遊園地1
「あっ、私!!ジェットコースター乗りたいです!!行きましょ♪西山先輩♪」
「おお!!いいな!!ジェットコースター!!」
「えっ!?俺…無理ジェットコースター…にっしー…」
「そんな泣きそうな顔すんなよ!!野尻!!あっ、じゃあ俺と乗ろうぜ!!な?」
「う…」
ギロリ
次、そんな事したらブッ殺ですからね
ニコニコ
「どした?野尻?無理だったら休むか?」
「えっ!?やっ、うん!!大丈夫!!」
「じゃあ、私ひ花村先輩とですね♪よろしくお願いします♪せんぱーい♪」
ニコニコ
ブス…
「花村先輩、そんなにブスブスしてるとブサイクになっちゃいますよー(笑)」
「うるさいわね!!誰のせいでこんなに機嫌悪いと思ってるの!!」
「うわーん。西山先輩、野尻先輩。花村先輩が怒った怖いよーグスン」
「花村、空は後輩なんだから優しくしてやれよ。」
「西山君の馬鹿…」
「何名ですかー?」
「4人です。」
「では、1番と2番にお並び下さい。」
「にっしー!!怖いよー!!」
「大丈夫だって!!」
「シートベルトをおしめください。」
「に、にっしー?この、ジェットコースター絶対大丈夫じゃないよ!!シートベルトが頑丈すぎるよ!!」
「安心しろ野尻。パット見怖そうだが大丈夫だって」
ガタン
ガタガタガタ
ガタン
「あっ、ごめん。野尻…」
「ん?」
「これ、ヤバイヤツだわ…」
「にっしーの馬鹿ー!!」
「ギャー!!助けて死ぬ死ぬ死ぬー!!うぉー!!」
「野尻ー!!生きるんだー!!死にゅな…イテ…舌噛んだ!!」
「先輩方何をやってるんですか?死なないですよー!楽しいじゃないですかー!!キャー!!」
「何で、皆いるのよ…いなければ今頃西山君とラブラブだったのに…ブツブツブツ…」
ガタン
ガガガガガ
「荷物を忘れぬよう注意して下さい。」
「にっしー。ごわがっだよー!!」
「わ、悪かった。野尻…」
「えー!!楽しかったじゃないですかー!!」
「………」
「てゆーか、花村先輩怖かったですよー。ブツブツなんか言っててー」
「フン…」
「あっ、ちょっと休憩がてらゆったりしたの乗らない?ちょっと、ジェットコースターで疲れた」
「あっ!!じゃあ、あれが乗りたいです!!」