竜級令嬢の魔法練習2
リリーはその日のうちにヴァーニャを訪れるのでした。
「ヴァーニャおじいさん!私に魔法を教えて頂戴!」
「私はお嬢様と王竜様に病を治していただいた大恩が御座います。喜んでお教えいたしましょう。」
ヴァーニャは基礎といってまず簡単な魔力制御の練習を教えました。
「いいですか今日教えた練習を毎日こなして魔力を制御することに慣れなければ魔法は使えませんキッチリ毎日やるのですよ」
「えーこんなの飽きちゃうよ」
それもそのはず教えられたのは簡単に言うと瞑想です。子供にはいささかハードルがあります。
「ボーグを見返してやりたいのでしょう?でしたらちゃんと練習してください。コレが出来ずに魔法を使えば大変なことになりますよ。」
そう言われ日が暮れそうになってしまったのでむすっとしながら家へ帰るのでした。
帰って早速瞑想の練習を始めます。体内のポカポカした力、魔力を感じ取り体内の隅々まで行き渡らせたり一か所に集めたりするのです。最初のうちは中々掴み辛く制御も難しかったのですが天才肌のリリーはすぐに慣れてしまい、気が付けば体外に放出して光の玉を作り出したりして遊んでいます。これはれっきとした魔法なのですが、見張っていたヴィーナはこのくらいまでヴァーニャに教わったと勘違いして特に止めたりすることはなかったのでした。
翌日ヴァーニャの前で光の玉を披露するとこっぴどく叱られてしまいました。ヴァーニャは渋々といった調子で本格的に魔法を教えはじめるのでした。
「よいですか?まずはお嬢様に火水土風の基本属性の練習をしていただきます。」
「えー、空飛ぶのに風は分かるけどなんで他の属性も練習するのー?」
「ボーグを見返してやりたいのならまずは火属性も練習して彼より先にブレスを撃てるようになってしまいましょう、水は使えると喉が渇いた時に便利ですし暑い時に氷を作って涼しくしたり出来ます。土は一見すると地味ですがお嬢様が魔法の練習で失敗してもお洋服に付いた泥を綺麗にはがせるのでヴィーナに怒られなくなります。」
「うーん、そう考えると全部大事だね!特に遊んでる時よく泥んこになるから土は大事だね。」
リリーはヴァーニャに教わりながら各属性を普通の人間では有り得ないスピードで習得していきます。日が暮れる頃には巨大な火球を作り出し、自身の周りに氷の領域を作り出し涼しくなれるようになり、服に付いた土を綺麗に剥がし、金属すら切断してしまう程の風の刃を出せるようになったのでした。
高評価・ブックマーク身に余る光栄ぇぇぇぇぇぇイ!!!
次話も是非ぃぃぃぃぃヨロシク!!




