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続 王都と恋話 3

開幕数行、ちょっぴり残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。


 レイユさんの提案は、かなり思い切りのいいものだった。


 閉じ込められた二人の部屋に現れた司祭服の男が、部屋の様子を見て息を飲んでいる。

 壁に赤黒く酸化した液体が飛び散り、物言わぬ物体が二つ、床に倒れて血だまりに沈んでいた。刺し傷から血が流れ出ているのだ。頭が割れた男の死体に握られた剣が凶器だろう。剣先から血がしたたり、また床へと広がる波紋を作る。女の死体は仰向けに倒れて宙を見たまま固まっていた。あっという間の出来事だったのだろう。苦悶の表情はなかった。

 しん、と誰一人言葉を発しない部屋に踏み入った男は顔を青くして叫んだ。


「死んでいる!? なぜ?」


 慌てふためき、メレンダちゃんとレイユさんの様子を何度も確認した男は、「地下へ、地下に」と呟いて部屋から出て行った。





 話はすこし前に遡る。

 まず、レイユさんはこう言った。


「脱出するだけならば簡単です。わかりますか、メレンダ様」

「ええっと、鍵を開けて出る、ですか?」

「いいえ、違います。我々には尊き精霊様がついています」


 慈愛の笑みを浮かべたレイユさんは、自分の帯剣している剣の束を叩いてみせる。


「一時的に死に至れば、安全な場所で復活します。ですので、一度死にかけましょう」

「あっ、そうですね……死?」

「精霊様の妹様、弟様。自刃は復活可能でしょうか?」


 曇り一つない爽やかな笑み。言うことは限りなく物騒。メレンダちゃんは納得しかけて思考が止まったのか、固まっている。

 私が震えている間に、コルキデは冷静に返答している。


「他害、自害にとわず、ベータが居る限り死にはしないよ」

「素晴らしい! 安全な場所というと、我らの拠点あたりでしょうか」

「そうなるかな。そろそろアルフ兄さんたちが戻ってくるだろうし」

「はい。そういうことならば安心ですね、メレンダ様」

「死……」


 混乱して思考の海にて呟くメレンダちゃん。延々とエコーが聞こえるみたいに頭のうちで呟いているのか、こちらにもその混乱がよく伝わった。同じくその声を聞いているはずのレイユさんは、そんなメレンダちゃんに笑いかけてから、膝を折り曲げて祈る仕草をした。


「いと尊き精霊様。では、さらに厚かましいお願いがございます。お聞き届けくださいますか」

「どうする、イーズィ」


 えっ、そこで私に振るのか。

 尊重してくれるのは嬉しいけれど、と困っていると、お願いしますと真摯な声でレイユさんの祈りの声が届く。


「私は、精霊様に憧れ、この身を精霊教に捧げてきました。精霊様に誠実に忠実であること。それが私の誇りなのです。だからこそ、その精霊様を悪し様に扱う輩を、決して許せぬのです。どうか」

「う、うーん……コルキデ」

「私に断罪の機会をお与えください。必ずや、二度と、決して、誤っても精霊様に害意を抱かぬようにいたしましょう」


 祈る手が、みしみし言っている。怒り。体の一部分だけでも解る深い怒りを持ってレイユさんは滔々と語った。

 いかに精霊様を敬い、尊び、自分の生きる喜びであるか。それを穢された怒りは計り知れないものである。静かに、静かに語っていく。

 私は、なんとか声を絞り出した。


「こ、コルキデ、聞いてあげて」


 レイユさん、まったく表情が変わらない。爽やかな笑顔のまま、はきはきしゃべっている。これは、あれだわ。村長さんの王都への恨みと同等かそれ以上の念を感じるわ。いいのかしらこれ、許可しても。ぞわっときてしまったので、思わずコルキデにパスしてしまった。

 コルキデは私を励ますようにうなずいて、画面に声を掛けた。


「言うだけ言って」

「はっ。我らとよく似た死体を作れますか?」

「生物じゃない人形みたいなものでいいなら」

「やはり、貴方様は万物を司る偉大なお方……! 御言葉を賜れる栄誉を、伏して感謝いたします」

「そういうのはいらない」


 するとドサドサっと鈍い音を立てて、二人とそっくりな人の形の何かが部屋の宙から現れて落ちてきた。

 息を飲んで悲鳴を上げようとしたメレンダちゃんの口を素早く押さえて、レイユさんは輝く笑顔でお礼を言う。すっかり声に出さず器用に会話する術を理解したレイユさんである。


