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2話 C級砦に攻め込んだら…

本日もこれから夜勤に入るので、早めの更新です。

400ポイント到達ありがとうございます☆ミ

「「うぉぉぉーーー!」」


鐘の合図と共に、城の前で待機していたギルドのメンバー達が我先にと城内に侵入していく。


アクマ達もそれに続く。アクマに続き、旗持ちのアミ、アタッカーアインハルトと蒼、ヒーラーのレンと心愛の順で進んだ。


【アクアバレットⅥ】


入ってすぐ、アクマ達に向かって水の散弾が襲いかかってくる。


【ミラージュ】


アクマの魔法でターゲットを虚像に置き換える。


【デュアルファイアⅤ】

【トリプルショットⅡ】


魔法を放ってきたローブ男に、アインハルトの魔法と蒼のスキルで反撃する。


【キングシールドⅡ】


ローブ男とアインハルト達の間に巨体の盾持ちが割って入る。2人の攻撃は盾に弾かれて消滅した。ローブの男の魔法が再び放たれる。


【アクアバレットⅣ】

【スナイプショットⅢ】


アクマとアミが盾になり、メンバーを守る。蒼のスナイプショットが盾持ちを貫通してローブの男を射抜いたが、致命傷にはならず、敵のヒーラーに回復されてしまう。


【ホーリーライトⅩ】


「対人戦はまずヒーラーを潰すのが鉄板ってね」


回復魔法を使った事で、敵のヒーラーを特定したアクマが魔法を発動し、それ倒す。


「やられた」「まだ負けてない」「むこうのヒーラーも落としてやれ」


と向こうから声が聞こえる。


【ブレッシングⅩ】


アクマがわざとらしく支援魔法を使う。


「あいつだ」「支援魔法を使ったぞ」


と声が聞こえてくる。ブレッシングをかけたアインハルトに目で合図し、彼が魔法の詠唱を始めた。


【ファイアランスⅥ】

【ダブルシューティングⅧ】

【ダブルスラッシュⅣ】


敵のパーティメンバーと思われる面々がアクマにスキルを放つ。もちろんアクマは”無傷”だ。


【エクスプロージョンⅤ】


ブレッシングで強化されたアインハルトの爆発魔法が発動し、前衛の盾持ち以外は文字通り焼失した。旗持ちが倒れた事で盾持ちも強制転移で退場する。城内はあちらこちらで遭遇戦をしていたが、アクマ達は難なく進んでいく。


城内2階への階段前ではすでに防衛に入っているギルドがいた。階段を守るように前衛が4人、その後ろにアタッカーが4人、階段の上にはヒーラーと思われる2人がいる。旗持ちは見当たらない所を見ると、すでに掲揚台で待機しているのだろう。


「ここは我々、ブルーオーシャンズが支配した。それ以上進めば命はない」


盾持ちの1人がそう宣言する。


「大人しく道を開けたら命までは取らないけど?」


アクマは相手を挑発してみる。


「戯言を。やれ!」


【ファイアランスⅩ】

【アクアランスⅩ】

【アースドライブⅩ】

【トリプルショットⅥ】


アクマは避ける事なくその攻撃を受ける。


ファイアランスとアクアランスはアクマに当たる事なく、魔法反射が発動し、術者に跳ね返る。アースドライブとトリプルショットは直撃を受けるが、アクマにダメージを与えるほどの威力はなかった。跳ね返った魔法で術者は倒れ、残った2人は何が起こったのか分からずに、目を見開いて驚愕している。


【エクスプロ―ジョンⅤ】

【スナイプショットⅢ】


アクマの後ろからアインハルトの魔法が前衛部隊に放たれる。激しい爆発で2人が吹き飛んだが、2人は耐えた。蒼の攻撃が階段上にいるヒーラーを狙撃し、討ち取る。


「馬鹿な!」


「残りはキミ達だけだね?」


一瞬のうちに、メンバーの半分を失った敵ギルドは半ば戦意喪失している。


【スナイプショットⅢ】


2発目の弓矢が残ったヒーラーを消し去り、相手は回復手段を失った。それで冷静さを失った前衛が突っ込んでくる。


【デュアルファイアⅤ】


突っ込んできた前衛は先ほどの爆発でHPが減っていたので、アインハルトが放った一撃で倒れていく。


「お、応戦しろ!旗を狙うんだ」


「「りょ、了解」」


【アースドライブⅩ】

【トリプルショットⅥ】


アミに攻撃が集中する…


しかし、アミにもダメージは通らなかった。


「そんな!?」

「堅すぎる!」


【スナイプショットⅢ】


蒼の弓矢が後衛の魔法使いを狙い撃つ。魔法使いだけあって防御力は低く、一撃で倒れた。


【ホーリーライトⅩ】

【デュアルファイアⅤ】


アクマとアインハルトの攻撃が残った前衛と後衛を倒し、敵は全滅した。


アクマ達は2階に上がり、掲揚台を目指す。2階は先ほどのギルドが防衛していたので、敵の姿は見えなかった。アクマ達が掲揚台にたどり着くと、そこには先ほどのギルドの旗持ちが待機していた。アクマ達を視認した途端、自らの旗を掲揚する。


『この城はギルド【ブルーオーシャンズ】に占拠されました』


城にギルド旗が掲揚された事で、アナウンスが流れ、当該ギルド以外のプレイヤーはすべてギルド本部へ転送された。もちろんアクマ達も例外ではない。


「おしかったね」


「もう一回行こう。まだまだ時間はあるよ」


アミは再びギルド旗を受け取り、転移陣に乗りこむ。先ほどと同じ城を目指して進んでいく。


着いた時には5分が経過し、城門が開いた所だった。アクマ達は、再び乱戦を制し、2階への階段にたどり着く。目の前には先程と同じ光景に前衛が1人増えただけの布陣が敷かれていた。


「一応聞くけど、譲る気ある?」


「「「「あるわけないだろ!」」」」


【エクスプロージョンⅤ】


アクマがアインハルトの詠唱時間を稼ぎ、魔法が発動する。例のごとく、前衛は半壊する。


【【ヒール】】


生き残った前衛は回復魔法で全快した。


「僕がやるね。後ろお願い」


「了解」


【ホーリーライトⅩ】

【ホーリーライトⅩ】


無詠唱のホーリーライトを連発して、素早く前衛の2人を倒す。


【エクスプロージョンⅤ】


後衛に爆発魔法が撃ち込まれ、ヒーラーもろとも消し飛んだ。


「先に進もう。一応、僕はここを守るから、アミさんを頼みます」


「了解」

「分かった」


5人は掲揚台に向かった。


「さて…どうしようかな?」


アクマの前には敵が押し寄せて来ていた。

次回、攻城戦編 第3話『C級砦を防衛したら…』は3月17日0時までに更新予定です。


【読者の皆様へのお願い】

読んで良かったと思わる方は、是非【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆(ポイント)評価】をお願いします。

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