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最強の武器は【矛】ですか?それとも【盾】ですか?

矛盾をアレンジして見ました


むかーしむかし、山に囲まれたとある農村に2人の子供がいました


彼らはその日、とある話を聞きました


+++++++++++++++++++++++++++++++++++

英雄ガーフノダンは言いました

『ここにはなんでも貫く矛がある!この最強の矛で貫けないものはない!』

『例えドラゴンであろうと、神銀(ミスリル)の塊であろうと!』


そこに意を唱えたものがいました

彼はもう1人の英雄シールガデル

『ここになんでも防ぐ盾がある!この最強の盾は全てを防御する!』

『それが自称最強の矛でもな!』



そういうと彼らは殺し合いを始めました

民を巻き込み、国を巻き込み…

何度も何度も戦いそして、決着が着く前に処刑されてしまいましたとさ…

+++++++++++++++++++++++



その話を聞いた2人は我こそはと、それぞれ矛と盾を取り合い戦い始めました


最初は子供の遊びと思っていたソレでしたが、2人が成長するごとにただ事ではなくって来てしまいました


やがて2人は幾度となく殺しあい、


修行をし、


より強い武器を求め戦いに開けました




それでも決着のつくことはありませんでした




最初の戦いから60年……英雄の再来として2人は国を二分し戦い続けたのであった



我こそは最強の矛の英雄と名乗る バルザート


我こそは最強の盾の英雄と名乗る レシード




そう彼らは今日……本当に最後の戦いを始めようとしていた……



矛こそが最強と唱える矛軍


盾こそが最強と唱える盾軍


2万対2万の軍勢のぶつかり合い


どちらも一歩も引かず、睨み合っていた





「ついに決着をつける時が来たな…!覚悟しろ!レシード

この矛が貴様の忌まわしき盾を貫いた時がお前の最後だ」


「ああ、本当に最後だ!お前こそ覚悟するがよい!バルザート!その忌まわしき矛を破壊しイカしたに叩きつけた時こそお前の最後だ」






そう言い放つと2人は地面を踏みしめながら走り出したのであった


「「おおおおおおおおおおおおおお!!!!死ねぇ!」」

「レシード!」「バルザート!」








渾身の一撃そう、今までの思いを詰めた一撃同士がぶつかった!




























------パフっ




え?


気のせいだろ




ああ、こんなところで俺は負けられないんだ!

「もう一度いくぞ!バルゥゥゥゥ!」

「今度こそぶっ殺してやるレシードオォォ!!」












ーーパフっ…

「んぷっ!……はぁはぁ、」

やべえ、笑いそう!はらいてー



「もう、息切れか?苦し…ぷッ!…そうだな?」

「そ…ういう…お前こそ」


「「喰らえ!!!!」」










ーーーーパフ!



ぷっ!笑



「「うはははははは!」」





「ひい、あははははははは!」

「ゲラゲラ!無理耐えきれん!」





それから2人は笑い続け、腹を痛め休戦になったという


それから5日後


2人は和解したそうであった


さらに声明を発表したのであった




「最強の武器とは何だろうか?

我々は戦い続けそして辿り着いた



何でも突き刺す事が出来る矛だろうか?


それとも絶対に破壊されない盾だろうか?







いやどちらも違う


最強の武器はネタ武器なのだと……我々は気付かされた!」


そうして長きに渡る矛、盾戦争は終わりを迎えだのであった











◇◆◇◆



「って話をなんだよ」



俺はこの老人2人の話を聞いていた


どうも俺が売り出していたネタ武器のパフパフシールドのおかげで戦争が解決したらしい


んな訳ねぇだろ!ボケてんのか?なんて考えながら俺は2人の話を聞く












それが本当とは知らずに……




いいところで台無しにします笑


次回!


金の湧く壺……

いかにも怪しい壺を購入した



朝起きると!ぼ、本当に!金が増えてる!



しかし世の中は甘くない


その日から降り注ぐ災難


一体なんなのか?





次回を楽しみに

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