空、キレイだな
「せんぱーい!!おはようです!!」
「ん、ああ、おはよう。あま…じゃなかった空」
「先輩!今日一緒に昼ご飯食べませんか?」
「ん?ああ良いけど…」
「ヤッター!!じゃ、また後でです!!」
可愛いなー
やっぱり、美女3はスゲーは花村といい天城といいあれ?後一人誰だっけ?後で野尻に聞こう
「西山君♪おはよー!!」
「ああ、おはよう。」
「!!」
「何ビックリしてんだよ?」
「西山君が嫌がらなくなったので、ビックリしちゃいました!!私の事、好きになっちゃいましたか!?グヘヘヘヘ」
「好きにならねーよ!!てか、キモいわ!!」
「キモイとか言わないでくださいよー。私、可愛いじゃないですかー?」
「まぁー、確かに何もしないで静かにしてれば可愛いけどな。」
「えっ!?かわ……バイバイ西山君またね!!」
ん?何で逃げんだ?あんなに顔赤くして風邪か?
キーンコーンカーンコーン
昼の時間か、あ、そういや空と食べる約束だったな
「先輩!!来ました!!一緒にご飯食べましょ?」
「おう。」
あれ?この状況ヤバくね?また、花村の時みたいに
「はぁ!?何あいつ…花村さんの次は天城かよ」
「てか、あいつウザくね?」
ヒソヒソ
や、ヤベー!!またやっちまった!!そうだよ、こいつも美女3なんだ!!色々言われるのは当たり前だよな…
「空、違うところで食べね?」
「そうですね、ここ人が一杯いますしね!!」
俺達は、とりあえず屋上に来た。
「んー!!気持ちいい!!いい天気ですね!!先輩」
「そうだな。空がキレイだ」
「ふぇっ!?」
「ん?どした?空……あっ!!やっ、べ、別にそのさっきのはお前がじゃなくてその上にあるお空がおキレイだなーとお思いましてですね!!」
「そんなに、必死に言わないで下さい!!気づつきます!!フン!!」
「ごめんって、一緒に食べようぜ?」
なんとか、空が一緒にご飯を食べてくれた
「ふぁ~、なんか眠くなってきちゃいました…」
「そーだな」
コテン
「スースー」
「え?おい、空?空さーん?」
「スースー…ん」
寝ちゃったみたいだ…
膝枕してるのか、俺、どっちかっていったらして欲しいんだがな…
って俺は、何を考えてるんだ!!
「可愛いな…」
俺は、頭を撫でた空の頭は凄くサラサラだった
「西山君、どこに行ったのかなー?あっ、西山…君」
西山君…私以外の子と仲良くして欲しくないんだけどなー、何、膝枕とかしてんの!!何、頭とか撫でてるのよ!!馬鹿!!あれ?私、なんでこんなにムカムカしてるの?別に私は西山君の顔だけが好きなだけなんだから…
キーンコーンカーンコーン
「あっ、ヤベ!!おい、起きろ!!空!授業始まるぞ!!」
「んー、ハッ!!ご、ごめんなさいです!!先輩!」
「お前、俺以外にあんなことすんなよ?」
「へ?先輩以外にはしませんよ?」
「なら、良かった。この学校の男達にあんなことしたらお前が大変なことに巻き込まれそうだからな」
「はい!!わかりました。心配してくれてうれしいです!!」
「空、可愛いんだから気をつけろよ?」
「えっ!?は、はひ!!気をつけまふ!!では!!」
あっ、ヤベ!!俺も急がねーと!!