気になるのか…?
何なん、君たち…。(笑)
ごはんの時、
「ネコちゃん~!コネコちゃん~! ごはんだよ~!」
と言うと、コネコちゃんが、
「ピァァァァッ!!(超高音)」
と鳴く。
(猫ってこんな鳴き方すんだ…!?)
と毎回驚く。
しかも、ごはんをごはん台に持っていくまでに、人間の「肩に手を回して歩く」を、パイセン猫であるネコちゃんにやる。
「ごはんでちゅねっ! パイセン!!(ピァァァァッ!ピァァァァッ!!)」
そして、ネコちゃんにぶっ叩かれている。
これが『うざがらみ』というやつか…。(笑)
さっき、コネコちゃんとおもちゃで遊んであげていたら、盛大に飛んだ。
なぜか横方向にロケットのように飛び、壁に頭を打ち付けて落ちた…。
「ゴンッ!」
という音がした。
その後も元気に過ごしているが…。
大丈夫なのか…この子は…。(笑)
ネコちゃんの真似は何でもしたい。
ネコちゃんが、軽々とジャンプして高い所へ上ってしまった時は、
「キュ~!」
と下で鳴いている。
そんなコネコちゃんを、ネコちゃんは、
「解せぬ。」
と香箱座りしながら見ている。
声をかけても、撫でても、
「キュルキュル…♡」
と言って、お腹を見せてしまう。
警戒心ゼロで生きており、物音などにも動じない。
最近だと、この子すごいわ…と思ったのは、私がキッチンで慌ただしく料理している最中、キッチン床のど真ん中でヘソ天で寝だした時だ。
肝の座り方が度を超えている…。(笑)
今日は、ネコちゃんを私のお布団の中にかくまってあげて、一緒にお昼寝した。
ゴロゴロ言いながらネコちゃんは安心して寝ていた。
ネコちゃんは7歳と言えど、いつだって私に甘えたい。
だから、好きなだけそばにいさせる。
コネコちゃんは、少し離れたホットカーペットの上でヘソ天で寝ていた。
目を覚ましてから、真っ先にネコちゃんを探していた。
ここで、
「パイセンどこでちゅか~!?」
と、掛布団の上から中にいるネコちゃんを踏みまくる時もあるが…
今日はコテッとまた寝てくれた。
今日までに、エケチェン猫に買ってあげたおもちゃはほぼ全て破壊された。
ネコちゃんのおもちゃも、おもちゃ箱から引っ張りだされて噛みちぎられてしまった…。
おもちゃ箱を開けるという知能がやばくない…? どうやって開けたの…。
わんぱくさ極めしエケチェン猫。
日増しに大きくなる。
成長が楽しみで仕方ない。