竜級令嬢のルームメイト
寮で待っていた寮母さんはおばさんではなく眼鏡をした若くて線の細い女性だった。
「ギルドカード確認しました。お二人で入れる部屋は3階の304号室ですね。既に二人組の冒険者が部屋を使われているので仲良くおねがいします。」
「ありがとうなのです!」
二人は階段を上がり304号室へ向かう。
(あ、リリーちゃん今日受け取ったお金は8割くらいは次元収納に入れといてね残りの二割はシルヴァちゃんと半分ずつ持とう)
(わかった!)
階段の途中でお金の整理を終えるとすぐに二人、いや四人の部屋だ。
(ちゃんとノックして入るんだよ)
コンコンと気持ちい音でリリーは扉を叩く。
「どうぞ~」
扉を開けると中には18くらいの二人の少女がいた。茶髪の少女は前衛らしく剣の手入れをしている。金髪の少女は弓使いらしく矢を矢筒へ収納していた。
「あれ?相部屋の人?私はミシアよ。私たちは右のベッドの上下と部屋の右半分使ってるから貴方たちは左側ね」
「わたしはミシアと組んでる弓使いのサナだよ~相部屋よろしくね~」
「よろしくなのです!私はシルヴァ!そしてリリーお姉さまなのです!」
「よ、よろしく」
「リリーさんは魔法使いでシルヴァさんは・・・拳闘士?」
「シルヴァは拳で戦えないことは無いのですがメインは魔法なのです!」
「魔法使い二人組って珍しいね~」
「二人とも魔法使いならアレねGからFに上がる時は声をかけて頂戴。私達Dランクだから相部屋のよしみで力を貸してあげるわ」
「昇格する時に後衛もお構いなしに最低限の近接戦闘能力があるか試験があるんだよ~私も大変だっんだよ~」
「貴方は弓を持ってる時以外おっとりしすぎなのよ。」
「シルヴァちゃん上と下どっちのベッドがいい?」
「上なのです!」
そうしてリリー達は先輩二人に冒険者の心得や生き残る術を少し話して床に就くのだった。
翌朝リリーが目覚めるとミシアとサナはすでに起きていた。シルヴァは子犬の様に丸くなって寝ている。
「ミシアどこか行くの?」
「今日はミシアの当番だから私の分も下の出張販売でパンを買ってきてくれるんだよ~。リリーちゃんもシルヴァちゃんの分買ってきてあげたら~?」
「パン!行ってくる!」
下に行くと三角巾を付けたおばさんがパンを売っていた。
「はーい森の窯だよー!買いたい人は並びなさいねー1パンつ銭貨4枚2つでお得に銭貨7枚だよ!」
パンを買った人は次々自室へ戻っていきそう時間はかからずにリリーの番が来た。
「はい!パン2つで銭貨7枚ね。まいどー!」
部屋に戻ると二人はすでにパンを食べており、パンの匂いにつられてかシルヴァもおきていた。
「お姉さま!ありがとうなのです!明日はシルヴァがきちんと起きて買ってくるのです!」
リリー達がパンを食べ終わると声を掛けられる。
「貴方たちも朝から依頼受けに行くでしょ?折角だから一緒に行きましょ」
「うん!」
そうして二人の冒険者生活2日目が幕をあける。
璃々(ヤバッ歴史書読み漁ってたら私今回出番ないじゃん!まぁ今回は何もトラブルが起きてないって事でいいでしょ!)
高評価・ブックマーク身に余る光栄ぇぇぇぇぇぇイ!!!
次話も是非ぃぃぃぃぃヨロシク!!




