文化財保護法
掲載日:2026/05/30
1950年の5月30日、「文化財保護法」が公布されました。
これは、世界的に見ても、珍しいです。
建造物や美術品などカタチあるものを「有形文化財」、
演劇や音楽、工芸技術などは「無形文化財」といいます。
なかでも、無形文化財は人間の「わざ」そのもの。
たぐいまれな「わざ」を持っていると認定された人は、「人間国宝」と呼ばれているのです。
2025年に公開され,実写映画として最高のヒットとなった「国宝」をみて、人間国宝の香り高い芸を間近でご覧になって、感動された方もいらっしゃるではないでしょうか?
ところで、「人間国宝」というのは、正式な呼び名ではないことをご存じですか?
文化財保護法の名前には人間国宝という表記はなく「重要無形文化財保持者」と記されています。
これはちょっと硬い呼び名の認定者を伝える記事の見出しに、ある新聞社が「人間国宝」と書いたことがはじまりとされているのです。
その呼び名が各地で広まり、人間が国宝になるという表現が、たくさんの人の心に共感を覚えた結果でしよう。
日本の宝をこれからもずっと大切にしていきたいものです。




