八千代さんは、メシウマ女だってバレたくない! 第3話
老婆「八千代はん・・・・八千代はん・・・・」
老婆「あんたなんや?この煮物の味は?気が抜けてよー食えんになっとるやないか!!!」
八千代「ごめんなさい!!!ばぁちゃん!!!」
老婆「ったく・・・・こんなんで菊水の跡取り出来る思うてるんか?」
・・・・
八千代「わ!!!!何だ夢か・・・・またばぁちゃんの夢だ。」
時計を見ると朝の5時半。
八千代「もう死んで5年経つのに、本当に何度も見るよね。」
八千代キッチンに向かいご飯を炊く、そして昨日の残りの総菜を詰めて弁当を作る。
八千代「・・・・もう習慣になっちゃってるな。って銀ちゃん今日給食だったっけ?」
父「・・・・むにゃむにゃ」
八千代「父さん寝ぐせひどいよ」
父「ふわぁぁぁ!!!!!」
八千代「そこにワイシャツ干してあるからアイロンは自分でやってね」
父「ふい」
八千代「何その気の抜けた返事」
父「じゃ父さん、いくから・・・・」
八千代「朝はもういいの?」
父ご飯だけよそい、卵を取り出し卵かけご飯だけ食べる
八千代「あと昨日作ったサンドイッチあるからそれも車の中ででも食べてよ」
父「ういうい」
八千代「ったく・・・どっちが親何だか・・・・父さん弁当持って行ったか・・・・てもう7時半じゃん!!!銀ちゃーん!!!!!」
銀次郎「・・・・・・・ZZZZZ」
八千代「ったくいつになったら自分で起きるようになるんだか・・・・お姉ちゃんもう行くよ!!!!ご飯テーブルにあるから勝手に食べてよ!!!」
銀次郎「・・・・うっわ!!!やっべ!!!あと30分しかねぇ!!!!」
八千代「もう行くからね!!!遅刻してもお姉ちゃんのせいにしないでよ!!!」
銀次郎「おう!!!マッハで食っていく!!!!」
八千代家を出て駅に向かう、八千代、電車に座り、落ち着く。そして寝る
一方大学にすぐ近くのみなみの部屋 午前7時半
宏太「・・・・・・そろそろ帰るわ・・・・・」
みなみ「あんたって、本当に結婚してんのに舐めてるよね。朝帰りとか。」
宏太「別にバレたらバレたでいいし。もう隠す気もねー」
みなみ「それで、その女と別れるって話本当に信じてよいの?」
宏太「ま、こんな生活してるし、夫婦生活も破綻してるし、もうすぐだよ。」
みなみ「もうすぐか・・・・・そのもうすぐが遠いよね。本当に」
宏太「別に俺はお前に固執してる訳じゃないんだし、俺はお前じゃなくても良いんだぜ?」
みなみ「そう言う事言われると女の子冷めるって知らない?」
宏太「女はみんな口ではそう言うけど、でも結局は俺と一緒に居たいっていうんだよな。」
みなみ「私ってあんたの何番目?」
宏太「いまんとこ1番に決まってんじゃん」
みなみ「今んとこか・・・」
宏太「・・・・・俺を最低な奴だと思ってるんだろ?でも俺の事好きなんだろ?」
みなみ「何か良く分かんなくなってきちゃった・・・・」
宏太「そのラインのアイコン、学校の?」
みなみ「そう。特にこの子可愛いでしょ?」
宏太は八千代を見て興味津々
宏太「へぇぇぇ・・・・この子ってアポ取れるか?ちょっと会ってみたい」
みなみ「本当にあんたって最低だよね。さっき一番とか言っておきながら」 宏太「その最低男が好きなのがお前じゃん?」
みなみ「・・・・・・でもこの子付き合うとか考えてないよ多分」
宏太「みんなそう言うんだけど、結局俺の事好きでしょうがなくなるんだよな」
みなみ「本当に最低な男・・・・」
大学の一限
みなみ「八千代って大学の一限毎回来るし本当にまじめだよね」
八千代「一限に入れないと何か自分がサボっちゃいそうだから」
みなみ「八千代。ちょっと相談イイ?」
八千代「なになに?また何か病んだ話?」
みなみ「ま、そんなとこ・・・・・」 授業終了後場所移す
みなみ「知ってると思うけど、私彼氏いるんだ」
八千代「なんかけっこう年上の人でしょ?」
みなみ「うん。29歳警察官。でも不倫なんだ」 八千代顔がゲッとなる
八千代「え????」
みなみ「ドン引きした?」
八千代「・・・・・いや、そう言うのに偏見とか持っちゃいけないっては思ってるけど、でも私は受け入れられないかな」
みなみ「もう本当に最低な奴だよ」
八千代「どういう風に?」
みなみ「私、あいつの何番目か分かんないって感じ」
八千代「だったら別れたら良いじゃん・・・・ってそんな簡単な事なら相談なんかしてないか」
みなみ「でもどうしても好きになっちゃうの」
八千代「本当に分かんない」
みなみ「たまたまラインのアイコン見られたら、八千代に会いたいってあいつ言ってた」
八千代「え????不倫してる人とかガチで無理なんだけど」
みなみ「そう言うけど、落とす自信あるって感じだった」
八千代「落とすとかそう言う発想してる人自体無理」
みなみ「八千代ってそういう事潔癖だよね。私それに比べたらめっちゃ汚れてるね」