「ありがとうございます! さあ、メレンダ様。工作のお時間です。奴らの心胆を寒からしめましょう」

「……!?」

「あ、あああ、メレンダちゃん」


 私は無力である。過激派信者に捕まったメレンダちゃんに手を伸ばしかけてあわあわしてしまう。


「よろしいですか。策はこうです。奴らは我々を、メレンダ様を利用して兵器のケアをするつもりです。ですので、死体を見せ、まず計画をくじいたと思わせます。死体を見つけたのなら隠すなり魔法で扱うなりするでしょうから。その間に、仲間と合流して攻め入りましょう」

「兵器……」

「この兵器を潰せば、メレンダ様の旅路、ひいては精霊様の御意志にも叶います。貴方様の体調もこのままでは悪くなるばかりでしょう。ご決断を」

「それは……そうですね」


 メレンダちゃんはレイユさんの意見を聞いて、整理したのか、やがて静かに頷いた。

 一方私は、あれ、と気づいた。


「あの、コルキデ? コルキデなら二人を無事に運ぶくらいできるんじゃ」

「出来なくはないけれど……遠隔地の生命体の移動となると、完全な身体と精神の無事は保証しかねるかな」

「えっと、つまり?」

「手足がもげたり精神が錯乱してもいいなら、やるよ」

「いえ、いいわ。ありがとうコルキデ」


 出来ないこともあるらしい。転移って意外と怖いものなのだな、と深く考えないようにして思考を飛ばしておく。私が街に行きたいと頼んだときにもしてもらったことがあるが、また考えると怖くなるので、思い出すのは止めておこう。

 そんな私たちの会話を聞いていたのか、メレンダちゃんは覚悟を決めた顔でうなずいた。口を塞いでいた手を外すと、しっかりと意思のこもった瞳でレイユさんを見た。


「私、私は、頑張ります。頑張ってみせます! たとえ何度も死ぬ目にあっても、どんなに心が磨耗しても、すぐに体も心も癒やされ、無事でした。イーズィちゃんたちの力を信じます!」


 私の力ではない。

 そして改めて聞くと悪魔のごとき力である。


「その意気です。では、痛みを感じぬよう、迅速にいたしましょう。なに、一瞬気が遠くなるだけです」

「……はいっ」


 変わらない笑顔のままレイユさんが剣を抜く。

 そして、一閃。

 即座にメランダちゃんの体が消える。続いて、レイユさんは落ちてきた人形 ――おそらく人形だと私は信じたい―― をさくさく切って床に並べ終えると、鎧で隠れていない部分、自分の頭に向かって剣を突き刺して消えた。


 ゆ、夢に見そう。

 血の気が引いた顔になっていることを自覚しながら、ぎゅっと目をつぶって、溜めた息を吐き出した。




***




 慌てた男を確認した後、ベータちゃんも転移をした。


 先に宿屋に転移した二人を追っていったのだ。

 ベータちゃんは旅の一行に紐付けしているので、メンバーが全員自分から離れすぎていると判断すると付いていく機能があるそうだ。ちなみにすぐに転移しなかったのは、コルキデが命令したからだとか。見届けた方が私もメレンダちゃんたちも安心するからという気遣いだ。おかげでしばらく死体もどきが横たわる薄暗い画面を見る羽目になったが、必要なことだ。我慢、我慢。


「イーズィ、顔色が悪い。横になる?」

「いえ、大丈夫よ。メレンダちゃんたちだって大変だもの。私も手伝ってあげなきゃ」

「……無理は駄目だよ」

「ええ、ありがとう」


 なおも心配そうに見られる。確かにショッキングな場面を見てしまったので、気持ちも悪い。だが、早く二人の無事を知りたいのも事実だ。


 映像が変わる。

 明るい日が差し込む、ベッドのある部屋。

 宿屋、おそらく今日メレンダちゃんと連絡が繋がったときに居た部屋だろう。そこには驚いて慌てふためくアルフ兄ちゃんと宥めるジョジー叔母様にサンマクさんがいた。メレンダちゃんとレイユさんはと探すと、メレンダちゃんはベッドに倒れていた。だからアルフ兄ちゃんはひどく慌てているのだろう。

 しばらくすると、部屋のドアが開いて血塗れのレイユさんが現れた。さらに場は混乱している。


「レイユ!? その格好は」

「ああ、ちょっとな。メレンダ様はご無事か?」

「そうだ、メレンダ。メレンダがいないと思ったら部屋に急に現れて、眠ってはいるが」

「そうか」


 メレンダちゃんは、ひとまずは無事なのを見て、ほっとする。

 やっぱりメレンダちゃんもショッキングだったのだろうか。気を失って倒れてしまったのかも。あんなにばっさり切られたら、私だって驚いて失神してしまう。それにあの部屋で弱っていたせいもあるのかもしれない。

