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12話 レイドボス最終日を迎えたら…

本日も評価&ブックマークありがとうございます!

おかげさまで200pt突破しました☆彡


最終話の予定でしたが、緊急クエスト(レイドボス)が発生したので1話延長します!


※3/1 23:20頃 小説更新中に誤って投稿してしまいました。

 すでに読まれた方は申し訳ないですが、同じ内容になります。

レイドボスチャレンジは最終日を迎え、ランキングは今日で決まる。アクマは2位、流華は8位になっていた。今日は赤羽が家事のため、午前中はフリーになった。流華達はランキングが危ういので午前中からレイドバトルに参加している。今揃っているのはアクマ、アミ、アインハルトの3人だ。3人でどこに行くか相談する。


「14時集合だからそんなに遠くには行けないけど、どうしようか」


アクマはそう言いながら時間を確認する。現在時刻10時30分…。どこかに行っても往復で3時間で戻ってこなければならない計算になる。


「一番近いのは職業ダンジョンだけど、隣のダンジョンぐらいなら足を伸ばしても平気だろう。東の洞窟と西の洞窟がそれぞれ近いな」


アインハルトが言う。西の洞窟はゴーレムと戦った思い出がある場所だ。東の洞窟はまだ知らない場所だ。


「そういえばアインハルトの装備は揃ったの?」


アミがアインハルトに聞いて来た。


「ん。今のレベルで足りないのはあと少しかな。でも欲しいのは魔法塔だから遠いんだ」


魔法塔は魔法都市エメンタルにある火、水、風、地でできた4つの塔の事である。エメンタルに向かうには飛行船で45分、帰りに15分かかる。


「まぁ、行くなら行ってもいいよ。僕も火のカードは欲しいと思ってるし。2時間ぐらいしか時間はないけど」


「じゃあ決まり!」


アミの一言でエメンタルに出発する事が決まった。3人は飛行船で魔法都市エメンタルに向かった。3人共、魔法師団に所属しているのでそのまま業火の塔に向かった。


「どうぞお入りください」


3人は業火の塔に足を踏み入れた。1階は大地の塔と同じく、遺跡のような作りになっている。経験値を均一分配にし、3人は2階を目指して進んでいく。


中にいたのは赤いコウモリ型のモンスターで炎を吐いて攻撃してきた。レベル差もあり、ダメージは受けずに1階を攻略した。


2階には蜥蜴型のモンスターのフロアだった。アミが前衛でターゲットを取り、アインハルトが殲滅する。アクマはというと…


「私の出番がなくなるから黙って見ててください!」


とアミに言われたので付いて行くだけにする。大地の塔での経験があったので、アミの言う通りにする事にした。2人に任せて道を進み、無事に3階に到達する。


3階はアクマとアインハルトの目当てである"火の精霊"サラマンダーがいる階だ。時折ヒールは使うが、ほどんどアクマに出番はなかった。仕方なく、アミとアインハルトのペアとソロのアクマに別れ、サラマンダーを倒す事にした。


【アストラルファイアⅢ】


サラマンダーの炎がアクマを襲うが、アクマの魔法耐性の前には無力だった。アクマはいつものようにモンスターをトレインしながら進む。ある程度集まったらホーリージャッジメントで殲滅するを繰り返す。1時間程狩り続け、お目当てのアイテムを手に入れる事ができた。


戦利品はそれぞれアインハルトに《ブレイズコートSR》、《爆炎の籠手SR》を、アクマに《サラマンダーカードSR》を、それ以外はアミに分配した。飛行船の時間まで約30分…。


「行くしかないよな?」


一同は4階に向かう。4階のボス部屋に居たのは炎を纏った魔人だった。


「我が業火の塔に登りし冒険者よ。そなたに最後の試練を与えよう」


魔人が戦闘体勢に入る。


「炎の化身【イフリート】参る」


言わずともアミは前衛に回る。アミがターゲットを持ったのを確認し、アインハルトとアクマは攻撃を開始する。


ホーリーライト2発でイフリートのHPはイエローゾーンに突入する。


【試練の業火】


イフリートの炎が強くなり、フィールド全体を駆け巡る。


【アクアバレットⅢ】


しかし、炎はすぐにアインハルトの魔法で消えていく。


【ホーリーライトⅤ】


アクマの攻撃は止まらない。イフリートのHPはすぐになくなった。


《爆炎の杖SR》Main ◇◇ ATK:60 MAG:220

炎属性攻撃で与えるダメージ+30%


杖はアインハルトに渡す。3人は転移陣で入口に戻った。クエスト報告の余裕もあり、魔法塔でイフリート討伐の報告を済ませる。それから3人は飛行船でプリンス王国に戻った。


アクマは最後の一枚…サラマンダーカードを杖に装着する。


《水流の疾風の大地の業火の悪魔アクマの神杖Ⅹ》◆◆◆◆


これでアクマの攻撃は聖、火、水、風、地の5属性攻撃になった。


それからしばらくして、赤羽がログインすると4人はレイドボスチャレンジに向かった。今日は何事もなく終わる…はずだった。


20時から特殊レイドボスが出現したのだ。会場への転移陣の隣に赤い転移陣が出現し、すべてのパーティが再入場時間の制限を受けずに入る事ができた。


アクマ達もそれに入場する。内部は巨大な円形の闘技場になっており、その中心に黒い渦がある。


参加するパーティ全員がこのフィールドにいるため、かなりの数のプレイヤーが集まっていた。参加者募集が終了し、転移陣が消滅する。渦から1体のモンスターが現れた・・・。


「こいつは…」


龍の頭部と8つと尾を8本持つ怪物…。日本ではその名前を知らない者はいないだろう…。


八岐大蛇ヤマタノオロチLv1,000】HP13,850,000


こうして戦いは始まった・・・。

というわけで、次回レイドボス編最終話になります。その後はミライさんがネタバレしてますけど、ギルドを設立する話にしようと思ってます。もちろん、主人公はさらなる進化を遂げるつもりですが(笑)


レイドボス編 最終話『八岐大蛇ヤマタノオロチと戦ったら…』は3月3日0時更新予定です。


【読者の皆様へのお願い】

読んで良かったと思わる方は、是非【ブックマーク】と【評価】をお願いします。

評価はモチベーションにも繋がるので、よろしくお願いします(´・ω・`)

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