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人類史を闇の底に叩き落した出来事。

『ファースト・インパクト』 一つ目の破滅にして、人類の三割が命を失った3年前の事件。きっかけは別次元からの『アーティファクト』の流入――その災害により日本は常夜の国となった。そして中心である東京は異常現象が跋扈する不可触地域となり、”魔法少女”という異常存在が世に跋扈するきっかけになった。


『セカンド・インパクト』 二つ目の破滅にして、人類の9割が死亡した1年前の事件。ファーストと合わせて生き残ったのはたった7%の人間である。それを行った魔法少女『トワイライト』は殺され、ティアマトによって殺された生命が救われた事件。


『サード・インパクト』 三つ目の破滅にして、人類が滅んだ事件。魔法少女は人類にカウントされない。それを行った魔法少女『サーズデイ』は殺され、クリック・クラックによって歴史が巻き戻されてことにより一般人に認知されていない事件。

 


組織

『統制機関』 ファースト・インパクトで人類の3割が死んだことから作られた秘密結社。各国機関と権力者が集まって作られた一般人に知ることは許されない陰謀論の組織である。世界に”そのもの”はなかったが、近い組織と国家権力が集まって結成された。

 あらゆる人間の思惑が入り混じる混沌とした組織のため、まともに手足を動かすことさえできない。それが結成された初めから”決定する”という機能が完全に失われている。なぜなら、人間は組織ができると勢力争いをはじめ、物事を決めるのに敵勢力がいうことならば何でも反対すると言うことがまかり通る性質を持っているため。

 ゆえ、幾多の下部組織があるが基本的には勝手に動いている――というより、そもそも確固たる指針すらも決められないのが現状。ただただでかいだけで存在価値はない。


『世界情勢』 世界を滅ぼせる魔法少女が居るのは日本と米国、そして、日本は米国に従っているため、米国一強である。ただし、米国も自分の国の魔法少女の扱いに苦慮しているためにトップを走っている程度の意味しか持たず、勢力はマーブル模様になっている。


『経済』 世界の国々はどこもファースト・インパクトによる打撃が全く抜けておらず、どの国も例外なくブロック経済を取っている。比較的豊かである日本でさえスラムができているのだから、他の国では餓死者が出ているうえに大量の麻薬中毒者がはこびっている有様である。なお、その中で日本だけは変わらず輸入を行っている。無価値な紙幣なんかを、貴重に過ぎる資材と交換している理由は一般人では想像することすら許されていない。


『魔法少女対策課』 日本の統制機関支部。クラックが乗っ取ったが、名前だけで金も権力もない。もっともクラックはそんなものどこかから調達してくるが。


『学院』 対策課の下部組織ということになっているが、実際は厚生省が管理している。魔法少女を保護する名目の組織であるのと同時に、魔法少女たちに学問と常識を教える場所……という建前。性格がねじ曲がっているか、魔法がとんでもなく使いどころが限定される魔法少女しかいない奇妙なところ。

 社会との接触が禁止されているが、実は魔法少女たちには給料が出ている。


『ヘキサゴン』 アメリカの統制機関支部。


『魔法研究室』 日本の権力者が作った闇の組織。人体実験などを行い、ティアマトの魔法の恩恵のみを享受するための研究をしている。具体的には洗脳、人格の破壊など。似たような組織は世界中にあり、研究室は日本で活動しているだけ。



魔法少女関連

『魔法少女』 アーティファクトに選ばれ、魔法を使えるようになった少女。中学生程度の年齢がよく選ばれるが例外もある。しかし、魔法を使う存在であるのならば例外なく少女の姿をしている。そして、その魔法は使い勝手の差こそあるが、階級はない――つまり、どのアーティファクトでも”世界は滅ぼせる”。その心に底なしの虚無を飼っていれば。


『勇者』 別次元から浮上した存在……通称『神』に選ばれ、力を与えられた者。条件を満たさなくなると能力が消える他、状況次第で能力規模が大きく変動する。数が少なく、毛色の違う魔法少女としか見られていない。近年増え続けているが、基本的に『神』に従い権力に服従しないため、問題行動しか起こしていない。


『魔物』 ファースト・インパクト以降現れるようになった災害。多くは黒い瘴気が凝ったような姿をしており、例外なく人間を殺すことがその目的。質より量の殺人鬼(魔物だが)であり、見境がない。突っ込んで行けば後方の民間人に被害を減らすことができるが、基本的には生贄を殺している間に逃げるために使われる習性。

 サードが起こった現在でも、不可触地域外に出現するのはA級までである。一番弱いF級ですら銃が効かない。彼らは都合の良いバリアーなどではなく、強靭な四肢と埒外物理学によって人を殺す。絶対零度を超える冷気、削れようと回復する馬鹿げた治癒力、触れればガラス化する異界の法則――魔法少女はアーティファクトの力によって真正面から魔物を破壊する。……たとえ、どれだけの被害が出ようとも。


『魔力』 魔法少女が持っている力。計測が可能、また魔物も持っている。勇者の場合は力を行使しているときにのみ観測される。


『魔法少女服』 魔法少女になった少女が、戦闘形態に移行するときに生み出す服。破れようが、汚そうが次に出したときにはきれいになっている。強力な魔法少女ほど人目を引く派手な服になる傾向にある。


魔女の未来エイジ・オブ・ウィッチ』 はるか未来のあらゆる生命が滅亡した未来。覚醒に至ると、夢という形でそこに行けるようになる。









秘密事項


魔女の未来エイジ・オブ・ウィッチ』 はるか未来のあらゆる生命が滅亡した未来。覚醒に至ると夢でそこに行ける。その真実は始まりの魔法少女が決着を付けた未来にして、いつかこの世界に覚醒段階Ⅴが現れると言う絶望。


『魔力』 基本的に魔法少女は魔力を消費して異常現象を引き起こしている、と思われているがアーティファクトにそんなものはいらない。ただ、使う人間の精神は底なしに異常現象を振るえるようにはできていない――そのために魔力と言う言い訳ができた。そして、それは精神力の残り香のようなものに過ぎない。つまり、魔力がバトルの最中に無限に増大しようがそれは当然、だってそもそも関係ないのだから。



『不明室』 外部には秘されている対策課の上位組織。人体実験も行う闇の組織。


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