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奥の教室

特に面白いことも無く廊下を歩き、いろいろ見て終わった。

去年と変わったところが一つあり、一番奥の教室が物置になっていた。物置の前…去年はある部活が借りていた。部活と言っても3人くらいしかいないからサークルらしきものだと噂があったのを思い出す。


「ねぇ、美莉依」


「何?」


「ここの噂あるでしょ?

 美莉依はどうゆう部活だったか知ってる?」


と、言って一番奥の教室を指差す

考えているのか思い出しているのかわからないが少し俯く


「…わからない」


「あ、やっぱり?」


「ごめんね。」


「ううん。大丈夫。

 ちょっと気になっただけ。」


「気になるなら入ってみたら?」


「え…!?」


「大丈夫!!

 先生達は一年生の入学式のリハーサルで忙しいから多分来ないし、なんか面白そうでしょう?」


美莉依の意外な提案に驚く優香だが確かに面白そうだと判断した優香は「いいよ」と、言うかのように美莉依を見て奥の教室に向かって歩き出した。


「大丈夫かなぁ?」


「言い出したのは美莉依でしょうが…」


「えへへ…」


扉を開けようとすると鍵はかかって無いらしく普通に開いた。

中に入ると毎年体育祭に使われる大量の鉢巻き、黒板のチョーク、椅子や机などいろいろなものが置かれていた。

普通の物置だ。


「…つまんないね」


「そうだね……」


【7:56】


「もう出ようか」


「うん」


そう言いながら振り替えると扉が閉まっていた


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