ちょこっとしぇあはうす ーチョコみたいな愛で繋がれた六人の閉ざされた日常へー
最新エピソード掲載日:2026/05/15
「お家に帰らなきゃ……!」
目を覚ますと、知らない「しぇあはうす」にいた記憶喪失の少女、日比谷 栞。
覚えていたのは「両親の帰りを待っていた記憶」だけ。
そこには、五人の住人が住んでいた。
わんぱくな少女。
世話焼きな少年に、天邪鬼な少年。
嫌味ったらしい双子の兄に、隣りにいる感情の少ない妹。
そして、たった一人、唯一「外に出られる」青年。
誰も欠けない。誰も逃げない。誰も目を覚まさない。
チョコみたいに甘くて溶け合う依存の中に、栞は迎え入れられる。
「また忘れたの?」
「だって俺らは特別だから。」
「外なんて知らなくていいんだよ。」
そんな関係に栞は違和感を抱える。
「ここって、私のお家なの?」
頼って、称えて、満たして、怒鳴って、囚われて、あきらめて、壊して。
そんな生活に栞はただ宛もなく「帰る場所」を求めて、家を少しずつ壊していく。
それがどんな真実へと導くかも知らずに。
「私のお家ってどこだったの?」
〈プロローグ〉キャラクター紹介
2026/05/15 22:02