八千代「そんな事無いよ。みなみにそんな男勿体ないって」
みなみ「今日6限ないでしょ?ちょっと一人でいると壊れちゃいそうだから家来てくれる?」
八千代「ああ・・・うん」(銀ちゃんと父さんに少し遅くなるっていっとこ。でもめんどくさいな)
そして3時過ぎにみなみの部屋に行く八千代
みなみの部屋に入るなり、
八千代「・・・・・みなみ、ごめん。掃除してよい?」
みなみ「汚くてごめんね。私こういう女なの」
八千代「(想像はしてたけど思ったよりかなり汚いな・・・・って家事はまぁしてないよね)・・・冷蔵庫の中何も入ってないじゃん」
みなみ「アイスとか飲み物とか入れてるだけだよ。私料理しないし」
八千代「ま・・・・・こんなキッチンスぺ-スじゃ何もできないよね。そもそも」
みなみ「適当にくうろいでて」
八千代「友達だから言っちゃうけど、片付けないと私くつろぐの無理」
みなみ「そうはっきり言うあんただから好きなんだよね」
たまたま非番の宏太が来る 「みなみいるじゃん?」
みなみ「宏太?????」
宏太「あれ?その子lineのアイコンの子じゃん!!!!みなみの彼氏の宏太です!」
八千代「・・・・・初めまして。(こいつか・・・・・もっとカッコ良いとか思ってたけど、そんなでもないし、本当に何がいいんだろ)」
宏太「てか部屋めっちゃキレイになってるじゃん」
みなみ「ちょっと今日は帰って」
宏太「なになに?今日は機嫌悪いじゃん」
みなみ「帰ってって言ってんの」
宏太「みなみさぁ・・・・・ちょっと始めない?」 宏太、みなみの胸を揉みだす
みなみ「ちょっと!!!!何考えてんの!八千代見てるじゃん!!!!バカじゃない!!!!」
宏太「いいじゃん。八千代ちゃんって言ったっけ?こう言うの慣れてない?」
八千代、慌てるでもなくゴキブリを見るような目で宏太を見る みなみ、段々無抵抗になる
宏太「八千代ちゃん、きみはじめて?君も始めちゃう?ここで。」
八千代「みなみ、ちょっと学校に忘れ物してたよね?行くよ」八千代がみなみの手を引っ張る
みなみ「え???」
八千代「すみません。ちょっと明日提出の課題みなみ忘れたみたいで学校戻りますね~」
みなみ「八千代!!!!ちょっと!!!」
外に出る八千代とみなみ
みなみ「課題なんてあったっけ?」
八千代ボロボロ泣き出す
みなみ「え???」
八千代「何あれ!!!あんた馬鹿じゃないの!!!!あんな男何で受け入れてんのさ!!!」
みなみ「八千代???」
八千代「別れてよ。」
みなみ「ちょっと・・・・それあんたに命令される事じゃないんだけど」
八千代「別れてくれなかったら私一生あんたと口きかない」
みなみ「八千代・・・・・」
八千代「ああいう雑に女扱える男が素敵だとか思っちゃってるんだよね?」
みなみ「・・・・・・(涙があふえてくる」
八千代「みなみ、あの男見て分かった。あんたああいう他の女にモテる男が好きなだけで、本当はそのモテる男を奪う事で自尊心満たしてるだけなんだよ」
みなみ「・・・・・・ひっ・・・えぐっ・・・・・八千代ごめん」
八千代「あの男にもう合わないって誓える?」
みなみ「・・・・・・会いたいって言われたらでも自信ない・・・・」(子供のように泣きじゃくる)
八千代「今すぐlineブロックして!!!私の目の前で!!!!」
みなみ「・・・・分かった」
八千代「あの男に会いたくなったら私、あんたんとこ行くから!!!!」
みなみ「・・・・・・八千代、私がこんな奴でごめん・・・・」
八千代「・・・・・本当に最低だよ。でも私が見捨てたらあんた誰も味方いなくなるじゃん。」
みなみ八千代に抱き着く「わぁぁぁ!!!!」
家路につく 八千代「あの男もういないね」
みなみ「多分、明日仕事だから家に帰ったと思う」
八千代「・・・・結局自分の都合しか考えてないんだね。ちょっと鍵かけて。」
みなみ「うん。で、さっきスーパーで買ってたのは?」
八千代「こんなキッチンスペースじゃ包丁も触れないし、でもちょっと食べた方が良いでしょ?」
みなみ「八千代何か作れるの?」
八千代「手抜き料理のスペシャリストだから。私」 サッポロ一番の袋ラーメン出して、そして飼ってきたカレー粉を溶かして、片栗粉でとろみをつけて、ネギや刻んだ野菜投入する
八千代「八千代さん特性、サッポロ一番塩ラーメン勝手にアレンジ!!!」
みなみ「八千代・・・・これ美味しいよ」
八千代「めっちゃくちゃ簡単でしょ?」
みなみ「うん・・・・・」
八千代「みなみ、また泣いてる」
みなみ「ははは。メンヘラって本当にめんどいよね」
八千代「・・・・じゃ、今日はこれくらいにしてって!!!!げ!!!もうこんな時間!!!!あぁ・・・・銀ちゃんから怒りのラインが・・・・」 み
なみ「ありがと。本当に」
八千代「はいはい!!!ごめんね!!!じゃ私はこれで」
みなみ「八千代・・・・本当にありがと」




