プロローグ 「なんか面白そう」で転生した
転生?
会社行かないと!
そう思い出して目が覚めた
『起きた?』
誰だ!
俺の家に誰かいるのか!
そう思いあたりを見渡すが……俺の部屋じゃないらしい
昨日暴れたせいで怪我して病院に運ばれたのか?とも考えたがそれも違うらしいからな
まるで核シェルターにいるみたいな感じの広い空間に
小学校の頃の木の椅子
そこに座り、ゲームをしている子供
ゲームって言っても旧時代のゲーム
つまりRPG形だが
「ああ、起きてるぞ、で誰だ!お前」
『えーと、神様かな?ゲームの』
「そうか、それでゲームの神様はどうして俺を呼んだんだ?」
『君、死んだよ……それでね!なんか、面白そうだから……いや、間違えた!可哀想だから転生させてあげようと!』
おいおい!思いっきり”面白そう”とか言ったぞコイツ…
「あのゲームにか?」
『え?それは無理かな?』
「何だよ…神なのに出来ないのかよ」
『出来なくないけどつまらないからー』
あ、堂々と言っちゃうんだ…
「ひどいやつだね君」
『ででもね!一つだけ!叶えてあげる!願いを!』
「決めた!」
『早くね??!』
「異世界でゲーム時代からやっていたネタ装備屋をやる!」
『いいの?それで?』
「ああ」
『面白そうだねぇ!いってらっしゃーい!はははははははは!あははははははは!』
だんだん白く染まる空間を見ながら俺は、目を閉じたのであった
なんか面白そうって酷いな
次回!
二つの伝説がぶつかり合う!
「「くっ…また引き分けか…」」
最強なのは矛なのか、盾なのか‼︎!
最終決戦が始まる!