 メレンダちゃんの眠るベッドを見ているうちに、アルフ兄ちゃんがレイユさんに詰め寄っていた。


「レイユ、一体何があったんだ。やっぱり教会で何かあったんだな?」

「説明をしよう。すまないがサンマク殿、貴殿に見張りをお願いしたい。一番の適役でしょう」

「そりゃあかまわねえけど。あとでワケを俺にも話せよ」


 サンマクさんはレイユさんに頼まれると、のしのしとドアの向こうへと歩いて言った。パタン、とドアが閉じると、ジョジー叔母様が口を開いた。


「あら、アタシはいいの?」

「ジョジー様にはメレンダ様のそばに。男よりも女性が近くにいたほうが安心されるでしょう。しかし耳は傾けてください」

「そ。わかったわ」

「レイユ」


 焦れたように兄ちゃんが名前を呼ぶ。叔母様が眠っているメレンダちゃんのベッドに腰掛けたのを確認して、説明をはじめた。

 内容はそのまま、先ほど教会に呼び出されてからの今に至るまでのことだ。兄ちゃんは顔を険しくして手を握りしめていた。





 そして少しの時間をおいて、レイユさんの説明が終わると、アルフ兄ちゃんはうつむいたまま声を絞り出した。


「そうか……そうか」


 言いたい言葉を噛み殺して、なおも漏れ出た言葉。そんな感じの、凄まじい感情をまぜこぜになったかのような。

 咄嗟に握っている手に力が入る。


「アルフ兄ちゃん、怒ってる?」

「兄さん、すごく怒っているね」


 互いにこそこそ言いながら、画面を注視する。これほどまでに怒った兄貴分の姿は見たことがない。いつも気の良い兄ちゃんで、心の広い優しい兄ちゃんだったのに。コルキデも珍しく呆気にとられて驚いている。


「それで? アタシたちはこれからそれの対処に行けばいいわけね?」

「ええ。まず教会地下に潜む兵器……というより化け物の様相でしたが、それの排除をしようかと。城下に広まってはいけないでしょうし。続いて王城の装置もすみやかに破壊したいですね。精霊様の苦しみを一刻も早く無くさねばなりません。いかがです、ジョジー様」

「そうねぇ。王城ってその、精霊様の力を吸い取る装置ってのがあるんでしょ? メレンダつれてはいけないんじゃない?」


 叔母様の指摘に、はじかれるように兄ちゃんが口を挟む。


「っ、メレンダは」

「何よ」

「あの、メレンダは安全な場所に、居て待っていてもらうというのは」

「どちらも精霊様の御力とやらが眠っていると思われるし……メレンダ様にも来ていただかねばならないだろう」

「だが、確証は! 恐ろしい思いをしたはずの場所に行かせるのは」

「じゃあどうしろっつーのよ」

「だから、俺は、メレンダには安全な場所に居て、待っていてほしくて」


 言葉尻を弱くして言った兄ちゃんを、叔母様はきょとんと見て、それから眠るメレンダちゃんを見て、もう一度うつむく兄ちゃんの方向を見た。

 そして、何かピンときたらしく口元に手を当てて「ホホホ」と唇をつり上げて笑った。


「あっら~、は~ん? へえ~? そうねえ」

「ジョジー様、はしたないですよ。人の恋路は口出しせぬものがマナーです」

「レイユ、お黙り」

「いや、そういうわけでは! ただ、メレンダの体調も不安だから!」


 からかい始めた叔母様に、緊張がほぐされた。怒り心頭だった兄ちゃんも、たじろいでいる。そして恋の話題だわ、とこんな状況下だけど、ちょっとわくわくしてしまった。


「はいはいはいはい。素直になんなさいな、アンタの兄弟分見習えば?」

「いや、あいつらは……あ、そうか。イーズィ! コルキデはいるか!」


 呼びかけられた。

 先ほどのレイユさんの説明で私たちが協力したということを聞いているので、今も居ると思ったのだろう。

 コルキデと顔を見合わせる。


「呼ばれたわ、コルキデ」


 指させば、コルキデは目を数度瞬かせて、こくりと頷く。


「いるよ」

「よかった。応えてくれて、ありがとう。なあ、コルキデ頼みがあるんだ」

「なに」


 今日はみんなに頼られている日のようだ。あとで一杯褒めたり甘やかして上げよう。コルキデにもお願いしますって言われたし。


「メレンダがしている歪みの調整なんだが、どうにかできないか」

「どうにかって」

「浄化というか、あー……お前風に言うならバランスの調整というか、そういう感じのことだ」


 コルキデは黙って聞いている。何か考えているようだ。


「お前に頼りすぎるのは良くないと、わかっている。これは俺たちがやるべきことだ。だが、今回は、今回だけは、早くメレンダをこの王都から出してやりたい。害をさらす場所には置いておけないんだ。お前も想像してみたらわかってくれるだろうか」

