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02

同じクラスの金村のこと、何かと目で追ってしまう

僕の席からだと左斜め前の方向にある長い髪

その長い髪を後ろで束ねている金村を、授業中も気にしてしまう


ときどき、その姿がさえぎられる

そうしようとの意思がそこにあるのかないのか

ともかくクラスメイトたちが金村の姿をさえぎってくる


無粋な行為に、おもしろみのみじんもない光景に

しかたなく、黒板に視線を向けるしかなくなる


「銀のやつ、また金村のこと見てたな」


僕が金村のことを見ているその行為を、まわりは

僕が金村のこと憎いからだって噂してる

そう思うのもしかたないことかもしれない

それくらい無意識にってことか、まったく


そうやってまわりが考えているのとはちがう理由で

僕の金村への思いは、日増しに強くなっていく


まわりのクラスメイトに情報を聞いてみたいけど、聞いてみたところで


―やっぱりライバルのことは気になりますかあ


とかなんとか茶化されるに決まってる


それに、金村にしたって、僕のこと

あんまりよく思ってないんだろう、きっと





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