長傘の 喜 怒 哀 楽
長傘 されど 長傘
バタッ ガシャン ズシャ
合間に、すみません、という声
これは何?
その正体は?! と言うと、
雨の日の電車内の座席近くで、長傘が、車内のあちこちで、床や通路に倒れる音
そして、倒れた長傘の持ち主の声だ
毎回の事なんだから、電車業界を含め、何とか、長傘を、座席に安定させる方法を考えてもらえないだろうか?
私も座ってる前提で、考えてみた
① 電車の座席の下に、バネで、出したり入れたりできる部品を取り付け、その先には、長傘の先が入る程度の輪っかも取り付ける。
座ってる人は、自分の席で、座席の下から部品を引き出し、長傘を輪っかに差し込み、足の間に真っ直ぐに安定させ、結果、長傘は倒れない
② つり革を、上下に移動できる設定にする。座席から、座ったまま、つり革自体に、長傘の持ち手を引っ掛け、そのまま、つり革を顔あたりまで下に引き降ろし、足の間に真っ直ぐに安定させ、結果、長傘は倒れない
③ 長傘自体に、縦に短くできる伸縮機能をつける。折り畳み傘程度に短くなった長傘を、電車の座席の下に、真横に収納して安定させ、結果、長傘は倒れない
自分ながら、なかなか、いい案では?
費用面、技術面、リスク面は、全く考慮できてない案かな?
ただ、雨の日の電車内の座席での、自分でも長傘の取り扱いは、いつも困る。
隣の人の長傘に触れたため、服が濡れてしまい、冷たい思いをした事も多々ある。また、その逆も知らない内にあるかも知れない。
さらに、今は、長傘を手に持ちながら、バッグを膝に支えながら、スマホを使いながら ....である。
これからは、雨の日は、いつも折り畳み傘にしようか? ちゃんと便利な折り畳み傘を持ってるんだからね。
いやあ、でも、やっぱり、長傘がいいかなあ? 折り畳む手間もないし。
さあ、傘をさすぞ、という意気込みを自分自身に感じながら、手首にグッと重みを感じるのも、現実感があって良いしなあ。
そんな事を色々考えてる内に、降車駅に着いた。はーあ、ラッシュから解放された。
ここからは、あんなにブツブツと言いながら、取り扱いに困っていた長傘の出番だ。
駅の改札口を出て、雨空に向かって、長傘を真上にパーンと元気よく開いた!
雨空をぐっと押し上げた気がして、周りの空気も一瞬に変わって、雨の日も、何だか楽しくなった。