「うん」

「こういうことを言うのは、気が進まないが……コルキデ、この間お前から相談を受けた白の」


 そこまで兄ちゃんが言うなり、コルキデは握った手を離して立ち上がると両手を机に打ち付けた。驚くべき早さだ。


「やる」

「あ、ああ。悪かった。その、お前はよく頑張っていると思う」

「いい。黙ってて、兄さん」

「あの、コルキデ? 白って」


 私が聞けば、コルキデの体が一瞬ピョンっと跳ねる。しばらく沈黙してから、こちらを向いた顔には虚無の表情が貼り付けられていた。何。何があったというの。


「イーズィ。僕の嫁。大丈夫、何もないよ」

「ああ、大丈夫だイーズィ。男同士の相談をしていて、その礼に取引したんだ」

「そう。そういうことだから」


 アルフ兄ちゃんとコルキデのタッグで圧がかかる。本当に何があったのだろう。

 男同士の約束とは一体。しかし、かくいう私も女子トークといってコルキデに席を外してもらったことがあるので、しつこく聞けない。


「……いいよ。徹底的に、すればいいんだね」


 なんだかコルキデが自棄になっている気がする。疑問に思いながらも、画面を見れば、アルフ兄ちゃんは本当にすまないと両手を合わせていた。


「ああ。王都での助けだけでいい。ただ、破壊の限りは、やめてくれ」

「しないよ」


 呆れた風に言うコルキデはげんなりしている。

 ただ私にわかるのは、コルキデがやっぱりなんとかしてくれるのだろうなあということだけだ。

 私にも何か手伝えればいいのだけれど。うーん、と考えても浮かばない。仕方ない。せめて助力したいという意思を伝えることだけはしておこう。


「ねえ、コルキデ。私、手伝えるならなんでもするわ。遠慮なく言ってね」

「なんでも」

「ええ。女に二言はないわ!」

「……なんでも?」

「そうよ」


 あら。この会話なんだか既視感がある。ふと懐かしさが頭によぎったが、兄ちゃんたちの恋も王都での悪いことも早く終わらせることができるなら、と続けることにした。

 立ち上がって、コルキデの手を両手で握ってじっと顔を見つめる。整った顔立ちの目が驚きに丸くなり、戸惑うように口はぽかんと開いている。


「なんでもするわ。だって、ひどいことをしようとしている人でしょう? もし悪いことをするなら、私たちの村も危険だわ」


 そうだ。言いながらうなずく。

 あの教会で話していたいかにもな悪人の男たちは、兵器と言っていたのだ。ならば、その兵器の向く矛先が他の地へ向かうなんて想像に容易いことじゃないだろうか。それに、大公領のことも、ひょっとしてあの人たちが関わっていたのかもしれない。すでに他の土地にも魔の手が伸びているのかも。

 お願いの気持ちを込めて、握った手を引き寄せて見上げる。


「なん、でも」


 噛みしめるようにコルキデが呟く。

 視線が落ち着かなく彷徨ったかと思うと、目を伏せられた。そしておもむろに今度は逆に私の手を両手で包み込んだ。


「本当に?」


 かすれた声。声変わりが始まって、より大人に近づいたからか、なんだかとても艶めいて聞こえる。

 さす、と手の甲を羽根で触るみたいに撫でられた。すこしこそばゆい。


「イーズィ、僕は」

「コルキデ?」


 熱っぽい吐息が近づく。


 ん? あら? なんで?


 疑問符が頭を駆け巡る。潤んだ瞳は榛色から怪しい色を放って黄金に輝いている。そのまま、視線に吸い込まれそうになって。




「待て! 待て待て待て! コルキデ、何をしようとしている!? 落ち着け! お前は我慢が出来る子だ、抑えなさい! イーズィも、流されるんじゃないぞ!」


 兄ちゃんの声にはっ、と我に返った。ピタリとコルキデの動きも止まる。


「えっ、あっ、うん。なんで!? えっ、今」


 慌てながら声を出せば、緊張していたのか体から力が抜けた。コルキデはまだ近い距離のまま不機嫌そうに眉をひそめていた。

 ぱち、と目が合えば、そのまま軽く口にキスされた。


「兄さん、間が悪い。うるさい」

「いや、お前、そう言うってことは、止めないと危なかっただろう」

「べつに」


 ふてくされた口調だ。

 慌てる兄ちゃんが画面に見える。その後ろでは、生暖かい目をした叔母様とキラキラした目のレイユさんがいる。やめて、レイユさんやめて。精霊様の妹様と弟様が仲良くすると、新たな精霊様が生まれるのでは? と言うのやめて。


「そ、そんなことより。コルキデ、早く助けなきゃ」

「そんなこと……うん。僕の嫁がそう言うなら」


 一つ大きく息をついてコルキデは私の方を見た。

 そしてこんなことを言った。


「せっかくだから、イーズィ、頭を貸して」



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